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謝らない人の心理とその対処法!なぜアイツは謝らない!?


謝らない人の心理とその対処法

明らかに相手側に非があるのに、絶対に謝らない・「ごめん」の一言が言えない――こんな人、あなたの周りにもいませんか?

謝らない人とケンカになってしまうと、「なんでこんなに素直じゃないのよ!」とイライラさせられますよね。

しかし実は謝らない人にも、彼らなりの理由があったんです!

今回の記事では謝らない人がなぜ謝らないのか、その心理を解説した上で、対処法についても書いています。

これであなたもあの謝らない人の気持がわかるかも!

どうしてあの人は謝らないの!?――謝らない人の心理3つ

1、自分に非があるとは思っておらず、頑固

謝らない理由の第一として考えられるのが、「そもそも自分に非があるとは思っていない」ということです。

「なんで自分が悪いわけじゃないのに、謝らなきゃいけないの?」

「今はたまたま自分が悪いということにされてしまっただけで、別に謝るような悪いことした覚えないよ!」

というわけですね。

この言い分は一応筋が通っています。

実際、ビジネスの場では「他の人がやったミスで、自分がお客さんに謝罪を求められる」なんてシーンもあるでしょう。

このとき内心

「自分が悪い訳じゃないのに……ちくしょー!」

なんて悔しい思いをすることもあるかと思います。

しかし、お客さんの立場に立ってみると、謝らないわけにもいきませんよね?

だから、「本当は自分が悪いわけではないし、非もないけど、場を丸くおさめるために謝っておく」ということは大人の世界では必要なときもあるんですね。

でも、「自分に非がない以上は謝らないぞ!」という人はそのことがわかっておらず、その意味で頑固で子供っぽいと言えます。

2、勝ち負けで物事を考え、謝ることは「負け」と考えている

次に考えられる謝らない理由は、勝ち負け思考で謝ることを「自分の負けだ」と考えているということです。

自分に非があることはわかってはいるものの、ここで謝ってしまうと自分が負けてしまい、相手に主導権を握られてしまう――このように考えているわけですね。

このような考えは女性よりも、やや男性に多い傾向があるとも言われます。これは、男性が人間関係でリードを取りたいと思っていることが多いのと、無関係ではないでしょう。

しかし、謝る謝らないは別に勝ち負けではありません。むしろ「それ以上場が揉めないようにする&仲直りをするきっかけ作り」にすぎないのですが、勝ち負け思考の人はそのことをわかっていないのですね。

3、「自分は許してもらえないかもしれない」という恐怖心がある

最後に考えられる謝らない理由は、「自分が謝ったところで、相手は許してくれないかもしれない」という恐怖心を持っているからかも。

謝るということは自分の非を認め、相手から許しを待つということでもありますよね。

「ごめん」という言葉を受け取った相手が「いいよ、いいよ」と笑って言ってくれればいいけど、「絶対に許さない!」と言って譲らなかったら……それが恐いために、自分が許しを待つ状況にならないようにする(=謝らない!)というわけです。

ただし、この恐怖心を裏返すと、「相手が許してくれなかったら嫌だ=この人と関係を持ったままでいたい・穏やかな関係のままでいたい」という願いを持っているってこともわかります。これはとても大事なことですので、忘れないようにしましょう。

謝らない人への対処法

では、上記の1~3の理由から、謝らない人への対処法を考えてみましょう。

1、「謝ること」の効能を諭す

謝ることは負けではなく、むしろメリットの多いことだとわかってもらうようにしましょう。

ただし、このとき相手に対して説教臭くなると受け入れてもらえなくなってしまうので、あくまでも自然に会話に投げ込むようにします。

たとえば

「謝罪の気持ちを示すことで、人間関係ってうまくいくなぁって思うんですよね。うちの父はなかなか謝れない人だったんですけど、最近はすごく素直になってくれて、母とケンカしなくなったんですよ! 私も嬉しいです♪」

