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魔法の「36の質問リスト」で片思いの人を恋に落とす!


魔法の「36の質問リスト」で片思いの人を恋に落とす

「片思いの人を振り向かせたい!」というそこのあなた、「高い確率で相手を恋に落とす方法があるよ」と言ったらどうします?

それは数年前から注目されている「36の質問」というもの。この質問にあなたと片思いの人とが2人で答えることで、本当に恋に落ちてしまうんだとか!?

まるで夢のような話に聞こえてしまいますが、実はちゃんと心理学的な裏付けのある効果的な方法なのです。

ヒントは「自己開示」。ぜひあなたも片思いの好きな人に持ちかけてみてください。

必ず恋に落ちる方法があるだって!?「36の質問」とは

1997年に心理学者のアーサー・アローン氏が発表した研究によると、「ある方法を使って」なんと見ず知らずの2人の男女を恋に落とすことができたといいます。

このある方法こそ、男女がある36の質問に答えるというもの、だったのです。

これが本当だとすると「人為的に恋に落とす方法がある」ってことになりますね!

(ただ、正確にはこの実験は2人を恋に落とすためではなく、初対面で親密さをどこまで獲得できるか、という実験だったようです。それで結果的に恋が生まれてしまったんですが。)

ちなみに被験者の2人はその半年後に結婚しているんですよ!

1997年の論文が今なぜ見直されているのかというと、この質問を協力者の男性と実際に行ったニューヨークタイムズのマンディ・レン・カトロン記者が、本当に彼と恋に落ちたというニュースがあったため。

それが2015年頃のことで、この実験が注目されることになったのです。

必ず恋に落ちる!?質問36のリスト

実験は至ってシンプルで、別々のドアから実験室に入った異性愛者の男女が向かい合って座り、2人とも予め用意された36の質問に答えていきます。

1人が質問を読み上げ、読み上げた方が先に質問に答え、それに続いて、もう1人が質問に答える、というかたちです。

質問レベルは3段階あり、無難なものから徐々に相手の内側に入っていくものが用意されています。そして質問に答えた後は、4分間見つめ合うというおまけ付き。

質問の内容は以下のとおりです。

質問レベル1

Q1:この世界の誰でもディナーに呼べるとしたら、誰を招待しますか?
Q2:有名になりたいですか? どんな方法で?
Q3:電話をかける前に、何を話すかリハーサルすることがありますか? なぜ?
Q4:あなたにとって「完璧な日」とはどんな日ですか?
Q5:最後に1人で歌を歌ったのはいつですか? また、誰かに対して歌ったのはいつですか?
Q6:あなたは90才まで生きられ、その上、最後の60年間を「30才の肉体」か、「30才の精神」を保つことができます。どちらを選びますか?
Q7:自分がどんな死に方をするか、何か予感はありますか?
Q8:自分と相手の共通点を、3つ挙げてください。
Q9:人生で最も感謝していることはなんですか?
Q10:自分の成長過程の一部を修正することができるなら、どんなことを変えたいですか?
Q11:4分間、あなたがこれまでどんな人生を歩んできたのか、できるだけ克明に説明して下さい。
Q12:明日の朝、目が覚めたときに何らかの才能や能力が身についています。どんな能力がいいですか?

質問レベル2

Q13:もしも、「真実のあなた」や「あなたの人生」「将来」などを教えてくれる水晶があったら、どんなことが知りたいですか?
Q14:ずっと夢に見てきたことがありますか? あるなら、なぜ実現させていないのでしょう?
Q15:これまでの人生で達成した、一番の偉業は何ですか?
Q16:友情において、もっとも価値のあることは何ですか?
Q17:一番大切な思い出は何ですか?
Q18:一番最悪な思い出は何ですか?
Q19:1年後に死ぬことが分かったとしたら、今の生き方を変えますか? その理由は?
Q20:あなたにとって「友情」とはなんですか?
Q21:あなたの人生の中で、「愛・愛情」はどのような役割を果たしていますか?
Q22:相手の長所を、5つ挙げてください。お互い順番に、1つずつ述べて下さい。
Q23:あなたは家族と仲が良いですか? 子供時代は、他の人よりも幸せだと感じていましたか?
Q24:母親との関係をどう感じていますか?

