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初詣で参拝したい!変わった御利益がある関東の神社仏閣


初詣で参拝したい!変わった御利益がある関東の神社仏閣徴

年明けには欠かせない初詣。

普段は神社仏閣なんて行かないけれど、「初詣だけは別!」という人も多いのではないでしょうか。

毎年のお決まりのあの神社に行くのも少しマンネリになってきたなら、少し足を伸ばしてちょっと変わったご利益がある関東の神社仏閣に行ってみませんか?

今回はそんな風変わりなご利益のある神社仏閣を、エピソードもまじえてお伝えします。

「え? こんなご利益の神社仏閣があるの!?」

「こんな由来のある神社なのか~」

と新年から新鮮な驚きが味わえることでしょう。話のネタにしたいあなたも、どうぞご覧になってください。

宝くじが当たる・迷子、失くし物探し――湯島天神(東京都文京区湯島三丁目)

湯島天神というと学業の神様というイメージが強いですが、実は「宝くじが当たる」という御利益もあるそうです。

これは江戸時代の宝くじ(富くじ)が売られ、抽選会もここで行われたことから言われている俗信だとか。

また、境内の石柱「奇縁氷人石(きえんひょうじんせき)」は、迷子や失くし物探しに効力を発揮すると言われています。

石柱の右側には「たつぬるかた(迷子などを尋ねる)」、左側には「をしふるかた(見つけた迷子などを教える)」と書かれています。

尋ねるほうは迷子の特徴を書いた紙を貼り、見つけたほうも見つけた迷子の特徴を書いて貼り、お互いに知らせようとしたのですね。

江戸時代、この掲示板としての石柱のおかげで境内はたいへん混雑したといいます。

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着る服に困らない――装束稲荷神社(東京都北区王子二丁目)

装束稲荷神社は、「装束」と銘打っているだけあり、着る服に困らなくなるという御利益が。

昔、大晦日に王子稲荷に参拝するための狐たちがここに集まり、衣装を整えていったというからというなんだか可愛らしい伝説がその由来となっています。

競輪・競馬で勝てる――王子稲荷(東京都北区王子岸町一丁目)

装束稲荷神社で衣装を整えて、狐たちが向かった先の王子稲荷。

この王子稲荷はなぜか競輪や競馬で勝てるという御利益があると言います。

おそらく、「願掛けの石」と呼ばれるものがあるため、そこでの運だめしが転じて競輪・競馬というギャンブル方面での運だめしということになったのでしょうね。

「願掛けの石」は、持ち上げてみたときに

  • 軽く感じる・・・願い事が叶いやすい

  • 重く感じる・・・今のままでは願い事が叶いづらいから努力せよ

と言われている祈願の石です。

ちなみにこの神社は落語の『王子の狐』でも有名。

それだけ狐の伝承がついて回る神社なのですね。

美肌・美人になる――王鳳寺(東京都港区三田四丁目)

王鳳寺は、ずばり美肌・美人になれる神社。

住職が捨てられた地蔵を大事にし、白く塗り変えてあげたところ、住職自身の顔にあったイボが消えたというエピソードが残っています。

おしろい地蔵と呼ばれる地蔵があり、あなたの気になる部分におしろいを塗って祈願すると美肌になると言われています。

迷い猫が帰ってくる――立川水天宮の蚕影神社(東京都立川市砂川町四丁目)

「猫返し神社」というニックネームの方がもはや有名になってしまった、立川水天宮境内にある蚕影神社。

日本で蚕の作る糸は重要な産業でした。猫は蚕の天敵であるネズミを退治するので、猫を神様として奉っているんですね。

猫絵馬に願い事を書き、「ただいま猫」の石像をなでて祈願すると迷い猫が戻ってくると言われます。

その他にも愛猫の無事や健康といった御利益も。

ちなみに「猫返し神社」という名前の初出は、ジャズピアニストの山下洋輔さんです。(関連書籍『猫返し神社』)

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縁切りその1――縁切り榎(東京都板橋区本町十八)

この榎の下を花嫁行列が通ると、必ず離縁になってしまったという、強力な力を持った榎があります。

その強力さから恐れられ、江戸時代には「悪運を切ってくれる」と信仰が生まれ、単なる榎がついに神社となりました。

特に恋愛関係での縁切りや、ストーカー避けのために、現在でも多くの人が訪れるパワースポットとなっています。

縁切りその2――東慶寺(神奈川県鎌倉市山ノ内一三六七)

亭主の身勝手さに逃げてきた女性が逃げ込んできた東慶寺。

いわゆる「縁切り寺」と呼ばれるもので、江戸時代には女性が3年ここで過ごせば離婚が認められました。要するに、現代の家庭裁判所のような場所ですね。

別れたいのにしつこい元カレと縁を切りたい人はぜひ。

花の多い実に美しいお寺ですが、このような由来があるので、男女のデートではオススメできませんね。

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禁酒――清岸寺の酒呑地蔵(東京都渋谷区幡ヶ谷二丁目)

江戸時代、とても勤勉だった男性がある正月に酒を飲み、酔って溺れ死ぬという悲しい事件が起きました。

その男性が村人の夢枕に立ち、「酒飲みをなくすために地蔵を造って欲しい」と願い、実際にそうしたという由来があります。お酒の失敗の苦い経験から、禁酒をしたいという人はぜひ。

もともとは渋谷区本町にいらしたお地蔵様ですが、2011年に清岸寺に遷座(せんざ)。以前の場所とは違うので注意ですね。

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最後に

いかがでしたか。

「私にピッタリ!」な変わったご利益のある神社仏閣が見つかったでしょうか?

ぜひあなたの興味のある神社仏閣に初詣し、清々しい気分で一年のはじまりを迎えてくださいね。


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水嶋英美里

水嶋英美里

ライター。文学系の大学院を修了しており、国語科の教員免許持ち。コラムは根拠のないテクニック紹介にならないよう、「なぜこうすれば結果が得られるのか」といった部分まで踏み込んで書くことが得意。猫と文学とカモミールティーを愛する。