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最近聞くHSPって何?生きづらい、働きづらいと感じるあなたへ


HSPとは

“なんとなく生きづらい”と感じる、ショックを受けて落ち込むことが多い、職場での人間関係がうまくいかないように思う、もしかしたら自分はうつ病では?それか、発達障害では?とひそかに悩んでいるあなた。

さまざまな病気の可能性を考えながらも、その症状に当てはまらず、違和感を覚えているとしたら、もしかしたら、それはHSPかもしれません。

HSPとは?

HSPとは、「The Highly Sensitive Person」の略で、“とても繊細な人”といった意味です。

日本ではまだあまりHSPについて知られていないため、その繊細さから、うつ病や躁うつ病などと勘違いしている人もいるようです。

HSPは、育て方によって決まる後天的なものなどではなく、先天的な気質なのです。決して、病気ではありません。

全人口の約2割の人があてはまると言われています。

HSPの特徴?

では、HSPにはどんな特徴があるのでしょうか?

HSPには4つの性質があり、そのすべてにあてはまる人がHSPと呼ばれています。

1、ちょっとした刺激や情報から、深く感じたり考えたりする

無意識、意識的にかかわらず、その能力は発揮されます。

これは、場の空気を読み取る能力にもつながります。

一人だけで安易に行動せず、相手の感情を深く読み取るため、初めての経験や場所、人に対して、なかなか行動に移せず時間がかかることがあります。

2、過剰に刺激を受けやすい

変化に敏感で、自分の内外で起こっていることに人一倍よく気がつき、配慮するため、精神的な負荷がかかり、疲れやすさを感じます。

大勢が集まる場所が苦手だったり、光や音、手触り、匂い、温度などに非常に敏感だったりします。

3、いつも気を遣い、自分より他人が望むことを優先しようとする

人の心を読み取る能力に長けており、共感力が高いため、適切な配慮や気配りができます。

ただ、共感力が高いために、物語などの現実ではないことにも深く共感し、感情が揺さぶられてしまうこともあります。

4、ささいな刺激に敏感

小さな音やちょっとした変化など細やかなことに気づく能力が高いです。

周りの人のちょっとした声のトーンや態度、表情の変化から、何かあったのではないか、など察知します。

ただ、さまざまな種類の刺激に対して反応してしまうため、あまりに刺激が多すぎる状態では、ぼーっとしてしまったり、思考停止状態になったり、かえって周りの人よりも気づけないことがあります。

おそらく、感覚の過剰さから脳を守っているためなのでしょう。

逆転の発想!自分が疲れないための対応策

特徴を読んでみていかがだったでしょうか?もちろん、中には当てはまらない人もいると思います。

ただ、例え当てはまらなくても、自分の敏感さ、疲れやすさに困っているあなたにも、対策は役に立つかもしれません。

上に書いたHSPの特徴をよく読んでみると、周りの人から見ると、むしろ長所なのでは?という特徴もあります。

気配りは周りへの配慮は、誰もがすぐにできるわけではありません。もちろん、当の本人は疲れ果ててしまうのですが…。

そんな自分に嫌気がさして、自己啓発本を取り出しては自分を無理に変えようとしていませんか?

自分を認めて、自分にやさしく

大切なのは、敏感で繊細な自分は、「弱い人間」ではない、ということ。

むしろ、多くの人が気づかずに済んでいることに敏感に気づき、さまざまな感情を抱えながらも自分は強く生きているんだと認めてあげてください。

自分の中で起こっていることは、他人と比べられるものでもないし、なかなかその特性には気づきにくいものです。

ただ、自分は人より少し敏感なんだ、と気づくことで、対応できることも見つかるかもしれません。

例えば、少し疲れがたまったな、と感じたら、思いきって一日誰にも会わず好きなだけ寝て、十分に心と体を休めたり…、疲れやすい場所からはなるべく離れたり…、つらい自分を認めて、その原因を手離してあげることも、時には大事です。

自分がすこしでも楽になれる、自分との付き合い方

働きづらい、周りとの関係がなんとなくうまくいかない、と感じたら、むやみに自分を責めたり、無理に自分を「改善」「矯正」しようとしたりする前に、どうしたら自分が生きやすくなるのか、考えてみてはいかがでしょうか。

まずは、自分はこういうことに敏感になったり、こんなことで悲しんだりすることがあるけど、そのことでつらいと感じたっていいんだ、というように自分の心を受け止めてあげることです。自分が一番に自分の味方になること。

自分がどんなことでつらい思いをしてきたのか、自分でわかってあげることが、まずは第一歩かもしれません。

もしも身近な大切な人との関係に困っている人がいれば、一度自分の性質について話してみてはいかがでしょうか。

言えるようなら、「こうしてもらえたら、自分は楽になるんだ」というように相手にどうしてほしいのかお願いも添えて。

HSPについて書かれた本は、昨年頃から本屋さんの店頭に並ぶようにもなりました。

自分の口から伝えづらい人は、こういった本を読んでもらえるように頼んでみてもいいかもしれません。

すこしずつ、やれることから、やってみましょう!


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MIGORO編集部

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