MIGORO

【詩 No.5】それぞれの一日



君に逢う為の時間

まるで全部がそこに繋がっていくみたいに

1日の中で

何度も何度も思い出してる


君が笑う度、空が鳴るの

幸せの鐘の音(ね)が降り注ぐ

そのくらいの輝きを

私に魅せてくれる


辛い事やうなずけない事で溢れ返ってる、

こんな日々の中から

救い出してくれるように現れた

突然過ぎる光りみたいに


力強くて繊細なその声に

包まれていたい。


君の見る世界は きっと広くて

気持ちだけで追いつこうとしてる

そんな私に

いつか気付いてくれるといいな


好きなの。

その全部が。


君の持つ何もかもには触れられなくても

君の持つ大事な何か一つに

触れていたいよ。


私はまだ知らない

本当の君の姿なんて

なんにも知らない


たった一人、明日へ立ち向かう足取りを

この1日の中で

どれほど今を走り抜き

どれほどの思いを叫んでいるのかを


君はまだ知らない

本当の私の姿なんて

なんにも知らない


現実の痛みに負けないようにと

この1日の中で

どれほど決意しているのかを

どれほどの悲しみに暮れているのかを


淋しさをいくつ数えたって

いつまでも淋しくて

だけどそれは

愛しさが生まれる程に増えていくのなら

私は愛を 数える事にしたよ。


些細なやり取り

交わし合う言葉はみんな

光りになって 二人を照らしてくれるから…。


想い続けているよ、ちゃんと

抱きしめているよ、この胸の中で


互いの喜びも涙も孤独すらも

抱き合って

いつか一つの 大きな幸せが生まれる事

心から祈ってる


時に伏せ目がちになるその仕草

時に何も信じれなくなるその優しさ

守れる私になりたい。


君に逢う為の時間

憧れも夢も愛も悲しみも どんな言葉も

全部 全部、君に見せたい

全部 全部、君にも伝えたい

そして教えて欲しい。


1日の終わりに

こんな事を思ってる私に

いつか気付いてくれるといいな。


…大切にあたためて

叶う未来を信じてる


いつか丸ごと、叫びたい。

いつか丸ごと、受け止めて。


それまで今は

それぞれに辿る 尊い1日――。




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雨木ルイ

雨木ルイ

詩人。自分の内側を伝える為、中学の時に思いを言葉や絵にして表現し始めた事がキッカケとなり、日々を生きる中で感じる一つ一つの感情や感覚を大事にしながら綴っています。切なさや痛みを希望や夢に繋げる書き方や現実とファンタジーを入り混ぜた書き方が特徴。
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