MIGORO

「恋のテクニック、駆け引きはしないほうがいい」の大ウソ


「恋のテクニック、駆け引きはしないほうがいい」の大ウソ

片思いの恋を成功させようとして情報を集めていると、

「彼のハートを手に入れるには○○しなきゃダメ!」

「彼に嫌われないためには△△に気をつけて!」

なんていうたくさんの恋愛の駆け引き(テクニック)を知ることになります。

しかし、たくさんのテクニックを知っていく一方で

「恋愛のテクニックなんて意味が無いよ! かえって嫌われてしまうから、何もせずにありのままで片思いの恋と向き合いなさい」

という意見もあることを知るでしょう。でもそれはちょっと誤解。

実は片思いの彼に試したいテクニックには大きく分けて2つの種類があり、その2つのバランスを取ることで恋愛はうまくいくんです。

今回は恋愛の駆け引き(テクニック)の大切さ、その二種類の中身について解説しています。あなたの片思いの恋が叶う可能性をアップさせましょう!

恋の駆け引き(テクニック)って何のためにあるの?その理由2つ

「恋愛に駆け引きなんていらないよ! なんでも正直に接するのが一番」という意見が本当に正しいかどうかを考えるために、駆け引き(テクニック)そのものがどんなものなのか、最初に確認してみましょう。

駆け引きとは、「相手の出方を見て、それに応じて自分に有利に事を進める術」を言います。恋愛での駆け引きでも一緒で、相手がどのような出方をするかをよく見て、自分が好いてもらえるようにするのが恋の駆け引き(テクニック)です。

「彼に好いてもらえるように、彼好みのファッションに変えよう」

「彼に好いてもらえるように、彼の話をよく聴こう」

「彼に好いてもらえるように、彼に追いかけさせよう」

これらすべてが恋の駆け引きです。他にもたくさんありますね。

恋の駆け引きの目標は片思いの彼に対して

「僕この女性のこと、すごく好きだ! ぜひ付き合って欲しい!」

と思わせ、さらには付き合いが開始したあとも、自分を大事にしてもらうように仕向けることです。

一方で、恋の駆け引きはターゲットである片思いの男性へのおもてなしでもあります。あなたがなかなか手に入りづらい魅力的な女性を演じることで

「自分はこんなに魅力的な女性と恋に落ちそうなんだ!」

そう思わせ、女性を攻略したい男性のハンター心をくすぐる楽しさを与えるものだからです(参照「片思いの彼に好かれるためのテクニック!「予定調和」を崩してみよう」)。

まとめると、恋の駆け引きをする理由は2つです。

  • 恋の駆け引き(テクニック)は自分に有利に片思いの恋を進めるためにあるもの
  • 同時に、恋の駆け引き(テクニック)は恋愛をより楽しくさせ、片思いの彼の心をくすぐるためのもの

つまり、恋の駆け引き(テクニック)は、私たちのためのものでもあり、片思いの彼のためのものでもあるということです!

だから絶対に恋愛では必要不可欠なものなんですよ。

恋愛の駆け引き(テクニック)は悪いものじゃなく、二種類の「恋愛のレシピ」である

恋愛の駆け引き(テクニック)は、私たち女性と、片思いの男性両方にメリットのあるものだということがわかりましたね。

しかし、それでもやっぱり

  • 恋愛に駆け引きなんていらない(?)
  • なんでも正直に接するのが一番(?)
  • 駆け引きをすることで、むしろ片思いの彼に冷められてしまうことがある(?)

と言って譲らない意見があります。

恋の駆け引きで片思いの彼を振り向かせようとしたのに、それでかえって冷められるなんて嫌ですよね。

じゃあ駆け引きってしないほうがいいんでしょうか……?

いえいえ、実は上記のような意見は半分正解で、半分不正解なのです。

自分の過去の経験から「恋の駆け引きはしてはいけない」というアドバイスをしてくる女性がいますが、このような女性は恋の駆け引きがどんなものか、実はあまりわかっていないのかもしれません。

恋の駆け引きの中身には二種類あり、それを意識的にわかっていないと、この女性のように

「恋の駆け引きはすべて悪いモノ!」

という誤解をしてしまうのです。

恋愛のテクニックは、言わば料理に当たるもの。あなたは美味しい食材です。

たとえば、美味しい野菜を泥付きのままそのままぽんと出して

「どうぞ、召し上がれ」

と言っても、そのまま食べてくれる人は少ないでしょう(「俺、泥付きの野菜をそのまま生で食べるのが好きなんだ!」という男性も中にもいるのかもしれないですが、かなり個性派でニッチな好みでしょう)。

美味しい野菜をよく洗って調理して、さらに美味しいメニューにする「レシピ」にあたるのが自分磨きをも含んだ「恋愛のテクニック」というわけです。

2種類の恋の駆け引き(テクニック)

