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【保存版】片思いの恋するあなたに捧げる。恋愛は「殿様商売」に学べ


片思いの恋するあなたに捧げる。恋愛は「殿様商売」に学べ

暑かった夏も終わり、秋の気候になってきましたね。

夏のレジャーで片思いの人とデートできたあなたも、残念ながらできなかったあなたも、ロマンチックな秋の雰囲気に期待したいですね。

さて、以前「”イメチェン”ではなく”ブランディング”で片思いの彼を振り向かせる」「恋は営業活動!?努力と努力未満を知り片思いを叶えよう」という二つの記事を書きました。ご覧になった方もいらっしゃるでしょうか。

もしご覧になっていない方は、そちらを読んでからこの記事に戻ってきてくださいね。

簡単に言ってしまうと、前提として恋愛とは営業活動で、あなたは商品そのものであり、またその商品を売る営業マンでもあるということです。

今回はその内容について、テクニック的な部分をより深くお伝えしていきたいと思います。

さぁ、あなたは何かを売る営業マンだ!

イメージしてみてください。

あなたが何かを売る営業マンだったとしましょう。

売るものは何でも構いません。

浄水器でも、新型の携帯電話でも、アクセサリーだっていい。

さて、あなたは買ってくれそうな地域にあたりをつけて、片っ端から訪問なり、電話なりします。


営業マン(あなた)「こんにちは。今回はこういった商品をお持ちしました。まずはお話だけでも聞いていただけますか?」

相手「んー話だけならいいよ」

営業マン(あなた)「ありがとうございます!この浄水器に使われているフィルターはとても優れた素材で、水がとてもきれいになるんですよ。これが今ならなんと通常価格5万円のところ、3万円でのご提供になります」

相手「すごい値下がりだね(もしかして、売れてないから、たたき売りするしかないのかな)」

営業マン(あなた)「もしご契約いただければ、今なら無料で定期的なフィルターのクリーニングもいたします(結構辛いけど、契約のためだ)」

相手「ほんとに!?じゃあお願いしようかな(ラッキー♪)」


素人がものを売ろうと考えると、安易な値下げに走ったり、無料のサービスを提供しようとしがちです。

ですが、果たしてそれで本当に商品が売れるのでしょうか?

むしろ、「そんなに安売りしちゃうってことは、いい商品とは言えないのでは?」

なんていう疑いをかけてしまいませんか?

値下げをすることは、その商品の価値を低くすることにつながり、無料のサービスを提供することは営業マンであるあなたが、まるで奴隷のようになってしまうことへとつながります。

これを恋愛に置き換えると、以下のようになります。

片思いの相手に振り向いて欲しいあなたは、必死で自己PRをしています。


あなた「私って結構料理も得意で家庭的なんだよね」

相手「へー」

あなた「もしよかったら作ってあげるよ」

相手「マジか助かるわぁ」

~相手の家~

あなた「料理美味しかった?」

相手「うん(こいつ、俺の家に本当に来て料理するなんて暇なのかな。便利な奴だな)。今日泊まっていく?」

あなた「え、いいの!?(彼女にしてもらえるのかな!?)」


・・・どうですか?

え?「別にいいじゃないか」って?

いけません!

もしもあなたが相手の部屋に行くことになったとしても、向こうにその気がないならあなたは家政婦か、言い方が良くないですがセフレ候補になってしまいます。

あなたが片思いの相手のことをどんなに好きでも、相手の奴隷になってしまってはいけません。

それは、あなたの価値を下げることになってしまうからです。

さて、「奴隷営業」がだめなら、どんな営業方法が役に立つのでしょうか。

その営業は、「殿様営業」です。

また営業の場面に戻りましょう。


営業マン(あなた)「私はこういう商品を売っている者です」

相手「へー」

営業マン(あなた)「あなたはこの商品に興味がありますか?」

相手「え!?(いきなりこんなこと聞かれるなんて予想外だぞ)」

営業マン(あなた)「興味はありますか? ありませんか?」

相手「すみません、ありません」

営業マン(あなた)「わかりました」


相手の意見を受け入れたあなたは、静かにその場を去ります。

下手にも出ず、変にサービスもしない営業こそがこの「殿様営業」です。

(「殿様営業」「殿様商売」と言うと、努力をしない上からの営業のことを言うこともありますが、この記事では、営業マン側で最初に営業先を選び、奴隷にならない営業方法のことを指しています)

