クリスマスも過ぎたら、あっという間にお正月がやってきます。
そこで考えたいのは、初詣にどこの神社に参拝するかということ!
初詣は、パリッとした新年の気分にさせてくれる良いチャンス。
そして、今年こそ片思いを叶えるためには、縁結びのために力を貸してくれる神社を選ぶのが重要です。
今回は片思い、良縁、縁結びに効果があると言われる東京都の神社をご紹介します。
東京大神宮(東京都千代田区富士見二丁目)

都内の縁結び神社として外せないのが、「東京大神宮」です。
明治時代、東京における伊勢神宮として生まれました。
結びの働きを司る三神が含まれることから、縁結びに強いとされているのです。
結婚式の形式の一つである「神前式」は現在では一般的ですが、これは東京大神宮が最初にはじめたものです。
あまり広くはない境内に、平日の昼間から若い女性でごった返していることも。
祀っている神様
天照皇大神(アマテラスオオミカミ)
豊受大神(トヨウケビメ)
天之御中主神(アメノミナカヌシノカミ)
高御産巣日神(タカミムスビ)
神御産巣日神(カミムスビ)
倭比売命(ヤマトヒメノミコト)
神田明神(東京都千代田区外神田二丁目)

江戸三大祭りの「神田祭」で有名な神田明神(正式名は神田神社)も、縁結びのご利益があります。
730年からあると言われますが、「神田明神」と名乗り、現在の場所になったのは江戸時代のこと。
今でも「明神さま」という愛称で呼ばれ、庶民に愛されている神社です。
祀られている神様のうち、大己貴命(オオナムチノミコト)とは実は七福神の大黒様です。
同じく、少彦名命(スクナヒコノミコト)は恵比寿様。
大黒様は縁結びの神であると同時に、夫婦和合(夫婦が仲良くやっていくこと)の神様でもありますから、あなたのお母様といっしょに参拝するというのもいいと思いますよ。
祀っている神様
大己貴命(オオナムチノミコト)
少彦名命(スクナヒコノミコト)
平将門(タイラノマサカド)
今戸神社(東京都台東区今戸一丁目)

1063年に起源があるとされ、いく度となく被災しながらも再建された今戸神社。
招き猫の発祥という説があり、日本を産んだと言われる伊弉諾尊(イザナギノミコト)・伊弉冉尊(イザナミノミコト)という夫婦の神を祀っていることから縁結びに強いとされています。
なんと今戸神社の絵馬は丸いことが特徴。これは「縁と円」に言葉をかけているからですね。
もしも参拝するなら、ぜひこの絵馬に片思い成就の願いを書いてみてください!
祀っている神様
応神天皇(オウジンテンノウ)
伊弉諾尊(イザナギノミコト)
伊弉冉尊(イザナミノミコト)
福禄寿(フクロクジュ)
本記事で神様の名前まで紹介したワケ!――神様へのマナーを守ろう
今回の神社をご紹介するにあたり、「なんというお名前の神様を祀っているのか」まで述べました。
はっきり言って、神様のお名前は長くてわかりにくい、覚えにくいものが多いですが、それでもあえてご紹介したワケは、「神様のことを何も知らずに神社に行ってお願いだけ聞いてもらう」のはあまりにも失礼な行為だからです。
あなたも、
「お願いします!○○してください!……私はあなたの名前も、どんな人かも知らないけどね。でも、とりあえず願いは叶えて欲しいです。」
なんて言われたら、願いを叶えてあげる気なんて起きませんよね?
神社は私達の身近なパワースポットであり、神様に対してのマナーが必要な場所。
スピリチュアルな意味だけではなく、他の人から「神社でのマナーを知らないなんて、育ちが良くないな」などと思われてしまうことだってあるんです。
だから、「この神社に参拝しよう!」と決めたら、ぜひ神様のことを少しはお勉強してから行ってみるのがおすすめです。きっとその神社への理解が深まり、愛着もわいてくでしょう。
最後に
いかがでしたか。
今回は3つに絞ってお伝えしましたが、都内にも、日本中にも片思いを応援してくれる素敵な縁結び神社が存在します。そういった神社はお守りや御札が可愛いデザインが多いのも魅力的。
お正月はあなたがピンときた神社に、ぜひ参詣してみましょう。
その時に神様への感謝の気持ちを忘れずに。
※参拝時のマナーについては、「女子力アップのチャンス!人に差をつける年末年始の過ごし方」の記事でも少し触れているので、ぜひそちらもご覧になってくださいね。