自称「モテない女」へ!あなたを変える「需要と供給」の考え

自称「モテない女」へ!あなたを変える「需要と供給」の考え-01

「私って全然モテない……」

「自分磨きに努力しているつもりだけど、なぜだかモテなくて……もしかして私って誰からも必要とされていないのかな?」

ふとそんな風に不安になってしまうこと、ありませんか?

もしもそうだとしたら、あなたは恋愛における「需要と供給」の考え方を知っておく必要があるかも。

あなたの行動をがらりと変えてくれるかもしれませんよ!

経済用語である需要と供給の考えは、恋愛にも当てはまる

需要と供給とは経済用語で、ご存じの方も多くいるとは思いますが最初にさらりと説明しておきましょう。

需要とは「何かをほしいと求める人の数」です。

供給とは「その求めに応じて用意されたその何か」です。

たとえば、世の中には車を欲しがっている人が数多くいて(需要)、その人達に与えられるだけの車があります(供給)。これが需要と供給のバランスの成り立っている状態です。

しかしもしも、何かのキッカケで車が作れなくなったらどうしましょう。

車を欲しがっている人は相変わらず数多くいるのに、車の数が全然足りなくなってしまい、人々の手に行き渡らなくなってしまいます。これが需要と供給のバランスが成り立っていない状態です(需要が多い状態)。

あるいはこんなこともあるかもしれません。

どこかの国の小さな部族が暮らしている村では、伝統的な狩りなどで食糧を調達して暮らしており、当然車なんてなく、みんな徒歩で移動しています。

彼らの村はずっとそうしてきたこともあり、徒歩でも困りません。

さて、そんな村に車のセールスマンが行って営業したところで、車は売れず、セールスマンは困ってしまうでしょう。

与えるだけの車はあるけど(供給)、車を欲しがっている人はいない(需要)というわけです。こちらもやはり需要と供給のバランスが取れていませんね(供給が多い状態)。

そして、これらのことは恋愛についても同じことが言えるというわけなんです。

需要と供給を恋愛にフォーカスして考えてみましょう

では、需要と供給の問題を、さらに恋愛にフォーカスして考えてみましょう。

恋愛もまさに需要と供給で成り立っていて、「需要の高い男女=モテる男女」ということになります。

でも恋愛が経済よりもときに難しいのは、お互いに求めているものが見えにくいからです。

日常生活でほしい物がわかっていれば、それを売っている店に行けばいいだけ。

しかし、人間同士だとなかなかそう簡単にはいきませんよね?

たとえば、今まであなたが好意を寄せられている男性に興味が持てなかったり、あなたの好きになった相手に限って振り向いてもらえなかったのは、おそらくお互いの求めているものが違っていたせいです。

もしくは、あなたの魅力がちょっと間違って相手に伝わっていたせいです。

たとえばあなたが……

「一見男勝りで、バリバリ勉強や仕事のできるリーダータイプ(でも実は寂しがりやで、家庭的な面もすごくある)」

という女性だったとします。

(ちなみにもちろん、あなたの魅力は全てあなたのセールスポイントとなります。ここでの魅力は「勉強や仕事ができる」「リーダータイプ」「実は寂しがりや」「家庭的な面がある」すべてです)

寂しがりやな一面のあるあなたは、内心では「頼りになる男性」を求めていたとします。

しかし、表面上は「バリバリ勉強や仕事のできるリーダータイプ」に見えてしまっているので、近寄ってくるのは「僕を守って~!」と言わんばかりの可愛らしい子犬のような男性ばかり。

そうであれば、あなたが「いや、こういう男性って全然好みじゃないんだけど……」と思って交際を拒否したり、ちょっと付き合ってはみるものの「やっぱり違うな」と考えて長続きしなかったりします。

こういった経験が積み重なると、「私ってモテないな」とか「男運悪いかも」なんて思ってしまいがちになります(本当は違うのにね)。

つまりどういうことかと言うと。

男女お互いの求めているものが実は大きくすれ違っているために、あなたは好きな人には振り向いてもらえず、全然好みではない男性ばかりから言い寄られることになるんです。

これがまさに、需要と供給のバランスが狂っている状態です。本来のあなたの魅力が発揮されずに、おかしな場所であなたの需要が発生し、おまけにあなた自身は自分の求めているものを受け取ることができていないのですから。

もちろん、このことは「今まで言い寄られたことのない女性」でも同じことが言えますよ。

うわべの印象を変えることで、意外とあっさり需要は高まる!?

また先ほどの例の続きですが、女性側の本音としては、

「本当に私のことが好きなら、私の真実の姿(寂しがりやで、家庭的な面もすごくある)も理解してから、『好き』と言ってもらいたい」

となるでしょう。その気持ち、とてもよくわかります。しかし、男性の傾向として、女性より鈍感な人が多く、女性のうわべの印象にごまかされやすいということがあるので、しょうがないんですね。

しかし逆もまた然り!

