片思いの恋で悩んでいる女性たちのための相談窓口です。
今回は、同じ部活の仲間に片思いしている女性からのご相談ですね!
では早速ご相談を見てみましょう。
片思いをしていますがいつ告白したらいいのかが分かりません。
同じ部活で失敗したら気まずくなりそうで告白できません。どうしたらいいですか?
相手とは大学に入ってすぐの部活見学の時に一目惚れでした。
今の所普通に仲の良い部活仲間です。
部活は弓道部で、たまに教えてくれたり遅くなった時に頼めば一緒に帰ってくれるような関係です。
(peachgirl)
メッセージありがとうございます。
「片思いの彼にいつ告白するか」というタイミングのことでお悩みのようですね。
一目惚れということなので、きっとすごく魅力的な彼なのでしょう。
まずは片思いと告白の関係について知り、その後で部活が同じメリットを活かしつつ、彼へのアプローチを考えていきましょう。
片思いの恋では相手に告白させるべき①
peachgirlさんは片思いの彼に「いつ告白するか」ということを悩んでいる様子ですが、これって言い方を変えれば「いつか告白することは決定していて、今はタイミングに悩んでいる」ということですよね。
ところが、これは片思いの戦略では実はNGな考え方なのです。
その理由は「片思いの恋愛では、相手に告白をさせることを目指すから」です。
「片思いの彼に告白させなきゃいけない理由、教えます!」の記事で詳しいことは書いているんですが、ここでももう一度ご説明しておきましょう。
まず、片思いにせよ両思いにせよ、恋愛というのは2人で踊るダンスのようなもの。
peachgirlさんも、男女で踊る社交ダンスをテレビなどでご覧になったことがあるでしょう。
あるいは、フィギュアスケートの男女のペアとか。
あれは男女とも同じだけの実力を持っているのですが、リード(主導権)を取っているのは男性です。もしも2人ともがリードを取ろうとすると、全然うまく踊れないんです。
現実的にはたとえば、以下が「うまく踊れていない」状況ですね。
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デートのお誘いやディナーの予約など、女性がいつも張り切ってなんでもやっていると、男性は「俺はやらなくていいや」となってしまう。その結果「いつもがんばる女性」と「開き直って何もしない男性」となり、女性側に(ときには男性側にも)不満が溜まる。
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同じくデートのお誘いやディナーの予約など「私がやるよ!」「俺がやるよ!」とお互いに譲らずに疲れてしまう。
こういった状態を避けるために、女性は男性にうまく主導権を受け渡さなくてはいけないのです。たとえば、以下のような言葉で。
「○○くんっていつもおしゃれだよね! きっと選ぶお店もセンスが良さそうだね。今度のデートは○○くんチョイスのお店に行きたいなぁ」
「チケットの予約って結構複雑で、いつもスマホの前で困っちゃう。○○くんに手伝ってもらってもいい? 一緒にスマホ見ながら教えて!」
このように、上手に相手を褒めながら相手にやってもらい、「この女性と一緒にいるときには、男性である自分がリードを取ることが普通だ」と相手に思わせていくのがポイントです。
片思いの恋では相手に告白させるべき②
なぜここまで男性に主導権を与えるのかというと、それは男性の多くが「自分で選んだものやことには責任を持つ」からです。
peachgirlさんも、「自分で選んだもの」と「誰かが勝手に選んで与えられたもの」の2つなら、自分で選んだもののほうが思い入れが深くなるでしょう?
恋愛でもまったく同じ。
男性に「この女性は俺が選んだんだ!」と思わせることはものすごく大事なのです。そのほうが付き合った後も長く強く愛してもらえるから。
「この女性は俺が選んだんだ!」と思わせるための最大の儀式が「男性に告白させること」なんですよ!
だから私たちは片思いの恋では――いいえ、片思いの恋であるからこそ――男性に告白させるように仕向けなければならないのです。
その意味で、peachgirlさんがまだ片思いの彼に告白していないのはラッキーでした。
今日から「いつ告白しようか」ではなく、「どうやって告白させようか」という発想に変えましょう。すべてはまずここからです。
片思いの彼が同じ部活のときのメリット4つ
peachgirlさんと片思いの彼は同じ部活とのこと。
これはとってもラッキーです。
少し考えただけでも、以下の4つのメリットがあります。
1、彼と部活にかかわる話ができる
部活のスケジュールや内容、部員や顧問についてなどたくさん話せるので、話題に事欠かない。
2、部活や部活内容を活かしてデートができる
買い出しに一緒に行ったり、「(部活の内容にかかわる)本が出たらしいから一緒にチェックしに行こうよ」など本屋デートができる。
3、部活時間や合宿など長く一緒に過ごせる
あなたが何もしなくても絶対に部活の時間はやってくる!
