「片思いの彼と遠距離になってしまいそう……」
「片思いの彼が遠くへ行ってしまった!」
片思いなのに、相手と遠距離になってしまった・なってしまいそうで困っているんですね?
遠距離での片思いは、遠距離になる前のアプローチが成功の鍵です。
その理由と、遠距離になった後のアプローチを「片思いの彼とイイ感じの場合」と「そうではない場合」に分けてわかりやすくお教えします。
いずれの場合も大切なのは「直接会うこと」!
遠距離の片思いでは、「遠距離になる前」のアプローチが重要!
あなたも「遠くの親戚より近くの他人」という言葉をご存知でしょう。
これは、遠く離れてしまったらたとえ親戚であっても情がなくなるので、いざという時頼りになるのは近くにいる他人の方だ、という意味のことわざです。
あなたと片思いの彼が、今たとえ友人同士としてとても仲が良かったとしても、距離が離れてしまえば、心も離れてしまうということはじゅうぶんにあり得ます。
そのため遠距離の片思いでは、遠距離になる前に2人の恋愛関係をある程度深いものにしておく、さらに言えば両思いになっておくように最大限努力するのが大切です。
遠距離になった後
「仲が良かった女性と離れ離れになってしまった」
というのと、
「気になっていた女性・彼女と離れ離れになってしまった」
というのでは、彼の方で感じる寂しさは段違いですよね。
おまけに後者のように相手の女性に愛情を抱いている場合、遠距離恋愛をしているという障害が恋愛のスパイスとなってさらに気持ちが盛り上がる、ということもあります(参考「『ロミオとジュリエット効果』を知って、恋愛に活かそう!」)。
よって遠距離の片思いでは、遠距離になる前のアプローチがとても大切になってきます。
彼が行ってしまう、あるいは自分が行く前に彼にとって特別な女性になるように、できるだけアプローチを重ねるようにしてください。
ただし告白はあなたからしてはいけません(参考「片思い相談室『受験でお世話になった塾の先生に片思い!彼の留学前にするべきアプローチは?』」)。
遠距離後のアプローチ方法1、遠距離になる前に片思いの彼とイイ感じになれた場合
もしも遠距離になる前に彼とイイ感じ(あわよくば両思い!)になれたなら、以下のような行動で2人で上手に遠距離恋愛を育んでいきましょう。
- 2人を隔てる距離(海外か国内か)にもよるが、なるべく会うようにすること。その際は、あなたが行くのではなく、相手に来てもらうようにすること。相手にお金や手間をかけてもらうのは恋愛では大事なのです(参考「あなたのモテ力がみるみる上がる!『恋愛投資理論』とは何か」)。
- デートの代わりにSkypeなどでビデオ通話などを行うこと。ただし、それが当然のようになってしまって「直接会わなくてもいいや」と思わせないように。時間や頻度を区切って、あまり多くなりすぎないようにしましょう。
- もしも彼が離れていってしまう側で、新しい土地に行くのであれば彼の良き相談相手になることを目指すこと。彼の話をよく聞き、彼を励まして癒せる相手になって。
- 2人の未来を想像させること。「2年後私が帰ったら、こんなことがしたいね」など。ただし、その時あまりに具体的な「2年後私が帰ったら、親に挨拶し合って……」など、結婚を想像させるようなセリフは重すぎるのでNG。結婚を決める権利は彼にもあるので、彼のほうが切り出すまではあなたのほうから言う話題ではありません。
- 久しぶりに会う時には、離れているときよりもいっそうポジティブで明るく思いやりのある「良き女性」でいること。「さすが俺の好きな人は素晴らしい女性だ!」と彼が思ってくれれば、遠距離であっても彼はあなたに夢中でいてくれます。
遠距離後のアプローチ方法2、遠距離になる前に片思いの彼とイイ感じになれなかった場合
遠距離になる前に、彼の心をつかむことが残念ながらできなかった場合はどうしたらいいでしょうか。
もしもこのままあなたと彼が離れ離れで、特に連絡も取らず会わないでいたら、彼はあなたのことをすっかり忘れてしまいます。
そうならないために連絡を取ったり、会ったりしなくてはいけないのですが、あなたのほうから頻繁に彼に連絡をしてはいけません。
たとえば、連絡における典型的なNG行動は以下のようなものです。
- 「新しい仕事や人間関係には慣れた?」「そっちの食べ物美味しい?」など、質問攻めのメッセージを送りまくる。
- 話したいあまりに、通話着信をたくさん残す。
- かまってほしくて「○○くんがいないと、私もう寂しくて死にそう……」など意味深でネガティブなメッセージを伝える。
遠距離の2人なのですから、彼の方から
「この女性は素敵な人だから、遠距離というハードルを乗り越えてもぜひ会いたい!」
そう思わせなくてはいけません。
それなのに、NG行動をしてしまうと
「このうざい女性のために、なぜ遠距離の俺がわざわざ時間を割かなきゃいけないんだよ」
という風に思わせてしまいます。だからあなたから頻繁に連絡することは絶対にしてはいけません!