この傾向を利用して、あなたのうわべの印象を変えることができれば、あっさりとその新たな印象を受け入れてもらえるということにもなります。

あなたは、あなたの持っている魅力(=セールスポイント)のうち、一体どれを全面にアピールすればあなたの求めている男性と付き合えるのか、考えなければいけないのです。

「可愛くて守りたくなるような、家庭的な子を彼女にしたいなぁ」と考える男性たちの中に、「一見男勝りで、バリバリ勉強や仕事のできるリーダータイプ(でも実は寂しがりやで、家庭的な面もすごくある)」な女性を放り込んでもモテません(一見需要と供給が一致しておらず、うわべだけで判断されるから)。

しかし、「寂しがりやで、家庭的な面もすごくあるが、実はバリバリ勉強や仕事ができる」という女性なら、この男性たちにモテます(需要と供給が一致するから)。

この女性の本質は一切変わっていないのに、自分の持っている魅力のうちアピールする部分を少し変えただけで、求める男性にあっさりと選ばれることができるんですね。

あなたの需要を高める方法1、なるべく多くの男性の気になる女性になる

では、具体的にどのようにしたらあなたという存在の需要は高まるのでしょうか?

求める男性に選ばれるのでしょうか?

先に断っておきますが、ここでは「なるべく多くの男性に選ばれる=モテる」という面から書きます、それは、あなたの求める男性がどんなタイプなのか、筆者にはわからないからです。

さて、多くの男性にモテるための女性になるには・・・。

先ほども述べた通り、男性は女性よりも少し鈍感な傾向があります。

分かり辛い内面よりも、外面で人を見ます。ここで言っている外面とは、容姿もですがそれだけじゃなく、言動なども含まれます。

具体的には以下のような感じになります。

●男性は視覚から得た情報を重視する傾向にあります。そのため、見た目が女性らしくない人は、いくら中身が女性っぽくても「女らしくない」と思ってしまいます。あなたがもし「女性扱いを受けたい」と思ったら、まずは何はなくとも見た目に気をつけること!

●男性に限らず誰しも人間は、内容はともかく、口調や言葉選びからその人の穏やかさを想像します。たとえば、「あの人はうるさい人」と言うのと「あの人はいつも元気いっぱいな方」と言うのでは、後者の言葉を使うほうがあなたの評価は上がります。

●多くの男性は自分のことはさておき、最低限のエチケットや身持ちの固さを求めます。そのため、過去の恋愛経験や性体験をむやみに暴露してはいけませんし、簡単に性的な関係になってはいけません。

実は、以上のような女性を男性の多くが求めているにもかかわらず、世の中にはとても少ないのです。

もちろん、素敵な魅力的な女性ではたくさんたくさんいますし、あなたももちろんその一人ですよ!

しかし、ことに「自分の魅力を男性に伝わりやすい形で表現できているか?」というと、そこまで気が回っていない女性というのが多いって意味です。逆に言えば、そこまで気を回すことができれば、一気に他の女性に差をつけることができます!

ためしに、あなたの周りのモテる女性を、よーく観察してみましょう。

自分の魅力を、男性に伝わりやすい形にできている人ばかりだと思いますよ。

あなたの需要を高める方法2、あなたがいる場所(市場)を変えることで、モテる女性になる

そしてもう一つ重要なのが、需要と供給の「市場」の考え方です。

市場とは需要と供給の行われる場所のことを指しています。

本記事のはじめに、車を例に出して、「小さな村の車のない社会に車会社のセールスマンが行っても、車はまったく売れないだろう」ということを書きましたね。

この村の人達が車を必要としない理由はきっと、以下のような感じでしょう。

●「自分たちの生活で車は使わない」と思っている→不要

●「そもそも車って何? 何に使うものなの?」→価値をわかっていない

●「車よりも馬やロバが欲しい!」→別の物の需要ならある

つまり、この村では車の価値はわかってもらえてないけど、馬やロバなら価値があるらしい……。

こういったことは恋愛でも起こります。

ある女性がAという場所ではまったくモテなかったのに、Bという場所ではモテモテという状態ですね。つまり市場を変えれば、同じ物でも需要は高まるのです。場所Aの人から見れば、「なんでみんなあれを欲しがるの?」なんて不思議に思うことさえあるでしょう。

もしもあなたが

「私ってモテないな~」

なんて思っていたとしたら、それはあなたの現在いる市場が間違っているのかもしれません。

もちろん先ほどの項目で書いたように、市場を変えずにあなた自身が変わることで需要を高めることもできます。あなたがやりたい方法を選んでみてください。

最後に

今回のまとめです。

●恋愛においても需要と供給の関係は存在していて、モテる女性とは「モテる女性=需要の高い女性」である。ただし恋愛では「お互いに求めているものが見えにくい」という点が難しいところである。

●男性は女性よりもうわべ(外見・言動)の印象に左右されるので、まずはそこを変えればあなたの需要は高まる。

●あなたの魅力を男性に分かりやすい形でアピールできれば、あなたは「モテる女性=需要の高い女性」になれる。

●あなたが自分のことを「需要のない女性=モテない女性」と思っているとしたら、「今いる場所=市場」を変えてみるというのも手である。

あなたが本気を出せば、男性にモテるなんて意外と簡単だということがお分かりになるでしょう。

もし「私ってモテない……」というマイナスな気持ちになったら、今回お話した恋愛の需要と供給について思い出してみて!

きっとあなたの行動すら変わってくるはずです。