もうすぐ夏本番。
薄着になることも増え、女性としては体のラインがついつい気になる季節ですよね。
ダイエットを考える方もいると思います。
しかし、きつい運動は長続きしないし、運動する時間もあまり取れない方もいるのでは・・・?
そこで今回は、どうすればやせることができるのかと短時間で効果を出すことができる効率良い運動方法についてお話したいと思います。
体重が減るしくみとは?
体重を減らすために必要なのは、単純に一日に摂取するカロリー量が一日の運動量で減るカロリー量を下回ればいいだけ。
運動量とは、特に運動しなくても生きているだけで消費していく基礎代謝量と歩いたりスポーツをしたりなどの運動量両方のことをいいます。
インターネットで検索すると、自分の基礎代謝量を計算することができますが、目安として18歳から29歳の体重50キロの方の基礎代謝量は1180キロカロリーということになります。
一日中ずっとパソコンの前で仕事してほとんど動かない方などだと、1300キロカロリー以下くらいには抑えなければどんどん太っていくということですね。
逆にこれを下回ると、下回った分だけすでに体に蓄積された脂肪がどんどん減っていきます。
これを「やせる」というのです。
しかし、甘いものや脂っこいものなどカロリーが高いものが大好きな女性も多いですよね。
1300キロカロリー以下に抑えるなんて不可能に近いことだと思います。
試してみたとしても長続きはしないのではないでしょうか。
そこで試して欲しいのは運動して、筋肉を増やすこと。
筋肉を増やすと、体がゴツゴツしたり大きく見えるし、体重も逆に増えると思う方もいるかと思いますが、筋肉が増えると基礎代謝も上がるのでやせやすくなるし、女性にはそもそもそこまで筋肉はつかないので、体が大きくなることもありません。
むしろ引き締まってきれいな体のラインを作ることができるのです。
では、具体的な運動方法を見ていきましょう。
1.食べる前に運動する
運動するためには体の中にある糖分を使う必要があるのですが、食前だと血液の中に使うことができる糖分があまりありません。
そこで体は、運動するためのエネルギーを脂肪を燃焼することによって生み出そうとします。
なので、脂肪を減らしたいのであればすぐに脂肪が燃焼される食前に運動するのがもっとも効果的。
また、運動後食事を取ることで本来脂肪に蓄積されるはずの栄養が筋肉の方に送られるので一石二鳥です。
ただし、空腹の状態での運動はかなりきついです。
無理に激しい運動をすると人によっては貧血を起こしたりすることもありますので、ほどほどに行うように心がけてください。
2.こまぎれでもいいので1日30分を目標にする
どんな運動方法を組み合わせても大丈夫なので、1日最低30分体を動かすことを目標にしましょう。
たとえば、基本デスクワークで体力が悲しいくらいない著者は朝に10分くらいの散歩、夕方には10分くらい家の掃除を行い、夜に10分くらい少しきつめの運動と筋トレをしていますが、無理なく毎日続けることができるレベルなのでかなりおすすめです。
最低30分といっても連続して30分きつい運動を続ける必要はありません。
好きな運動や、比較的抵抗のない運動を好きな時間にやれば良いだけです。
今日は30分以上できそうだなと思えればどんどんやってみると体力も増えてきて、もっとたくさん運動できるようになるでしょう。
これならそこまで抵抗なく続けられそうですよね。
3.エアロバイクを一番軽い重量でこぐ
この方法は当時足の太さに悩んでいた知り合いが編み出した方法で、(夜は野菜スープのみという食事制限アリでしたが)1ヶ月で13キロ落とした運動法です。
自転車をこぐと足が太くなると思われがちですが、それは負荷をかけてこぐから。
一番重量を軽いものにして、まったく負荷をかけずにひたすらこぎまくることで逆に足が細くなるのだそうです。
4.インターバルダイエット
インターバルダイエットとは高負荷の運動と低負荷の運動を短いインターバルで交互に行うという運動法。
短い時間で高い効果を期待できるということで、アスリートはもちろん、ダイエットしたい人の間でもとても話題になっています。
メリットとしては、10分間するだけで1時間運動したのと同じ効果があるということと、脂肪が燃焼されやすいということ。
また、短い時間運動すれば良いだけなので、体力のない方でも続けやすいのも利点です。
このインターバルダイエット、有酸素運動でも筋トレでもどんな運動にでも取り入れることができます。
たとえば先ほどのエアロバイクなら、一番軽い重量で1分間自分にとってかなりきつい速度でこぎ続け、次の1分間は軽くこぎ、そのサイクルを10分間ほど続けます。
「かなりきつい」というのは、自分の全力の7割くらいを目安にしてください。
割ときついと思うかも知れませんが、10分だけでいいと思うと続けられる気がしませんか?
最後に
いかがでしたか?
今回は体重が減るしくみと効率的な運動法法についてお話しました。
まとめると、
「やせる」とは、1日の摂取カロリー量が消費カロリー量を下回ったときに脂肪が減ること
食べる前に運動すると、直接脂肪をエネルギーに変えることができ、食後の栄養も脂肪ではなく筋肉に回すことができる
こまぎれにでも最低30分くらいの運動を続けると効果的
エアロバイクを一番軽い重量でなるべく早くこぐと足やせできる
短時間で長時間運動したときと同じ効果が得られるインターバルダイエットは脂肪燃焼に効果が高く、体力のない人でも続けやすい
という内容でした。
今回ご紹介した内容は運動嫌いな人でもかなり続けやすいものばかりだと思います。
食事量も気にしつつ、運動もしっかりしてきれいな女性らしい体づくりを目指してくださいね。