質問レベル3

Q25:「私たちは」で始まる文章で、今の状況を3回描写して下さい。例えば、「私たちはこの部屋にいて……と感じている」など。
Q26:「……を、共感できる人がいればいいのに」という文章を完成させてください。
Q27:もしも、今話している相手とより深い関係になるとして、あなたについて相手が知っておくべき重要なことは何ですか?
Q28:相手の良いところは何ですか? 初対面の人には言わないようなことを、挙げて下さい。
Q29:恥ずかしかった体験を、相手に話してみて下さい。
Q30:最後に、他人の前で泣いたのはいつですか? 1人で泣いたのはいつですか?
Q31:相手のどんなところが好きですか?
Q32:とても冗談にはできないほど、深刻なことは何ですか?
Q33:今夜死ぬとしたら、誰かに何かを告げなかったことで、一番の心残りは何ですか? なぜ、そのことを言わなかったのですか?
Q34:大切なものが全て詰まった家が火事になってしまいました。家族とペットを助け出した後、何か一つだけ取りに行くことができます。何を取りに行きますか? その理由は?
Q35:家族の中で、誰の死が一番悲しいですか? その理由は?
Q36:個人的な問題を打ち明けて、相手からアドバイスを受けて下さい。また、その問題を抱えるあなたがどんな気持ちでいるのか、相手に想像・描写してもらって下さい。

(質問リストの引用:ロケットニュース24【秘伝】これが『相手と恋に落ちる方法』なり!「36の質問」と「4分間見つあう」だけ / 深い仲のパートナーとでも楽しめること確実」)

なぜ「36の質問」は効果があるの?――ヒントは「自己開示」

質問リストをご覧になればわかる通り、最終的には「今夜死ぬとしたら、誰かに何かを告げなかったことで、一番の心残りは何ですか? なぜ、そのことを言わなかったのですか?」など、かなりシリアスな質問に答えさせられます。

お互いの心のより深い部分を、これらの質問を答えることによって知ることとなります。

自分の情報を相手に知らせていくことを「自己開示」と言います。

あなたも振り返ってほしいのですが、たとえばあなたは親友の名前はもちろんのこと、趣味や誕生日や好み、どのような考え方を持った性格の人なのかを知っていますよね?

親友なのに、名前も好みも知らないなんて有り得ません。

つまり「ある人の深い内面の情報に触れていればいるほど、その人とは親しいんだ」ということが言えるのです。

だから早く親密になりたければ、お互いの情報を深いところまで交換し合えばいい、ということになるんですね。

ただ、普通はこの情報交換は、ゆっくりと行われるもの。

初対面の相手に、「私の今の深刻な悩みは……」なんてあまり話しませんし、話された方もびっくりしてしまいます。

36の質問は、普通の人がゆっくりと時間をかけて行う自己開示と情報交換を、短時間で無理やりやってしまう実験であった、というわけです。

通常ならあり得ないシチュエーションですが、「心理学の実験である」という前置きがあったために、被験者も受け入れて36の質問に答えていったと考えられます。

その情報開示により、短い時間で2人は親密さを獲得したのですね。そしてうまくいきすぎて恋人となり、結婚したというわけです。

「36の質問」を片思いのあの人とやってみよう!

「36の質問」を使えば、あなたもあなたの気になっている片思いの相手と、恋に落ちることができるかもしれません。

実験室のように、厳密に実験を行う必要はないでしょう。

実際に恋に落ちたというニューヨーク・タイムズのマンディ・レン・カトロン記者も、試してみた場所はバーだったといいますし、そもそも男性は以前からの知人でした。

しかし、片思いの相手と36の質問を行うのは、以下のような大きな意味があります。

  • 自己開示と情報交換では親密度を上げるのには、とても有効!

  • 少しアカデミックで且つロマンチックで、単純に話のネタとして面白い!

  • 36の質問を終えるには時間がかかるので、長い時間を2人で過ごせる!

  • 「こういう実験があるらしいよ~」と持ちかけて、相手もまんざらじゃなかったら脈ありかも!

あなたが片思いの相手と普通に話せる距離感であれば、ぜひ36の質問をやってみてほしいのです。

まだそこまでの関係でないのなら、徐々に仲良くなって2人きりで会える関係になったときに持ちかけてみましょう。

また、すでに付き合っている人同士や夫婦などで行っても、さらに絆が深まると言われています。あなたの周りの人にも教えてあげてくださいね。

最後に

片思いの人と恋に落ちちゃうかもしれない「36の質問」、いかがでしたか?

36の質問で恋人ができたマンディ・レン・カトロン記者は後に、「恋に落ちるのは簡単だけど、愛を長続きさせるのとはまた別の問題」という趣旨のことを語っています。

36の質問で恋が叶っても、その後も関係を良くする努力を忘れないようにしたいものですね。

まずは片思いの人と親密になるために、この質問ができるほどの間柄になることを目指していきましょう!


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水嶋英美里

水嶋英美里

ライター。文学系の大学院を修了しており、国語科の教員免許持ち。コラムは根拠のないテクニック紹介にならないよう、「なぜこうすれば結果が得られるのか」といった部分まで踏み込んで書くことが得意。猫と文学とカモミールティーを愛する。