「好きでもない人から好かれる」から脱して片思いの恋を叶えるヒント

「好きでもない人から好かれる」から脱して片思いの恋を叶える-01

片思いの人はいるけど、その人とはうまくいかず、なぜか全然好みじゃない人から好かれてしまう――これって「恋愛あるある」ですよね。

「一体なぜ!?」と思ってしまいますが、実はこの現象にはちゃんとした理由があったんです。

この理由をしっかりわかっておけば、本当に好きな人にあなたの魅力を伝えるヒントになります。

好きでもない人から好かれてしまうのを脱して、片思いの人にあなたを好きになってもらうには?

「好きでもない人から好かれる」現象が起きる理由とは

好きでもない人から好かれる一方で、片思いの彼の前では緊張してしまい、変なことを言ったりやったりしてしまって後悔……なんてことあなたにもありませんか?

その結果、相手となんだか気まずくなってしまって恋に破れてしまう、なんてことも最悪あるかもしれません。

なぜこんなことが起きるのかというと、あなたが片思いの彼のことを「意識しすぎている!」からです。

片思いの彼のことを考えるあまり、

「嫌われたらどうしよう」

「ヘマしたらどうしよう」

と不安になり、あなたの本来の魅力が発揮できない状態にあるのです。

逆に、特に興味のない異性の前だとあなたは何も緊張せずに済むので、かえってあなたの魅力が大いに発揮されます。

「好きな人には振り向いてもらえないのに、好きでもなんでもない、興味のない人から好かれる」

という「恋愛あるある」な状況はこうやって引き起こされるわけです。

片思いの彼に対して「どうでもいっか!」と思えればあなたの魅力が伝わる

片思いの彼にあなたの魅力を伝えるためのヒントがここにはあります。

要するに、あなたが片思いの彼に対して「まぁ、どうでもいっか」と気を抜けるようになれば(!)、あなたの魅力が相手に伝わるというわけです。

「想いを寄せている相手に対して、それはちょっと無理……」

なんて思う人もいることでしょう。

しかしよく考えてみてください。

片思いの彼を意識しすぎている状態は、「彼のことで頭いっぱい」という、恋愛に執着している状態だと言えます。これって、相手からしてみると重い感じがして少し怖いのですね。重い女性は男性から好かれません(参考「『重い女』」にも『軽い女』にもなるな!それぞれの特徴とは?」)。

ですから事実はどうあれ、あなたが「別にあなたのことなんてなんとも思ってないよ~」という態度を取ることは、片思いの彼を怖がらせないようにするマナーであるとも言えるのです。

もちろん「どうでもいい」とは言っても片思いの彼に意地悪なことをしたり、高飛車な態度を取れと言うわけではありませんのであしからず。

片思いの彼への執着を捨てる方法2つと、「仮氏理論」とは?

では具体的にどのようにしたら、片思いの彼について考えすぎずに済む(=彼への執着を捨てる)ことができるでしょうか。

これには大きく分けて以下の二つの方法があります。

方法1、恋愛から離れる

恋愛そのものから離れて、他に趣味を見つける・仕事に打ち込むなどです。

こうすることで、あなたの頭の中の恋愛の割合は減るでしょう。

完璧に恋愛から離れることができないとしても、たとえば今まさに当記事を読んでいるように、「恋愛について勉強する」時間をたくさん取ってみるのもいいでしょう。

方法2、他の男性にも目を向け、片思いの男性から離れる

他の男性ともデートをすることで、「片思いの彼以外にも男はいるんだ」ということを思い出しましょう。

片思いの彼との恋がたとえうまくいかなかったとしても、あなたを魅力的に思ってくれる男性はこの世にたくさんいるということを知れば、片思いの彼一人に執着することはなくなるはずです。

ちなみに、方法2に関連して、作家の水野敬也さんが著書「スパルタ婚活塾」でおもしろい考え方を披露しています。

これが「仮氏理論」というもの。

水野氏は、まずはどのような男性でもいいので彼氏ならぬ「仮氏(カリシ)」を作り、「最悪こいつがいるから大丈夫!」という心の余裕を作れと言っています。

さらに、この仮氏を踏み台にし、本命の男性に対して

「彼氏はいるんだけど……うまくいってないから相談に乗ってくれない?」

などと言って会う機会を作り、最終的に射止めるという作戦です。

非常におもしろい考えで一理あるのですが、仮氏になる人に対して思いやりがあるとは言えない方法ですのであえておすすめはしません。

仮氏と別れるときに「他に男がいるなんて、浮気していたんだな!」なんてこじれることもあるかもしれませんしね。

でももしもあなたが

「今ろくでもない彼氏がいるけど、他に好きな人ができちゃった」

などという状況なら、使えなくもないテクニックですのでちょっと覚えておきましょう。

最後に――「お人好し」にならないで!

いかがでしたか。

片思いの彼が大好きであっても、他にも恋愛だけが人生のすべてではなく、男性はたくさんいるということを思い出してクールに振る舞うことであなたの魅力は伝わりやすくなります。

ところで、あなたがあまりにも「好きでもない人から好かれてしまう」シーンが多いのであれば、あなたがかなりのお人好しである可能性も。

素敵なあなたがみんなに平等に親切に接するあまりに

「オレでもいけるかも?」

なんて勘違いさせてしまっているというパターンですね。

みんなに親切にするのはいいことですが、時には

「迷惑です」

「あなたのことはなんとも思っていません」

とハッキリ伝えることも必要かもしれませんね。