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オイル美容で知っておきたい「乾性油」と注意点3つ


オイル美容で知っておきたい「乾性油」と注意点

「乾燥肌にはとにかくオイル!」

「オイル入りのファンデーションで保湿!」

などといった、いわゆる「オイル美容」はすっかり定番となりました。

しかし、「なんとなくオイルって良さそう~」と思って取り入れているそこのあなた、オイルには「乾性油」や「不乾性油」があることや、注意点があることも知っておきましょう。

これを読めば、あなたに合ったオイル美容が実現できるはずです。

オイル美容って何?

オイルをスキンケアに取り入れる美容の総称です。オイルは顔はもちろんのこと、髪の毛や身体、ネイルのお手入れにも使えるため、オールインワン的に使えるのも便利です。

特に乾燥肌の救世主として、秋冬のスキンケアで使われることが多いようですね。

オイル美容と言った時、普通はオリーブオイルやホホバオイル、椿油など天然由来のオイルを指すことが多いですが、中には一見見た目ではオイルでも、ケミカルな成分を配合して作った「オイル風美容液」も存在します。

ケミカルな成分が体に悪いというわけではありませんが、オーガニックにこだわる人は違いを知っていたほうがいいですね。

「乾性油」「不乾性油」を知り、あなたに合ったオイルを探そう!

ホホバオイル、アルガンオイル、スクワランオイル、オリーブオイル、コメヌカオイル、馬油、椿油などなど、現在さまざまな美容オイルが出回っていますよね。

それぞれの特徴は今回は省きますが、基本的には化粧水などで保湿をした上の蓋となるものだということは変わりません。

むしろここで覚えてほしいのは、「不乾性油・半乾性油・乾性油」という知識です。

実はオイルにはそれぞれ乾きやすいもの、乾きにくいもの、そしてその中間があります。

ただ、「乾きにくいオイルを肌に使った=肌が乾燥しやすくなる」ということではありません。

乾燥と言うと「蒸発して消えてなくなってしまう」というイメージがあると思いますが、オイルの場合は

乾きやすいもの(乾性油)→時間とともに固形化し、肌の上で膜になる

乾きにくいもの(不乾性油)→時間が経っても液体状のまま長く肌の上に残る

という風にとらえてください。だからどちらを使っても良いとか悪いとか言うことではないのですね。

ただし、乾性油をオイリー肌の人が使った場合、毛穴を塞いでしまってニキビの原因になることがあるので気をつけてほしいのです。また、肌にツヤを求める場合も、不乾性油のオイルを使ったほうがいいでしょう。

ちなみにスキンケアの蓋としての効果は乾性油のほうが高いので、夜はあえて乾性油を使うなど工夫して切り替えるのもいいですね。

《代表的な乾性油》
亜麻仁油、ローズヒップオイルなど

《代表的な不乾性油》
オリーブオイル、椿油、ココナッツオイルなど

また、厳密には油ではなく「植物系ワックス(植物から取れる蝋)」のため、不乾性油とは言われないものの、似たような性質を持つものがあり、これが「ホホバオイル」です。

常温で液状のワックスはこれのみで、とても珍しい存在です。

ホホバオイルは、オイリー肌の人でも乾燥肌の人でも比較的合いやすいと言われており、無難な美容オイルだと言えます。

《不乾性油と似たような性質がある植物系のワックス》
ホホバオイル

ぜひあなたの肌の状態に合わせて選んでみてくださいね!

オイル美容を行うに当たって知っておきたい注意点3つ

1、オイルだけ使っていたら乾燥する

オイル美容は乾燥肌の救世主と言われていますが、パーフェクトな存在ではありません。

スキンケアの仕上げにオイルを使うことで、

「乾燥までの時間が短くなる」

というくらいに考えましょう。

また、オイルはあくまでも蓋なので、パックや化粧水を使って事前にしっかり肌の保湿を行った上で使わなければいけません。

さもないと

「オイルを使ったのに、なんだか肌がパリパリする……」

ってことになってしまいますよ!

2、オイルを塗った後に化粧水を使いたくても保湿されにくい

オイルは水を弾く成分があることは、皆さまもご存知でしょう。

そのため、スキンケアの後にオイルを塗り、その後で

「やっぱりちょっと化粧水で保湿したい!」

と思っても、水分は入っていきません。特に乾性油の場合は難しいですね。

1でも書いたように、「これでもか!」と保湿した後にオイルを使うことを忘れないでください。

特に乾燥肌の人が朝にオイルを使うと、お昼の化粧直しの際にローションミストなどを使っても入らず、より乾燥してしまった……なんてことになりかねません。

それが心配ならオイルは夜だけ使うようにするといいでしょう。

3、オイルは酸化するので、早めに使い切ろう

オイルは開封とともに酸化していきます。

オイルに含まれるわずかな不純物が空気にさらされることで、元の状態から劣化していくものと考えてください。

現在はオイル精製の技術が上がり、不純物も少なくなっているので酸化しにくくなっているのですが、それでもやはり使用期限は「開封済みで3ヶ月」「未開封で3年」を目安にしてください。

酸化したオイルを使うと、肌のくすみや荒れの原因となり、いわゆる「油焼け」という肌トラブルが起きやすくなりますので、なるべく早めに使い切りましょう。


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水嶋英美里

水嶋英美里

ライター。文学系の大学院を修了しており、国語科の教員免許持ち。コラムは根拠のないテクニック紹介にならないよう、「なぜこうすれば結果が得られるのか」といった部分まで踏み込んで書くことが得意。猫と文学とカモミールティーを愛する。