映画「お買い物中毒な私!」から学べる女子力アップのヒント!

映画「お買い物中毒な私!」から学べる女子力アップのヒント-01

お買い物中毒な私!」はガールズムービーをよく見る私のオススメの作品の一つです。

皆さんはご覧になったことがあるでしょうか。

タイトルからもわかるように、お買い物中毒と言っていいヒロインの仕事あり、恋あり、友情ありの物語です。きらびやかな洋服や、ファッションアイテムが目にも楽しい映画です。

今回はこの映画から学べる女子力についてお話しましょう。

ストーリーの導入部分については触れていますが、ストーリーの本質のネタバレはないので、まだご覧になっていない方も安心してお読みください。

「お買い物中毒な私!」ってどんな話?

場所はアメリカニューヨーク。

ヒロインのレベッカは出版社勤め。

洋服やファッションアイテムのお買い物が大好きな彼女は、「三度の飯よりも恋よりもお買い物命!」な女性です。

彼女の買い物での支払いは、もっぱらクレジットカード。

アメリカはクレジットカード社会なので、それ自体はなにもおかしくありませんが、彼女はなんと12枚もクレジットカードを所持。12枚をかわるがわる使って、欲しいものをどんどん買ってしまいます。

部屋のクローゼットはカラフルでキュートな洋服でいっぱい!

その一方で、どんどん支払いはきつくなっていき……

「骨折しました!」

「祖母が死んだんです!」

「今フィンランドにいます!」

などとカード会社に数多くの嘘をつきながら、請求をごまかしているというサイテーさ。

おまけにもともと勤めていた出版社は倒産してしまって、お金がない!

そこで憧れのファッション雑誌の編集部に、売り込みのために自分の書いた文章を送ります。

「靴はファッションの中でも特に重要だ。靴は身体を支える。女性ごとにぴったり合う靴は違う。……」

この文章が手違いで経済誌の編集長ルーク・ブランドンの目にとまります。

「投資はそれぞれの人にとって何が合うかが違う。それを靴にたとえるとは、素晴らしい!」

かくして、クレジットカード破産直前のレベッカは、まさかの経済誌のライターとして採用されることになったのです。

レベッカがお買い物中毒になってしまったわけ――子供時代に持っていた思いの重要性

レベッカがお買い物中毒になってしまった理由を考えることは、私たち自身の問題を考えることにも役立ちます。

彼女は堅実な両親に育てられました。

両親は「服は着られるならなんでもいい。寒ければジーンズでも首に巻いておけばいい」という風に考える人達です。

そのため幼いレベッカは、「かわいい服を着たい」という思いを持ちながら、それが叶えられない環境にいたのです。

レベッカはその反動で、自分で稼げるようになってからそのお金のほとんどを洋服・ファッションアイテムにつぎこんでしまったのです。

子供時代の環境や抱え込んでいた思いというものは、驚くぐらいに私たちに影響を与えます。

とは言え、同じ環境にあっても、影響を受けた結果が異なっているということはあります。

たとえば、「ファッションなんて重要じゃない」という考えの家庭で育てられた人は、以下の1か2のどちらかになる可能性が高いでしょう。

1、「お買い物中毒な私!」のレベッカと同じように、ファッションがむしろ大好きになってしまう。

2、レベッカとは逆で、育てられた両親と同じような考え方をするようになり、ファッションを敵視してしまうようになる。

レベッカにもしも姉妹がいたら、レベッカとは逆の、2のような結果になっていたかもしれませんね。

これを読んでいるあなたに関しても、子供の頃の環境が、今に与えている影響がきっとあるはずです。

それがもしも今のあなたを苦しめているのなら、早めに原因を突き止めることが肝心です。

ここから学べること!

  • もしもあなたが今悩んでいることがあれば、子供の頃のあなたの環境に問題がなかったか考えてみる。

レベッカのコラムはどうして経済雑誌でウケたのか?――仕事に女子力を活かす

レベッカは当初はファッション雑誌に勤めたかったのですが、手違いで経済雑誌に採用されます。

これはレベッカが書いた文章の意図が(たまたま)良く解釈されたため。

でも、レベッカはその後も「グリーンスカーフガール」という名でコラムを続け、好評を得ます。これはもとからレベッカに文才があったためだと考えられます。

そしてまた、退屈な雰囲気であった経済雑誌に、ファッションのたとえを用いたコラムを書くことで、読者の幅を広げました。

それまで経済・金融に興味のなかった人間を読者として引き込んだのです。

これは「かわいらしい」「おしゃれ」「ファッション」「きらきらしたもの」という感覚が存在していなかった、それまでの経済雑誌に新しい感覚を持ち込んだことが大きな勝因でしょう。

ここから学べること!

  • あなたの才能は思わぬタイミングで花咲くことがある。だから苦手だと思っても、一度はトライしてみよう。

  • 「かわいらしい」「おしゃれ」「ファッション」「きらきらしたもの」という、いわゆる「女性らしい」と言われることの多い要素が、あなたの仕事や勉強に役立つことがある。これぞまさに女子力ですね。

最後に

いかがでしたか。

ヒロインのレベッカは嘘つきなところもある女性だけど、なんだか憎めません。

それはきっと彼女が私たちと同じで、決して完璧じゃないから。

向こう見ずなレベッカから学べることが、あなたにもきっとあるはず。

レベッカの恋や友情についても説明したいことがありますが、ネタバレになってしまいそうなので今回はこの辺で。

「お買い物中毒な私!」な私を観て、女子力アップを目指しましょう。