美容整形したい女性へ。より良く生きるための整形とデメリット
「美しくなりたい」
そう思った時にできることはいくつかあります。
ダイエット、メイク、ファッションの工夫、そして美容整形。
美容整形をしてくれるクリニックはいたるところにあり、「プチ整形」などという言い方もずいぶん身近なものとなりましたね。昔よりも美容整形へのハードルはぐんと下がり、気軽に手術する女性も多くいます。
もしもあなたが美容整形をしたいと少しでも考えてみたことがあるのなら、今回の記事をぜひご覧になってください。
美容整形についての考え方から、そのデメリットまでを説明しています。
美容整形って良くないことなの?――美容整形は心の手術であり、より良く生きる手段
普通、身体のどこかを手術すると言う場合、病気だから・具合が悪いからという理由があるものです。しかしそうではなく、純粋に「美しくなるため」に行うのが美容整形。
病気や怪我でもないのに、わざわざ痛い思いをして、新しい容姿を手に入れるために行う――「心の手術」なわけです。
「心の手術? そんな大げさな」
なんて思う人もいるかもしれません。
しかしある女性が自分の顔の一部分が気に入らないせいで、毎日暗い気持ちでいたとしたら?
その女性の顔を変えてあげるだけで、明るい気分になれるとしたら……やっぱりそれは心の手術だと言えるのです。
それに、自分のためではなく生活のために美容整形に踏み切る女性もいます。
詳しく説明することは控えますが、美容整形によって美しくなり、男性に買ってもらおうと考える女性は、今も昔もいるということです。
それに芸能人は「いつまでも若く美しい」のが人気に大きく影響しますから、美容整形で「もっと美しく!」を目指すのも当然のことだと言えます。
美容整形は、笑顔を取り戻す心の手術であり、時に生活や人気のために必要なもので、私たち人間がよりよく生きるための手段の1つにすぎないのです。
そこに良いも良くないも存在しないのですね。
知っておきたい美容整形のデメリットやリスク6つ
もしもあなたが顔や身体の一部にものすごくコンプレックスを抱いていて
「ここさえもっとこうなれば……」
なんて思っていたとしたら、もしかして美容整形をすることで自信が持てるようになるかもしれません。
一重まぶたを二重まぶたに。
低い鼻を高く。
小さい胸を大きく。
そういったちょっとした変化で、あなたが今後の人生を笑顔で過ごすことができるのなら、その美容整形は大成功です。
しかし美容整形をするにあたって、知っていてほしいデメリットやリスクもあります。
1、ブスはブスなりにバランスの取れた顔をしている。美容整形はそれを崩してしまう可能性がある
ブス(あえてこう書きます)の顔も、実はそれなりにバランスの取れた顔をしています。人間の顔は目や鼻の絶妙なバランスで成り立っているので、
「目を変えたら、今度は鼻との釣り合いがとれなくなった気がする」
なんてことが起こります。
そこで最初は目だけを整形するつもりだったのがいつの間にか鼻も整形することにし、さらに口元や輪郭まで……とどんどん気になる箇所が増えてくるかもしれません。
2、一箇所を整形したことで、気になる箇所がどんどん増えた結果、整形依存になってしまうことがある
上記に書いたとおり、どんどん気になる箇所が増えてしまった結果、「ここだけ整形すればOK」という最初の思いとは裏腹に何度も整形をしたくなり、「まだ足りない!」と整形依存になってしまうことがあります。
これは心が安定していない証拠ですし、お金もかなりかかることになり、「美容整形をするために稼いでいる」という生活になってしまうかもしれません。
3、主治医の腕によって、仕上がりに大きな差が出ることがある
美容整形に限らず、外科的な処置というのは主治医の腕が重要です。
もしもあなたが腕が悪い医者に大事な身体を任せてしまったら、予想を裏切るひどい仕上がりになってしまう可能性もあります。
4、後遺症が出る・修正が必要になる場合がある
手術後に後遺症が残ったり、元に戻ってしまったりして修正が必要になることがあります。
また、手術の内容によってはマッサージなどのメンテナンスが欠かせないことも。
