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クレジットカードのリボ払いの危険性と賢い支払い方法とは?


クレジットカードのリボ払いの危険性と、賢い支払い方法

ネットショッピングなどのお買い物で、とても便利なのがクレジットカード。

あなたも一枚くらいは、財布の中にあるんじゃないでしょうか。

「クレジットカードを最近持ったばかり」

「リボ払いって、コワイってよく聞くけどどんなもの?」

「クレジットカードの支払い方法ってどんな種類があるの?」

そんな風に思っている方すべてに送る、リボ払いを軸としてクレジットカードを賢く使うための支払い方法について書いた記事です。

便利なクレジットカードも、支払い方法や使い方一歩間違えると、たちまち危険なものに早変わり!?

クレジットカードのリボ払いって?――その他の支払い方法も知っておこう!

クレジットカードを使う上で、絶対に知っておかなければならないのは、リボ(リボルビング)払いです。

「リボ払いって、分割払いのことだよね?」

そんな風に思っている人も中にはいるのですが、それは間違いなんです。

確かに、リボ払いも分割払いも、もともと支払うべきだった金額よりも安い額を毎月支払うので、似ているように思うのでしょう。

では、まずは分割払いの支払い方法について、例をあげながら説明しましょう。そのほうがリボ払いとの違いをよく理解できます。

あなたはお店で素敵な商品見つけました。
値段は10万円。
でも手元にお金がなかったので、クレジットカードの10回の分割払い(月々1万円の支払い)で購入することにします。
もちろん、分割払いによってクレジットカード会社への金利が発生しますので、あなたはその分も支払います。

10万円を10回払い→支払総額は、1万円を10回+金利

また、あなたが同じ商品を5回払いで買うとすれば、

10万円を5回払い→支払総額は、2万円を5回+金利

ということになりますね。このように、分割払いとは「支払いの回数を指定する」方法だと言えるのです。

同じようにリボ払いについても見てみましょう。

リボ払いは、回数を指定する分割払いとは違い、「月々に支払うお金を指定する」方法です。

あなたが上記と同じく、10万円の商品を購入した場合でも、あなたが指定するのは月々に支払うお金の額です。

10万円を月々1万円でのリボ払い→支払総額は、1万円を10回払い+金利

10万円を月々2万円でのリボ払い→支払総額は、2万円を5回払い+金利

その他の支払い方法としては、通常の一回払い(金利はかからない)、ボーナス払いなどがあります。

このように書くと、「分割払いとリボ払いの支払いの方法はわかったけど、どうしてリボ払いが怖いのかわかんないなぁ」と感じる人がいるかもしれませんね。

これについて次の項目で掘り下げて行きましょう。

リボ払いはこんなにコワイ!――100万円の商品に支払うお金が250万円!?

先ほどの例で挙げた、10万円の商品を10回の分割で買う場合と、リボ払いで月1万円固定で払う場合とを見て、

「あれれ? 結局は『10万円+金利』で支払う総額は同じになるんじゃないの?」

そう感じた方もいるかと思います。

しかしそうとも限りません。

その理由は、リボ払いの金利が分割払いより高く設定されているからです!

クレジットカード会社によって違いますが、リボ払いの金利の多くは15~18%に設定されています。

10万円の商品を月々1万円支払うリボ払いで購入すると……最終的に支払う総額は10万7954円となり、金利は7954円にもなるんです(※金利18%で計算した場合)。

分割払いはリボ払いよりも分割手数料が低く設定されているため、これよりも安くなります。

ただし、10万円ほどの少額で、しかも月々に1万円も払っていれば確かに両者あまり差は出ません。

本当に恐ろしいのは、高額な買い物をしたのに、月々の支払額が少ないリボ払いをしてしまった場合です。

あなたが100万円の商品を、月々5千円のリボ払い(金利18%)で購入したとします。

すると、あなたが最終的に支払う総額は約250万円、その金利は約150万円になってしまうんです!

言わば、100万円の商品を2.5倍の値段で買っているんですね。

おまけに、2017年の1月にその商品を購入したとして、あなたがその支払を終えるのは、なんと2033年9月となります。

その16年間、あなたは金利ばかりを支払っていることになるんですよ。

リボ払いをおすすめするキャンペーンなどに要注意――知らぬ間にリボ払い!?

「私は100万円の商品を買うことなんてないから平気だよ~」

「リボ払いで支払いなんてしてないよ~」

なんて言っているあなたも、他人事じゃないんですよ。

今さまざまな機能のついた便利なクレジットカードが、多くの会社から出ています。

可愛いデザインで心惹かれたり、年会費無料だったり、入会特典が豪華だったり……。

クレジットカード会社も会員数を増やすのに躍起になっているんですね。

しかし、その中でも

  • リボ払い専用クレジットカード
  • あとからリボ払い
  • リボ払いでもらえるポイントアップ

などといったフレーズやキャンペーンには注意!

あなたがなにげなく選んだクレジットカードがリボ払いしかできないものだったり、あなたがオトクだと思ってエントリーしたキャンペーンが、リボ払いの申し込みだったり、なんてことがあるんですよ。

だから、あなたのクレジットカードの支払い設定がちゃんと「一回払い」になっているか、請求書やウェブの請求で、必ずチェックするようにしてくださいね。

さらに最初からリボ払い設定になっているカードでは、あなたの支払ったものすべてが勝手にリボ払いされてしまいます。

あなたが「高額な買い物なんてしてないよ」と思っても、飲み会で幹事としてみんなのお金を徴収し、まとめてカードで支払ったお金や、日々のネットショッピング、ちょっとした買い物がすべて合計されてリボ払いになっていたら……それは「高額な買い物をリボ払いで支払っている状態」と同じなのです。

最後に――クレジットカードを賢く使うための支払い知識一覧

今回はクレジットカードのリボ払いの危険性について書いてきましたが、クレジットカード自体はとても便利な道具です。

現金を持ち歩かなくていいし、ATMで現金を下ろす手間も省けるし、ポイントがつくからオトクに使えるし!

でも道具はあくまでも道具であって、私たち人間がたかが道具に振り回されてはいけないということを肝に銘じておきましょう。

最後に分割払い、リボ払い、それ以外の支払い方法と金利手数料の有無についても一覧でまとめておくので、賢くカード払いをする際の参考にしてくださいね。

  • 一回(一括)払い
    →通常の支払い方法で、翌月以降に一回の後払いをする。金利手数料は無料。

  • 分割払い
    →翌月以降、何回かに分割して支払う方法。指定できる回数はカードによって異なる。金利手数料は二回払いは無料。三回以降は金利あり。

  • リボ払い(使ってはいけません!)
    →翌月以降、月々に支払う額を決めて支払う。高額な金利あり。

  • ボーナス払い
    →夏と冬のボーナスの時期に一括して後払いする。使えるお店はあまり多くない。金利手数料は無料。

基本的には一回払いをおすすめしますが、「どうしても……」という時には分割の二回か、ボーナス払いなどを利用しましょう。

ただし、二回でもボーナス時期でも払える見込みがないとしたら、その商品は今あなたが買うべきものではありません!

カード支払いの引き落とし口座の残高をいつも把握しておき、高額な買い物はなるべく貯金をしてから購入するほうが安心です。

クレジットカード、ご利用は計画的に。


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水嶋英美里

水嶋英美里

ライター。文学系の大学院を修了しており、国語科の教員免許持ち。コラムは根拠のないテクニック紹介にならないよう、「なぜこうすれば結果が得られるのか」といった部分まで踏み込んで書くことが得意。猫と文学とカモミールティーを愛する。