しかし直接会う約束を取り付けるには、連絡を取らなくてはなりませんよね?
そこで役立つのが「ついでに会う」という言い訳です。
「そっちにライブを見に行くことになったんだけど、ついでに会わない?」
「○○くん、●日に帰ってくるんだって? その日私△△くんたち(共通の友人)と飲むんだけど、顔出さない?」
あなたの下心がわからないよう、あくまでも「ことのついでだよ~」的に誘い、直接会う約束をしましょう。
そして実際に会っている時はチャンス到来! あなたの魅力を存分に相手にわからせるように、テクニックを駆使してください。
ちなみに、この時片思いの彼が「いいね!」と乗り気になって当日の計画をしっかり考えてくれるのなら脈アリですので、ぜひ恋の判断材料にしてくださいね。
そもそも遠距離恋愛にならないための提案を彼がしてくれることも!?
ここまで遠距離の片思いについて述べてきましたが、実は付き合う前にイイ感じなれた、もしくはうまく彼女になれた場合、彼の方から「あなたを不安にさせない・自分も寂しくないようにそもそも遠距離にならない提案」「遠距離になってしまう期間を明らかにし、未来の関係を約束してくれる提案」を切り出すパターンもあります。
「遠距離になるのは辛いし、君も一緒に来ない?」
「不安にさせるのはかわいそうだから、いっそ付き合おうか?」
などという提案ですね。
この提案に乗るかどうかはあなた次第ですが、少なくともこのような提案をしてくれる人はあなたのことを大切に思っている・強い愛情を持っている可能性が高いです。
よってこのような提案をしてくれたこと自体に、深く感謝して関係を続けてください。
しかしいくらイイ感じでも、あなたのほうから上記の提案をしてしまうのはNG!
片思いの恋の戦略では、相手に追いかけさせることが鉄則です(参考「片思いの勝利の秘訣は『追いかけさせる』!目指せ特別なオンナ」)。
そしてこのことは、基本的に両思いとなって付き合いだしてからも変わらないので、あなたのほうから「2年後に帰ったら一緒に暮らそう!」などと提案してはいけません。
それではあなたが彼にメロメロなのがバレバレで、彼を安心させすぎてしまいますからね。
最後に
いかがでしたか。
遠距離での片思いは、遠距離になる前までのアプローチが最重要です!
その時点で片思いの彼との関係を固めておきましょう。それがどうしてもできない時には、「ついでと言いつつ会う」というアプローチで、引き続き攻略していきましょう。
また、今回の記事では、「今までは片思いの人が近くにいたのに、遠距離恋愛になってしまった」という片思いについて書きました。
しかし、たとえばネット恋愛などでは「元から遠い場所に住んでいる2人が付き合いだした」という形の遠距離恋愛もあることでしょう。
その場合は他にも注意したいことがたくさんあるので、「ばっちり解説!ネット恋愛のリスク&注意したいこと」・「その片思いの恋、美化していませんか?幻想恋愛に注意せよ!」の記事をぜひ参考にしてください。