「この例だと、結局商品売れてないじゃん」

いえいえ、このやりとりによって商品をいらないという人に費やす時間をカットできたと考えましょう。

その代わりに、他の、その商品を望んでいる人の元へと行くことができたのです。

しかもこのやり方だと、「こんな風に営業されるのは初めてだ」と印象に残るので、実は相手からコンタクトを取ってくれる確率も高まるのです。

もちろん、「興味はありますか? ありませんか?」と尋ねた時点で「あります」と即答してくれる相手なら、商品を買ってもらえる可能性も、飛躍的に高まります。

「って言っても、これを恋愛でどう活かすの?」

はい、確かに、いきなりあなたが片思いの相手に「私の事興味ある? ない? 早く教えて!」

なんて訊いても、向こうはただただびっくりしてしまうでしょう。

この殿様営業から学べるポイントは、以下の3つです。

  • まだ買ってくれるかもわからない相手(片思いの相手)に、商品(あなた自身)について説明しすぎないこと。

  • 相手にインパクトを与えたら、あなたは相手からのアクションがあるまでひたすらに待つこと。

  • 脈の無さそうな相手にこだわりすぎて、幸せを逃さないこと。

次から順に説明していきますがその前に、男性の本能的な部分についてお話しておきましょう。

これを知っておくだけで、片思いの相手に対して適切な行動が取れるようになるはずです。

男性の本能の話:狩猟本能、視覚重視

以前、「男脳、女脳ってなんだ?あなたの片思いを助ける男女の違い」という記事を書きました。

男性は本来ハンターであり、脳もその狩猟本能に基づいているという話です。

そのため男性は、まるで狩りの対象のような揺れるものも好きなのです(「揺れるものをマスターして片思いの彼の視線を奪う女になる」参照)。

マンモスを追いかける必要もなくなった現代の男性たちがこの狩猟本能をぞんぶんに満たすためには、どうすればいいのでしょう。

一つは達成感のある仕事や、夢への努力です。

そしてもう一つは、恋愛において「価値のある女性」を落とすことなのです。

この時重要なのは、ハンティングの対象は「価値のある女性」ではないと意味が無いということ。

これは、「どこでも手に入る獲物」と、「手に入りにくい獲物」のどちらがほしい気持ちをくすぐるかということを考えればわかると思います。人間が限定品に弱い心理にも近いでしょう。

あなたが男性のハンティングの欲求を満たすためには、「価値のある手に入りにくい獲物」となることが重要なのです。

そして、そのためには自分を安売りしないことです。

だから、まるで「奴隷営業」のようにサービスを自分から提供する必要はないのです。

そしてもう一つ。

男性は獲物を狙うために、視覚を発達させました。

そのため男性は視覚で恋に落ちるとも言われており、それを裏付ける心理学の研究結果もあります(ちなみに女性は聴覚で恋に落ちるそうですよ!)。

男性を惹きつけるには、狩猟本能を刺激する女、視覚的にいいインパクトのある女であることがポイントなのです。

まだ買ってくれるかもわからない相手(片思いの相手)に、商品(あなた自身)について説明しすぎないこと

あなたは魅力的な女性ですから、それだけで本当は男性にとって「価値のある手に入りにくい獲物」です。

すべての女性には、それぞれに魅力的な部分があり、それらをすべて持っている女性はこの世にいません。

ある女性はとても大きくて印象的な瞳を持っているかもしれないし、ある女性は優しくて朗らかで誰にでも優しいのかもしれないし、ある女性はとても涼やかな声を持っているかもしれません。

とにかく、あなたにもそういった素敵な魅力があるはずです。

ですが、それらの魅力は派手派手しくアピールするものではありません。

あくまでもさり気なく、片思いの相手にあなたの魅力が伝わるように仕向けるのがいいのです。

「そうは言われても、どうすればいいのか・・・」

大丈夫です。

ここで重要なのは、言葉で伝えることよりも、行動や見た目で表現することを心掛けることです。

「私って、結構美脚なんだよね!」

そう言葉で言うのではなく、それがわかるようなファッションをしていけばいいのです。

もしくは、あなたではない共通の知り合いから話してもらう(=PR)ことも有効です。

あなたはあなたの魅力を口で説明しすぎず、行動で表していきましょう。

相手にインパクトを与えたら、あなたは相手からのアクションがあるまでひたすらに待つこと

あなたの魅力を相手に伝える最初の入り口は、あなたの外見です。

これは前に述べたように、男性が視覚重視の生き物なので、しかたがないことです。

ただし、男性は女性と違って、

「このアイラインの入れ方がどうのこうの」

「前髪が違うからどうのこうの」

といった判断はしません(というか、できないのです)。

むしろ全体的なイメージを見て、その人がどんな人か判断します。

ですのでたとえば、男性が「あれ? なんか今日この子、いつもよりかわいいな?」と思ったとしても、いつもとどこがどう違うのかということは具体的にわからないことが多いでしょう。

