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自分自身への「おもてなし」。心をスッキリさせる断捨離で女子力アップ


心をスッキリさせる断捨離で女子力アップ

「なんだか最近いやなことばかり続く」

「意味もなくいらいらする」

「疲れがとれない」

そんなときってありますよね。

私はそんなときはいつも部屋を見渡して、部屋が綺麗に保たれているかチェックするようにしています。

というのも、部屋は誰が言ったか、「自分を映す鏡」だそうで、部屋の中が汚いと自分の心までざわめいていることが多いから。

もしも部屋が汚いと思ったら、そこで断捨離のスタート!

物をすっきりさせる断捨離は、心もすっきりさせてくれるんですよ。それにお掃除が得意って言えるのは、決して悪いことじゃないですよね。

部屋をきれいにして、ついでに女子力もアップさせてしまいましょう。

断捨離ってそもそもなに?

数年前に流行った断捨離という言葉ですが、そもそもどんな意味でしょうか。

これについて提唱者であるやましたひでこさんは、著書でこう書いています。

「断捨離」は、自分とモノとの関係を問い直し、暮らし・自分・人生を調えていくためのトレーニング法です。

その方法として、自分にとって不要・不適・不快なモノとの関係を「断つ」「捨てる」「離れる」ことで、住まいだけでなく心の中までも新陳代謝させようというものです。

簡単に「断」「捨」「離」を定義すると、次のようになります。

「断」=入ってくる不要・不適・不快なモノを断つ

「捨」=はびこり堆積した不要・不適・不快なモノを捨てる

「離」=とらわれた状態から、離れていく

(やましたひでこ『断捨離で日々是ごきげんに生きる知恵』より)

とのこと。

つまり断捨離の発想はとても哲学的なところから来ているんですね。ですが、構えることはありません。

提唱者であるやましたさんにはいろいろなお考えがあるのでしょうが、私としてはとりあえず現状のモノを捨てて、心が軽くなるという実感が持てさえすればいいと思います。

「断」と「離」の部分は、断捨離の思想が自分に合うと感じる人はぜひ実践してみてくださいね。

不要・不適・不快なモノって?――今のあなたに合わないものは捨てる

さて、さきほど引用した部分で、「不要・不適・不快なモノ」というのが出てきましたよね。

これについて説明したいと思います。

おそらくどの方もそうだと思うのですが、だいたい「これ捨てようかな? どうしようかな?」

と悩むときは「使えるから要る、使えないから要らない」で判断していませんか。

たとえば一枚のワンピースがあるとします。

「買ったのはだいぶ前だけど、まだ着られそう。じゃあ取っておこうかな」

なんて。

でももしそのワンピースが、かなり派手に破けていたとしたらどうでしょう。

それなら迷わず捨てますよね。

これが「使えるから要る・使えないから要らない」という判断であり、断捨離で言うところの、「不要なモノ」にあたります。

ではまたワンピースの例です。

「このワンピース、まだまだ綺麗で着られそうだけど、趣味が変わってしまったからもうあまり着る機会ないかも」

という場合が「不適なモノ」。

あなたにはもう合わないというわけで、断捨離ではこれも捨てます。

そして最後に「不快なモノ」。

「このワンピース、まだ着られそうだし、デザインも好きだし、私に似合ってる。でも、元彼と別れた時に着てた服だから、どうしてもその日のことを思い出しちゃって辛くなる……」

このように、モノ自体に問題はないけど、そのモノがあることによって、あなたが不快になってしまうのが、「不快なモノ」。断捨離ではこれももちろん捨てます。

モノ中心ではなく、自分中心という考え方

先ほどのワンピースの例を見ておわかりになったと思うのですが、断捨離の根本には、「モノ中心ではなく、自分中心にしよう」という思いがあるのです(これを断捨離では「自分軸」と言っています)。

モノは本来、私たちが使うから意味があります。ですが、それを忘れてしまって、「まだ使える!」ということを理由にモノを取っておくと、どんどん溜まっていってしまいます。

このとき、「このワンピースはまだ着られる」「この箸はまだ使える」「この本はまだ読める」など、主語が「モノ」になってしまっているわけです。

ですが断捨離の考え方だと、「私はこのワンピースをまだ着たいか」「私はこの箸を使いたいか」「私はこの本をまだ読みたいか」と、「私」が主語になります。

掃除とは、断捨離とは判断の連続だ

不要・不適・不快なモノを捨てていくというのは、「このモノは自分にとってどのような存在か?」と考え、何度も判断していく作業となります。

これは思考の訓練でもあります。というのは、「今の自分にとって本当に大切なものはなんなのか」と考えなけらばならないシーンって人生において結構ありますからね。

それは恋愛や友情などの人間関係の場合もあるでしょう。断捨離を行うことで、決断をする練習になるというわけです。

ちなみに、モノが捨てられるようになると、貯金もできるようになります。

これも、「今の自分はどこにお金を使うべきか」という判断が適切にできるようになるためです。

あなたの部屋は、あなた自身をもてなすための空間である

やましたさんは断捨離することによって部屋を「自分で自分をもてなす空間に」してほしいと言っています。

あなたの部屋に友達が来るとなれば、どんなに汚くてもあなたは部屋を片づけると思います。それはあなたが友達をもてなそうとしているから。

でも、部屋がいつも汚かったとしたら、「あなたがあなた自身に対してもてなしができていない=自分を大切にできていない」ということになりますよね。

もてなしのない部屋で毎日暮らしているとしたら……疲れが取れないのも当然かもしれませんね。

最後に

いかがでしたか。

今回は断捨離を取り上げましたが、お片づけのための本は他にも数多くあります。ぜひ、自分にあった本の考え方を参考にしてみてくださいね。

すっきりとした部屋で、あなた自身をもてなしてあげることであなたはリフレッシュし、女子力アップにもつながることと思います。


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水嶋英美里

水嶋英美里

ライター。文学系の大学院を修了しており、国語科の教員免許持ち。コラムは根拠のないテクニック紹介にならないよう、「なぜこうすれば結果が得られるのか」といった部分まで踏み込んで書くことが得意。猫と文学とカモミールティーを愛する。