片思いをしているといつの間にか片思いの彼のことで頭がいっぱい。
無我夢中になってしまって、周りが見えなくなってしまうことありませんか?
片思いの彼が他の女性と話しているだけで、嫉妬のあまり不機嫌になってしまったり。
片思いの彼の発言をいちいち気にしてしまって、他のことが手につかなくなったり。
今回はそんな状況に陥っているあなたに送る、片思いで自分を見失わないための考え方です。
「片思いの彼のことで頭がいっぱい」はおかしいことじゃありません
片思いをしている女性が陥りがちなのが、
「片思いの好きな彼のことばかり考えてしまい、彼中心の生活になってしまう」
ということです。
これは全然特別なことではなくて、女性がこういった状態になることはとても多いのです。
男性が自分の生きがいを仕事に見出すことが多いのに対し、女性は生きがいを恋愛に見出すことが多いものだからです。
男性は
「恋愛で自信を持つためにも、仕事を頑張りたい!」
と考えますが、女性は
「恋愛さえ満たされていれば、仕事はまぁいいか」
と考える人もわりと多いんですね(あなたの周りにも結構いませんか?)。
もちろん、あくまでも傾向としての話なので、これに当てはまらない人たちも多くいます。
それに、どの考え方が合ってるとか間違っているかという話を、ここでしたいのではありません。
今言っておきたいのは、「もしもあなたが今、片思いの彼に夢中で、彼のことばかり考えているのだとしても、それは女性としては多数派の考えだから安心してね」ということです。
片思いの彼に恋心がバレバレでは、あなたは魅力的に見えません
恋愛中に片思いの彼のことばかり考えてしまうのは、ごく普通のことだから安心してほしいと先ほど言いました。
しかし!
「片思いの彼のことばかり考えていることが、片思いの彼本人にバレバレ」
というのは、恋愛のテクニックでは得策とは言えません!
恋愛中に女性が片思いの彼のことばかり考えてしまうのは普通ですが、男性にとってはそれがピンときません。
男性の場合には、いくら相手の女性のことが好きでも、恋愛は、仕事や趣味など人生のあらゆるジャンルの一つにすぎません(何度も言いますがあくまで傾向としてなので、「なにがなんでも恋愛命!」な男性も中にはいますよ)。
ですから、あなたが片思いの彼のことを考えていることが本人にバレてしまうと
「頭の中ずっと恋愛のことばかりって暇なのか?」
「そんなに想われても、同じだけの想いを返せないなぁ。正直重い……」
なんて、マイナスに思われてしまうわけです。
男性の目には
「あなたのことで頭がいっぱい♪」
という女性よりも
「あなたのこと以外にも、人生楽しんでいます♪」
という女性のほうが魅力的に映ります。
このことは他の記事(参考「片思いの勝利の秘訣は「追いかけさせる」!目指せ特別なオンナ」)でも何度も書いていますが、男性はハンター心をくすぐられる、簡単には落ちない女性のほうが好きだからです。
片思いの彼のことばかり考えていることは、演技力でバレないようにするのが大事
そして、あなたの恋心を隠したほうがいい理由が、実はもう一つ。
単純に、「別に私は恋愛第一ではない」という考え方のほうが男性的に見え、男性側としては自分と共通するものがあると思えるからです。
恋愛においては、「自分と共通する(似ている)ところ」と「自分と違うところ」があることが強力な武器になります(参考「似ているところ・違うところを活かして片思いの彼と仲良くなる!」)。
とにかく、これら二つの理由からあなたは彼に自分の強い想いをバレないように振る舞わなければいけません。
たとえば、記事の冒頭で書いたような、「片思いの彼が他の女性と話しているだけで、嫉妬のあまり不機嫌になってしまったり。片思いの彼の発言をいちいち気にしてしまって、他のことが手につかなくなったり」という時には、嫉妬心をひた隠し、彼の発言なんか全然気にしていない風に演技する必要があると言うわけ。
大変に思えるでしょうが、女は女優。
最初から完璧にはできないだろうけど、なんとか取り組んでみてください。
「そんな演技が本当に意味あるの?」
なんて疑問を感じる人は、「『最小関心の原理』ってなに?安野モヨコ『ラブマスターX』から学ぼう!」の記事をぜひご覧になって下さい。
恋愛においては、相手の想いがより少ない側が、恋愛の主導権を握ることができるのです。
あなたの相手への強い想いがバレバレだと、相手側が恋愛の主導権を握ることになり、あなたが追いかける側になってしまいます。
女性の恋愛は男性に追いかけさせることでうまくいくので、これは絶対に避けなければいけません。
ストレスのありすぎる片思いはNG――あなたが自分自身を好きでいられる恋愛を
気をつけたいのは、片思いをしている中で、あなたが強いストレスを感じることが多い場合です。
先ほど、片思いにおける演技の必要性を言いましたが、もしも「彼のこととなるともはや演技どころではない」「強いストレスを感じてしまい、毎日が辛い」という場合には、片思いそのものを見直す必要があります。
あなたが片思いで強いストレスを感じている時チェックするべきことは、「あなたが片思いの彼と接している際、自分の好きなあなたでいられているかどうか」です。
たとえば・・・
●片思いの彼の言葉に傷つけられ、落ち込んでばかりの自分
→片思いの彼はあなたが思っているほどいい人ではないのかもしれませんよ。
●片思いの彼の彼にまつわることであれこれ嫉妬し、怒りのあまり疲れてしまう自分
→あなた自身のほうで、まだ片思いの恋愛をする準備ができていないのかもしれませんね。
なんて場合ですね。
片思いをはじめとして、恋愛の全ては「あなたが幸せになるためのもの」「あなた自身を輝かせ、自分を好きになるためのもの」です。
辛いことばかりで自分を好きになれない恋愛は、そもそもどこかおかしいものと心得ましょう。