しかし、たとえ細部の変化に気が付かなくても、メイクをしたり(男性ウケなら断然にナチュラルメイクがおすすめ!)、ファッションに気を遣うことは重要です。

むしろ、「アイメイクはバッチリなのに服はいいかげん」といった感じだと、全体的にイメージダウンしてしまいますから、偏りなく・まんべんなく全身に手を加えたほうが良さそうです。

以前記事にした「”イメチェン”ではなく”ブランディング”で片思いの彼を振り向かせる」を参考に、片思いの相手の好みに合いそうなメイクやファッションを研究しましょう。

さて、あなたはあなたの魅力をさりげなく伝え、おまけに外見にまで気を遣っていますから、相手に与えたインパクトは充分なはず!

そこまで来たら、相手からのアクションがあるまでひたすら待ちましょう。

つまりハンティング”させる”というわけです。

実はこれは、男性の中でも特にイケメンに結構効果があります。

イケメンは女性側からアプローチされることが多いので、自分から向かってこない女性に対して「あれ? この女性は自分に興味が無いのかな?」という引っ掛かりを感じるから。

そのため、相手からアクションを起こしてくれる可能性が高まるわけです。

脈の無さそうな相手にこだわりすぎて、幸せを逃さないこと

最初の2つのような行動を実行していれば、片思いの相手と関係が発展したり、新たにあなたのことを気になるという男性が表れたりするでしょう。

ですが、中にはあなたに何のアクションも取ってこない男性もいるかもしれません。

その時考えられる可能性は、二つ。

1、あなたが自分からアピールしなさすぎて、「僕には興味が無いんだな。アプローチしても無駄だな」と思われてしまった。

→この場合、あなたを誘うためのヒントを出してあげれば解決しそうです。

「新しくできた遊園地に興味がある」

「紅葉狩りに行ってみたい」

「新しい趣味を始めたい」

など、なんでもいいので、デートのお誘いの理由になりそうなきっかけを相手に示してあげましょう。

2、相手にあなたの魅力が伝わっていないか、その魅力は相手の心にあまり響かなかった。早い話が、脈が無さそうである。

→残念ながら、長い人生ではこのようなことも起こり得ます。

あなたがどうしてもその相手にこだわるなら、あなたの恋を応援してくれる共通の知人・友人のPR作戦を決行しましょう。

ですが、それが片思いの相手に気づかれてしまっては、さらに関係が悪くなってしまうかもしれません。

ですので、協力を仰ぐときには慎重に、控えめに。

そんな相手のことは、さっさと切ってしまうというのもおすすめです。

相手にもさまざまな事情があり、あなたの魅力に気づくほどの相手ではなかったのかもしれないし、恋愛自体に興味がない時期なのかもしれません。

少し泣いたら気持ちを切り替え、次の恋に向かいましょう。

この相手に固執してしまったら、気づいたら彼の家政婦やセフレになってしまうかも!

「殿様営業」の説明のところで「商品をいらないという人に費やす時間をカットできたと考えましょう。

その代わりに、他の、その商品を望んでいる人の元へと行くことができた」と書きましたよね。

恋愛もそれと同じ。

あなたも、あなたの魅力を求める男性のところへ行きましょう。

最後に

実は今回の記事は、大ベストセラーの恋愛ハウツー本である『ルールズ』と類似点が多くあります。

ルールズでは、女性側が「手に入りにくい女性」を演じることで、男性に追いかけさせ、結婚というゴールを目指すということが書かれています(興味のある方は一読をおすすめします)。

今回の記事も、外見を整えて男性に追わせるという点では、ルールズと共通しています。

ですが、今回の内容は特に結婚をゴールに置くものではありません。

あくまでも、「殿様営業」の駆け引きが、片思いの相手に有効であることをお伝えしたかったのです。

また、私が今まで書いてきた記事のテクニックを、総合的にまとめたものとも言えるでしょう。

男性が自分に夢中になっていくのを見ると、女性として自信がつきます。

駆け引きそのものを楽しむことも恋の醍醐味だと思いますから、今回のポイントを守って恋を楽しんでもらいたいと思います。


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水嶋英美里

水嶋英美里

ライター。文学系の大学院を修了しており、国語科の教員免許持ち。コラムは根拠のないテクニック紹介にならないよう、「なぜこうすれば結果が得られるのか」といった部分まで踏み込んで書くことが得意。猫と文学とカモミールティーを愛する。