何度も同じ相手に会うことで、好感度が上がることが心理学的にわかっている(これを「単純接触効果」と言います)。
4、同じ苦難を乗り越えることで絆が深まる
仲間と同じ苦難や目標を乗り越えることで、仲間との絆は深まる。
大会などはもちろんだが、彼と「今日はここまでやる!」といった小さな目標をいくつも立て、一緒にクリアしていくといい。
peachgirlさんは今これだけのメリットを持っていますので、活かさない手はないです。
もしも片思いの彼との距離を縮めたいのなら、1~4を意識して彼と接するようにしましょう。
ただpeachgirlさんは大丈夫だとは思いますが、もしも今これを読んでいる読者の中に「部活をダシにして彼と仲良くなろう♪」なんて思っている人がいたら、それはダメですよ!
部活はあくまで部活をがんばりたい人たちのもの。部活内容にあまり興味が無いのに、恋愛のために……などという下心は、他の部員に失礼です。
さて、話を戻しましょう。
1~4は彼と仲良くなれるメリットではありますが、「今の所普通に仲の良い部活仲間です」と書いてくれているので、すでにそこそこ仲が良さそうですね。
部活仲間から告白対象にステップアップするには、より女性として意識させなければいけません。
同じ部活の片思いの彼を振り向かせる行動とは
相談内容で書いてあった「たまに教えてくれたり遅くなった時に頼めば一緒に帰ってくれるような関係です」というのが、すごくいいなと思ったんですね。
先ほど、男性に主導権を握らせる大切さを書きましたが、そこで役に立つのが「教える・教えられる」という関係なのです。
おそらく片思いの彼のほうが弓道の腕が上で、peachgirlさんが教えてもらっているんですよね。男性は教えることで満足感を得る人も多く、素直な「生徒」に対しては「可愛い」と思うものです。
部活仲間から告白対象にランクアップするために、以下のような行動を取ってみてください。
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今までと同じように彼から部活で指導をしてもらい、素直に聞く。
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部活の中でお互いに小さな目標を設定する・あるいは彼に設定してもらい、それに向かって努力する。
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部活が一緒というメリットを活かして、一緒に出かける機会などを作る。その際は相手をさりげなく褒めるようにすること(「弓道が上手な○○くんのおすすめの△△を知りたい」「それを買いたいから買い物に付き合って欲しい。見る目のある人がいたほうが安心」など。※しつこくはしないこと)。
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一緒にいる時には「楽しい」「嬉しい」というポジティブな感情を表し、彼にしてもらったことにはしっかり「ありがとう」と言うこと。
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部活終わりには女性らしいメイクやファッションをする(※部活時とのギャップを見せるため)。
男性は一緒にいて居心地の良い女性を彼女にしたいと考えます。
このような行動を積み重ねることで、片思いの彼にそう思わせるようにしましょう。
ただし、相手のことがいくら好きでも、変に下手に出る必要はないということも覚えておいてくださいね。
最後に――女性から告白してもいい例外とは
最初に長々と「片思いの恋では告白させるべき!」なんて書きましたが、実は女性から告白してもいい例外が一つだけあります。
それは「女性が片思いに疲れてしまった時」。
女性からの告白は、
「この恋に本当に疲れてしまった。もういっそのこと振られてしまってもいいから、白黒ハッキリつけたい!」
という時に許された行為なのです。
今の片思いに少し疲れてしまっているのなら、ぜひ期限を決め、「この時までに相手が告白してくれなかったら自分からする」などとしてしまってもいいかもしれません。
大学生ですから、同じ部活でいられるのも基本的には数年。
その数年の中で長めに期限を決めておくというのもいいでしょう。卒業時などなら、もしも振られてしまっても気まずくもなりません。
それにしても、一目惚れができる相手なんてなかなかいないのに、そんな魅力的な人と出会えたのは素晴らしいことです!ぜひ彼に働きかけをし、告白されるようにがんばってみてください。
peachgirlさんの恋を応援していますよ。