①男性を追いかけさせるテクニック

他の記事でも何度も繰り返しているのですが、男性は追いかけることで恋愛の楽しさを見出す生き物です。

ですから、なかなか手に入りづらい女性を演じ、追いかけることはすごく重要です。

自分からは連絡を取らない、電話もすぐに切る、肉体関係には簡単に応じない(付き合う前にセックスするなんてもってのほか!)、などといった駆け引きがこれにあたります。

しかし、これに力を入れすぎると、

「なかなか手に入りづらいどころか、手に入れるのは不可能。何を考えているかわからず、無礼で高飛車、嫌な感じのする女性」

という印象を与えてしまうのです。

このような不信感は特に実直で真面目で誠実な男性が、抱きやすくなっています。

それは彼らの方でも

「もしも自分が彼女の立場だったとしたら、好意のある男性に対してこんなに振り回すようなことはしないのに……僕のことをどうでもいいと思ってるんじゃないか? 彼女はどう考えても誠実じゃないな。もう会うのはやめよう」

という風に思うからです。

②男性を癒やし、味方だと思わせるテクニック

恋の駆け引きの二種類目は、男性を癒やすテクニックです。

癒やす、というとあいまいな感じがしますが、要するに「話をよく聴いたり褒めたり立てたりポジティブに接したりして、あなたを味方だと思わせるテクニック」のことです!

片思いの彼と接しているときに、ネガティブで愚痴っぽいあなただったら、彼もあまり会いたいとは思えません。

彼と一緒にいるときはポジティブに接し、彼を立てたり褒めたりして、いい気分にさせることで「この女性といると居心地がいいな。ぜひ彼女になってほしい!」と片思いの彼に思わせるのですね。

しかし、このテクニックばかりが先行し、①の男性を追いかけさせるテクニックが欠けていると、ただ片思いの彼を持ち上げるだけの、太鼓持ちの役回りになってしまいます。行き過ぎるとメリットのない尽くす女にもなりかねません(参照「片思いの相手に選ばれたいなら、『尽くす女』を卒業しよう!」)。

特別感がなくなりすぎると格下に見られ、本命になりにくいのですね。

また、片思いの彼に対してやみくもに褒めたり立てたりを連呼してしまうと

「俺に好かれたいためにやってるだけじゃん」

と、彼に薄っぺらさを見抜かれてしまい、あなたのイメージダウンにつながり、彼から距離を置かれてしまうことでしょう。


①の駆け引きも②の駆け引きも、どちらも大切なのです。

片思いの男性を落とそうとするなら、①②両方のテクニックを使ってアプローチしなくてはなりません。ひとたび①②のバランスがくずれることで女性の魅力も半減し、男性が離れていってしまうのです。

「片思いの彼に駆け引きを持ち出したら、冷められてしまった。だから恋愛には駆け引きはいらないよ。なんでも正直に接することで、振り向いてもらえるよ」

などという意見を言う人は、①と②の駆け引きをやっていてバランスが崩れたか、あるいははじめから①か②どちらかだけの駆け引きしかやっていなくて、最終的に片思いの彼と心の距離が開いてしまったのでしょう。

もちろん、①②以外にも、内面の美しさ(人柄の良さ)を磨くことも、テクニック以前に人間としてとても重要です。正直に誠実に接しながら、①②のテクニックを使って片思いの彼に接することはなんら不可能ではないのです。

片思いの成就には二種類の恋の駆け引きのバランスが重要。何よりも片思いの彼をよく見て

では、①と②のテクニックをどのような配分にして片思いの彼と接していけば、私たちの恋は叶うのでしょうか?

基本的には①の追いかけさせるテクニックの姿勢でOKです。

そして、実際に会ってデートしている時には②のテクニックが強くなるように心がけましょう。

これであなたは片思いの彼から

「なかなか手に入りづらい女性で貴重だ。おまけに一緒にいるとこの上なく癒される。四六時中、自分のそばにいてもらいたい! 彼女になって欲しい!」

と求めてもらえるという、理想的な立場になれます!

が、実はこのようなことを書いている私は、あなたの片思いの彼のことを一切知りません。もしも、あなたが①や②のテクニックを試してみて、

「私が駆け引きすることで、もしかして彼を傷つけているのではないか?」

と感じたのなら、それはきっとあなたと彼の関係にとっては良いことではないのでしょう(参照「片思い女子が恋愛ハウツーコラムを読むうえで気を付けたいこと」)。

①と②のテクニックを試しつつも、片思いの彼をよく見て、彼の性格や人柄に合った対応をしてあげる思いやりが、テクニックよりももっと大切なことですよ。


The following two tabs change content below.
水嶋英美里

水嶋英美里

ライター。文学系の大学院を修了しており、国語科の教員免許持ち。コラムは根拠のないテクニック紹介にならないよう、「なぜこうすれば結果が得られるのか」といった部分まで踏み込んで書くことが得意。猫と文学とカモミールティーを愛する。