MIGORO

【詩 No.29】ひとりごと



片時も離れたくないよ

心の中でだけ思って


いつも胸の真ん中は

熱くて 淋しい


本当は声が聞きたいのに

電話をかける勇気も出ないんだ

情けないよね


君のダイヤル、指でなぞって

最後にハートでかこむ

くせみたいに、何度繰り返したかな


画面越しに名前呼んでみても

君からの応答は鳴らなくて

きっとこのため息で

淹れたばかりの紅茶も冷める


人を好きになるって、強くなる事。

だから片想いをしている私は

きっと強いよね?って

たまに誰かに問いたくなるの

出来るなら、君に問いたいの。


出逢ったあの時から、今も変わらない

一番近くにいて欲しい人で 遠い場所


分かりやすい告白を

出来ずにいるよ


言いたい本音を詰めて

飲み干したカップを置いて

次こそはと、手を伸ばす。


この一歩で

恋なんて、叶えてやる!


ひとりごとみたいに呟いて

囲ったハートに自分を映す。




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雨木ルイ

雨木ルイ

詩人。自分の内側を伝える為、中学の時に思いを言葉や絵にして表現し始めた事がキッカケとなり、日々を生きる中で感じる一つ一つの感情や感覚を大事にしながら綴っています。切なさや痛みを希望や夢に繋げる書き方や現実とファンタジーを入り混ぜた書き方が特徴。
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