など、第三者の「謝罪によってこんなに状況が良くなった」というエピソードを伝えると、相手も受け入れやすくなるでしょう。

2、あなたが謝る姿を見せる

謝らない相手とケンカしてしまったとき、あなたも「なんで私から謝らなきゃいけないのよ!」とやってしまうと、なかなか仲直りができず、できてもしこりが残ります。

下手をすると相手との関係が終わってしまうかもしれませんよね。

どうでもいい相手ならそれでもいいでしょう。しかし、相手があなたの大切な人だったり、仕事上どうしても関わっていかなくてはいけない人だったりした場合、あなたのほうが大人になって先に謝り、その姿を見せてあげるのがベターです。

すると相手も

「ああ、こっちこそ頑固だったかも」

と素直になり、

「謝ることですんなりと解決することもあるんだな」

と実感を持って理解できるでしょう。すると今度は相手から謝ってくれるかもしれません。

3、普段からあなたの「許し」の姿勢を見せておく

「自分が非を認めて謝っても相手が許してくれないかも。むしろ責められるかも……」そのように思っている相手には、普段からあなたが「許し」の姿勢を見せておくことが大事です。

たとえば、あなたがもしもいつも小さなことでイライラしている人だったなら、

「自分が謝っても、やはりあのようにイライラされ、責められるのだろう。許してはもらえないだろう」

と感じやすくなってしまいます。

逆にあなたが普段からニコニコと余裕を持って過ごしていれば、

「自分は悪いことをしてしまったが、怒らないあの人は許してくれそうだから素直になれる」

と思ってくれるでしょう。

これは恋愛関係でもとても大事なことです。

たとえば、あなたが彼氏やパートナーの相手の目の前で、店員さんのちょっとしたミスなどで、激しい怒りを丸出しにしてクレームを入れたとしたら

「店員は謝っているのに、彼女は全然許してなくて、むしろヒートアップしているぞ……彼女とケンカになったら、僕から謝っても意味ないな」

と相手はとらえ、あなたの好感度は下がります。その上、相手もあなたに謝れない人になってしまうかもしれないんですよ!

相手にとって「許してくれそうと思わせる人になる」ようにしましょう。

4、謝らない人は実は「平和主義」なのかもしれないと考えれば、心が広く持てる

実は謝らない人の中には、衝突を避けるあまりに謝らないという人もいます。

彼らは「謝らない人VS謝らせようとする人」だととらえているから、もしも自分が謝ったらその図式が強まり衝突してしまうだろう――と思っているのです。

なるべくならケンカせずにやっていきたいと考えている、ある意味では平和主義者なのですね(「事なかれ主義」とも取れますが)。

そのことを理解していれば、あなたも相手を「なにがなんでも謝らない憎い奴!」ではなく、「もしかして争いを避けたい平和主義な人?」と広い心で受け止めることができるかも。

しかしいくら平和主義者だからと言って、謝らないことには弊害のほうが多いもの。

謝ることは負けではなく、ましてや衝突することでもなく、単に場が良くなるためのきっかけにすぎないということを、あなたのほうから1~3の行動で根気よく示してあげましょう。

最後に

謝らない人の心理と対処法、いかがでしたか。

謝らない人と話しているとイライラしてしまうこともありますが、彼らもなんの理由もなく謝らないのではないのですね。

一応彼らなりに「自分はこういう理由で謝らない」という思いは持っているので、そのことを理解した上で突破口を見つけ、対処するようにしましょう。

ただし、あなたのほうで「いくら私が努力しても、相手には何も響かないわ」と思うのなら、見切りをつけることも必要かもしれませんよ!


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水嶋英美里

水嶋英美里

ライター。文学系の大学院を修了しており、国語科の教員免許持ち。コラムは根拠のないテクニック紹介にならないよう、「なぜこうすれば結果が得られるのか」といった部分まで踏み込んで書くことが得意。猫と文学とカモミールティーを愛する。