「一度美容整形をしてしまえば、はい、おしまい!」というわけにはいかないことがあるってことですね。
また、手術中の死亡事故が起きた例があることも知っておきましょう。
5、手術後にダウンタイムが必要になる
「ダウンタイム」とは、美容整形手術の後、日常生活に戻るまでに必要な時間のことです。
手術の後は痛みや腫れ、内出血などがあるので、それが治まるまでは仕事や学校を休んで安静にする時間が必要です。
6、経済的な問題をクリアしなくてはならない
手術内容にもよりますが、美容整形には数十万のお金がかかります。
借金ではなく、事前に貯金するなどして経済的な問題をクリアしておくことにしましょう。
もしも借金をしなくては美容整形できないとしたら、今のあなたに美容整形は不要なものです。
これらの解決策としては以下が挙げられます。
-
整形依存にならないよう、最低限どこのパーツの整形に留めるかしっかり意識しておく。
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後遺症リスクを知った上で主治医の腕やアフターケアについてなど、医師や病院に関する事前リサーチを徹底的に行う。
-
整形に当たってはダウンタイムを確保できる時期を選ぶ。
-
美容整形後に、経済的な問題で悩まないように、事前に貯金でのお金を用意しておく。
美容整形はあなたを美しくするかもしれないが、幸せをつかむのはあなた自身です
あなたが上記のような可能性をわかった上で、それでも「整形したい!」と思うのならトライしてみるのもいいでしょう。
しかし、もしもあなたが
「美容整形をしないと、ブスな私には価値がない」
などという理由で整形を考えているのなら、「それは待って!」と言いたいです。
あなたはあなたのことをブスだと思っているかもしれませんが、可愛くない女性はこの世にはいません。メイクやファッションの工夫で、あなたは今よりももっと美しくなります。
その努力をした上で、美容整形まで手を伸ばすというのならまだいいでしょう。
しかし、メイクもファッションの工夫もしていないのに、「美容整形さえすれば私には価値が生まれ、幸せなれる」と考えているのなら危険です。
あなたが幸せになるには、あなたが今持っている自分の価値を自分で認めてあげることが大切なのです。
それができなければ、美容整形をしようがしまいが、いつまで経っても幸せになれません。
あなたはあなたのままで価値があり、幸せは自分でつかみにいくもので、美容整形が勝手にもたらしてくれるものではないのですよ。
「美容整形をしないと、私を好きになってくれる男性なんて現れないだろう」
そんな風に思っている人もいるかもしれません。
しかし、価値のあるあなたを好きになってくれる男性はこの世に絶対にいます。
そういう男性はあなたがどんな容姿であろうとも、あなたのことを「可愛い!」「美人!」と思ってくれるものなのです(参考「美人になるために知っておかないといけない2つの方法と考え方」)。
もしもあなたにベタ惚れの男性の前で、
「美容整形しようかしら?」
なんて言えば、
「今のままの君が大好きだから、整形なんてしなくていいよ!」
「君が前向きになれる整形なら応援するけど、僕は今の君でもいいと思うよ!」
などと言ってくれるでしょう。
美容整形は、今のあなたをほんのちょっぴり変え、心に自信を与えてくれるもの。
決してそれ以上を望んで、期待しすぎないようにしましょう。
ほら、もう整形しようがしまいが、なんだか変われそうな気になってはきませんか?
最後に
いかがでしたか。
美容整形はあなたにとっていいキッカケになりうるものですが、真剣に検討するのならリスクなどのデメリットも知っておかねばなりません。
また、美容整形をしたからと言って、幸せになれるとは限りません。あなたが自ら自分の価値を認めて幸せをつかみにいくことが人生では必要なのです。
「それでもやっぱり美容整形したいの」
というのであれば、事前のリサーチをしっかり行った上で踏み切ってみるのもいいでしょう。

水嶋英美里

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