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夜寝る前のゴールデンタイムとは?その有効活用について


夜寝る前のゴールデンタイムとは

「効率よく勉強がしたい!」

「毎朝気分良く起きたい!」

あなたはそんな風には思いませんか?

実は、寝る前には脳のゴールデンタイムと呼ばれるものがあり、それを活用すれば、どちらの願いも叶えることができます。

さて、寝る前のゴールデンタイムと、そこでやるべきこととは一体なんなのでしょうか? 

寝る前の1時間は脳のゴールデンタイム!?

寝る前の1時間は脳のゴールデンタイムの一つです。

通常、朝起きてからの2~3時間も脳のゴールデンタイムと言われることもありますが、こちらは作業効率が高い時間という意味でのゴールデンタイムです。

朝のゴールデンタイムは何かを創り出すこと(アイデアを出したり、文章を書いたり)にふさわしい時間ですが、夜のゴールデンタイムは何かを受け入れること(何かを覚えたり、感情を噛みしめたり)にふさわしい時間です。

これは、夜寝る前だと「記憶の衝突」が起きにくいからだと言われます。

睡眠中はその日にあった出来事を脳が片付ける、言わば「記憶の整理」が行われています。

たとえば、「暗記作業→テレビを見る→寝る」という行動をした場合、睡眠中の脳は「暗記したこと」と「テレビを見る」という記憶を整理しようとします。

しかし記憶したことが多いために、整理があまりうまくいかずゴチャゴチャになり、結果として暗記したこともあまり覚えていないことがあるんですね。

これが「記憶の衝突」です。

対して、「暗記作業→寝る」の場合、間に片付けるべき他の記憶が無いため整理の必要もなく、暗記したこともすんなりと脳に残りやすくなるのです。

ここまでのまとめ

  • 朝起きて2~3時間の「朝のゴールデンタイム」→作業効率が上がるので何かを創り出す作業(アウトプット)に最適

  • 夜寝る前の1時間の「夜のゴールデンタイム」→記憶が残りやすくなるので何かを受け入れる作業(インプット)に最適

寝る前のゴールデンタイムにすべきこと

1、暗記を伴う勉強

寝る前のゴールデンタイムは記憶が残りやすいので、これを勉強に活かさない手はありません! 特に外国語の単語や年号の暗記ということなら、この時間が最適です。

肩に力を入れず、リラックスした状態で学習を行いましょう。

また、ゴールデンタイムの暗記作業では必ずしも「目で見たり手で書いたり」しなくてもかまいません。CDなど音源を聞きながら学習できる教材で、「耳で聴いて」学習するのも効果的です。

ここで注意は、学習後に他の作業をしないことです!

先ほども述べたように、「暗記→テレビ→寝る」など、間に何か別の作業をはさむことで、記憶の効率は一気に落ちます。

特にテレビやネットの動画などは「音・動く画面・しゃべる人たち・その内容」といったように、情報量の多い娯楽ですから、脳にとって記憶するべきものがとても多いのです。

記憶するものが多いと睡眠中の脳で「記憶の衝突」が起き、覚えておきたかった暗記の内容までもが整理されてしまう恐れが出てきます。

その内容が大事なものであればこそ、別の作業をはさむことなく寝てしまいましょう。

1時間みっちり勉強するのが重荷なら、寝る前の15分だけでも集中してやると違います。

ちなみに、勉強であっても思考を特に必要とするようなもの(数学や国語の文章問題など)は、朝のゴールデンタイムにやりましょう。

2、ポジティブな記憶の回想

寝る前のゴールデンタイムで考えたことは、あなたの人生に影響を与えます。

というのも、記憶に残りやすいので、ゴールデンタイムでネガティブな気分だと朝起きた時もなんだかネガティブな気分を引きずることになるんです。

「今日のミスは我ながら最悪だったなぁ……」

「昔こんなことがあって嫌だったなぁ……」

「あの人には本当にムカついたなぁ!」

などと、悲しみ・怒り・落胆などといった感情を思い出してしまうと、朝までその記憶が残り続けるのです。

それを毎日続けていると、あなたは24時間365日、ネガティブな気分でいなくてはいけないですよね。

そこで寝る前のゴールデンタイムでは、ポジティブなことを考えるようにしましょう。

「今日のお昼ごはん美味しかったなぁ」

「昔こんなことがあって楽しかったなぁ」

「週末親友と会うのが楽しみだなぁ!」

そういった日常のささいなことでかまいませんので、ぜひ前向きなことを考えてみましょう。

すると、あなたは朝起きた時にポジティブな気分となり、これが習慣になると毎日ご機嫌でいられるのです。

寝る前のゴールデンタイムを有効活用するための習慣づくり

「寝る前に勉強したり、楽しいことを考えるのってできたらいいけど、なかなか続かないのよね」

そのように思う方は、脳のゴールデンタイムを有効に使うため、以下のような習慣づくりをしなくてはいけません。

1、勉強記録のノートを作る・ポジティブな内容だけを書く日記をつける

2、SNSに勉強記録やポジティブな内容の日記を投稿する

3、仲の良い友人たちや恋人と約束して「寝る前に短いポジティブなやりとりをする」ことを取り決める

特に2、3は「人の目がある」という意識を持てるという点で、習慣化しやすいと考えられます。

ぜひあなたに合った方法で、寝る前のゴールデンタイムを有効活用していきましょう!


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水嶋英美里

水嶋英美里

ライター。文学系の大学院を修了しており、国語科の教員免許持ち。コラムは根拠のないテクニック紹介にならないよう、「なぜこうすれば結果が得られるのか」といった部分まで踏み込んで書くことが得意。猫と文学とカモミールティーを愛する。