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受験勉強中に好きな人が出来た場合、恋を進めていいの?


受験勉強中に好きな人が出来た場合、恋を進めていいの?

学生さんは恋に勉強に忙しい!

その中でも特に大変なのが、受験生なのに、片思いの人ができてしまった場合です。

「勉強もしなくちゃいけないのに、どうしたらいいの~!?」

「悲しいけど、タイミングが悪すぎる……この恋、諦めるしかないの?」

そんな風に不安に思っているのなら、ぜひ続きをお読みください。

「受験生だから恋愛はしない」は、人間の基本的な欲求に反するもの

結論から言いますと、受験生なのに好きな人ができてしまった場合、その恋は……進めてしまって構いません!

「えー!? 本当に良いの!?」

と思った人も多そうですが、続きをお読みになればきっと納得できるはず。

以下は、清水義範の『学問ノススメ〈挫折編〉』という小説からの引用です。(※学問ノススメは挫折編→奮闘編→自立編と三巻構成となっています。)

主人公である浪人生の淳一は、入試を控えているにもかかわらず、ある女性に恋をしてしまって困っています。そんな時に、予備校のクラスメートである大道寺(オネエ言葉の男性)と会話し、アドバイスを受けているシーンです。

「じゃあ浪人は一年間眠らないで勉強だけしていられるの。食事をとるのもやめるの。トイレにも行かないの。そういうことじゃないわけでしょう」
「そりゃそうさ」
「そうよね。浪人だって、まず人間として生きていくってことはしなくちゃいけないわけでしょう。人間を離れて、浪人っていう抽象概念になっちゃってるわけじゃないんだから」なんか、追力あった。
「そして、人間が恋をするってことは、そういう、生物としての基本のいとなみなんじゃない。今、ひまだから恋でもしようって始められるものじゃないわけでしょう」

主人公の淳一は受験生とは言っても浪人生ですけど、現役受験生であってもまったく同じことです。

受験生にとって、確かに勉強をすることはとても大事です。

しかし、受験生だからといって、食事をとる・お手洗いに行くなどの生理的な欲求を我慢するなんてありえません。というか、たとえば「受験生だからご飯食べない」って無理ですよね? 生きてるんですから。

恋愛もそれと同じなのです。

少し変な言い方ですけど、恋愛も食欲と同じで、自分ではコントロールができない部分があります。

「受験生だから恋愛はしない」は、人間の基本的な欲求に反するもの。たとえ「受験生だから、恋愛は控えよう」と決めていたところで、本当に好きな人ができたら、いつの間にかその人のことを考えてしまうのも、当然のことだと思います。

ですから、受験生でも好きな人ができたら恋を進めてしまって構わないのです、

それが本来的な、人間の姿なのですから。

それに、よほど気が多い人でない限り、「好きな人」という存在はなかなかできにくいものですよね。

好きな人ができたことだけでも奇跡的なのですから、受験生だからということに関わらず、その恋をぜひ大切にしてほしいのです。

受験勉強中に片思いの恋を進める上で、気をつけたいこと

しかし、もしも片思いの相手が「恋愛をしたい気分じゃない」などの場合は、アプローチにも気を遣う必要があります。相手も受験生だと言う時には、なおさらでしょう。

「俺は受験勉強で大変なのに、脳天気にLINE送ってきやがって……」

なんて反感を買ってしまっては、マイナスの印象を与えてしまって元も子もありません。

ですから、受験勉強中の恋愛では以下のことを心がけましょう。

長期戦の片思いを覚悟する

相手の恋愛や受験に対するスタンスがわからないのなら、長期戦の片思いを覚悟しましょう。

受験勉強中に付き合えるように考えるのではなく、受験後に晴れて両思いになれるように長い目で見ましょう。

相手も受験生の場合、相手が勉強を優先したとしても気にしないようにする

相手も受験生の場合、もしもLINEやメールの返事がなく、どうやら受験勉強を優先している様子だとしても、あまり気にしないようにしましょう。

男性の場合特に、同時に2つ以上のことに集中するのが苦手だと言われていますから、必ずしもあなたが嫌われているというわけではありません。

相手もまんざらでもなさそうな場合は、積極的に勉強会などのデートに誘おう

あなたのアプローチに対して相手もまんざらでもなさそうなら、積極的にデートに誘いましょう。

いくら受験生でも、息抜きや休むことは大切です。

もしも、「受験生なのにデートなんてしていいのかな」と罪悪感があるのなら、「一緒に勉強会」「図書館デート」など、勉強にも役立つ時間の過ごし方がおすすめですよ。

最後に

いかがでしたか?

本記事をお読みになったあなたは、きっと受験生なのですよね。

実は、受験なんてながーい人生の中では、とても小さな出来事なのです。

「そんなことない! 今の私にとってはすごく大事なの!」

なんて思いました? 確かにあなたがそう考えているのも最もですし、確かに受験は一大イベントです。

でも、「学生時代に、片思いの相手と同じ時間を過ごす」というのも、同じくらいに一大イベントなのです。だからぜひ大切にしてくださいね。

あなたの、片思いの恋と受験勉強がどっちもうまくいくよう、応援しています!


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水嶋英美里

水嶋英美里

ライター。文学系の大学院を修了しており、国語科の教員免許持ち。コラムは根拠のないテクニック紹介にならないよう、「なぜこうすれば結果が得られるのか」といった部分まで踏み込んで書くことが得意。猫と文学とカモミールティーを愛する。