MIGORO

【詩 No.24】満ちていく月



月が欠けてくのを見てた


日に日に大きくなっていく気持ちと一緒に

増していく不安

見えてる気持ちと

見えない気持ち

いつも二つがぶつかり合って

やがて君は 姿、くらます


本当はいっぱいいっぱいで

焦るように君を見つめて

何の確信も、絶対的な未来も

ここにはない事に 耐えられないんだ


だけど変わらず輝く君が

私のこの胸の中、

世界中の誰より、何より強く占めるから

離れるなんて 忘れるなんて

考えられないの


いつまでこのまま

遠く近くを行ったり来たり

二人の間で 出来る事と出来ない事

このまま夜が明けてしまっても

欠けた部分にも手を伸ばしたい


丸ごと君を愛してみたい


見えなくてもちゃんとそこにいる

あの丸い月のように。


分からない君の気持ちはもう

探すより預けたままで

繋ぎ切れない君との距離はきっと

これから知れる事が沢山あるから


今はまだ 半分くらいの輝きでも

丸ごと私を見て欲しいから


毎晩見つめるよ


見えなくてもちゃんとそこにいる

あの丸い月のように。


いつか届いて 満ちると信じて…。




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雨木ルイ

雨木ルイ

詩人。自分の内側を伝える為、中学の時に思いを言葉や絵にして表現し始めた事がキッカケとなり、日々を生きる中で感じる一つ一つの感情や感覚を大事にしながら綴っています。切なさや痛みを希望や夢に繋げる書き方や現実とファンタジーを入り混ぜた書き方が特徴。
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