「やっと大仕事が終わって、評価された!」
「学校のテストを頑張った!」
そんなタイミングでぜひしたいのが「自分へのご褒美」。
でも自分へのご褒美に慣れていない人だと、
「たかがこんなことで、自分へのご褒美なんて贅沢なんじゃ?」
などと二の足を踏んだり、逆に
「せっかくだから豪勢に買っちゃえ!」
などとお金を使いすぎだりしちゃうことも。
今回は正しい自分へのご褒美のあげ方を知り、自分をいたわる方法をお伝えします。
自分へのご褒美をあげないとどうなるか
頑張ったのに、自分へのご褒美をあげないとどうなるか考えてみましょう。
「ハードな今月を乗り切ったけど、お金がなくなるのはもったいないから、ご褒美は無し!」
という考え方ですね。
これは一見、自分で納得しているように見えます。
でも、これがいきすぎてしまうと、だんだんと他人に対して自分の心が狭くなってくることがあります。
「私はあんなに頑張って、でも我慢しているのに、友達の○○子は何もしてないのに人生楽しんでる……! なんかムカつく!」
こんな感じですね。
これは明らかに間違った考え方です。
自分にご褒美をあげるか、あげないか、といった選択は自分がしたものであるのに、そのことを棚に上げて何も関係のない友達を妬むのは、まったく筋違いのことだからです。
だから、あなたが「ご褒美を我慢する」ことでストレスを感じるのならば、あっさりと自分にご褒美をあげてしまったほうが明らかにいいです。
そのことであなたのストレスはなくなるし、筋違いに他人を嫌に思ってしまう気持ちがなくなるからですね。
あなたがハッピーになることで、周囲の人もハッピーになるんだ、というイメージを持つようにしましょう!
自分へのご褒美をあげすぎるとどうなるか
逆に自分へのご褒美をあげすぎるとどうなるでしょうか?
「今日は朝予定通りに起きられたから、スイーツを食べちゃおう♪」
などのように、日常の些細なことでご褒美を頻繁に出すのは、「ご褒美」のハードルが下がっていると言えます。これを続けると、浪費家の道一直線です。
このようなことを防ぐためには、言うまでもなく、ハードルを下げすぎないように気をつけることですよね。
具体的には、「日常生活に密着した事柄についてはご褒美は出さない」と決めておくのが良いのですが、これだと「日常生活に密着した事柄」がそれぞれの人で異なるので、結局しっかりした基準を設けることが難しくなってしまいます。
自分にご褒美をあげるのが上手くなりたいなら、「ポイント制」を取り入れよう
「自分にご褒美をあげ過ぎない人」「自分にご褒美をあげすぎている人」いずれもが「自分にご褒美をあげるのが上手な人」を目指すには、ご褒美のポイント制を取り入れるのが正解です。
まず最初に、何をしたら自分にご褒美をあげていいのか、ということを考えてリスト化します。
例1、現在抱えている大きなプロジェクトが成功したら、自分にご褒美!
このような大きな成功をご褒美をあげる対象に設定するような人は、どちらかと言うと「自分にご褒美をあげ過ぎない人」に入るかもしれません。
「プロジェクトが終わったら」ではなくて「プロジェクトが成功したら」という点で、ハードルをあげてしまっていることに気がついていません。
そのため、「プロジェクトが終わったら」にハードルを下げることがまずは必要です。
「プロジェクトが終わった」時点でたとえばポイント3点。
「プロジェクトが成功したら」時点でポイントが7点入るなど、自分で決めておきます。
「10点になったら、○○を自分にプレゼントする!」
と決めておけば、もしも「プロジェクトが成功」しなくても、次回の分にポイントを持ち越すことができるので、今までの努力を捨てること無く、また次回への励みにもなるのです。
例2、苦手な早起きに成功したら、自分にご褒美!
こちらの場合は、日常の些細な事にご褒美を出そうとしているという点で、「自分にご褒美をあげすぎている人」の傾向がありますね。
こちらの場合も、ポイント制が有効です。
「苦手な早起きに成功した」と言っても、それがたった1日だけのことならば、残念ながらたいしてすごいことでもありません。
ですから、「10日間連続して早起きに成功した」という風に、ハードルを上げます。
そして、1日の成功につき1ポイント加算という風にしていけば、「10ポイントではじめてのご褒美」という明確なゴールが生まれます。
普段から自分に厳しい人も、甘い人も、「ポイント」というやや客観的な視点を取り入れることで、ご褒美の基準をちょうどよく調節できるのです。
このポイント制を取り入れれば、たとえば、1ポイント加算ごとにかわいいシールやスタンプを手帳に貼る・押すといった工夫をこらす楽しみも生まれます。
何事も楽しく取り組むことで、あなたも目標に向かってより頑張れるようになるはずです。
自分へのご褒美にあげるプレゼントは何が良い?
自分へのご褒美にあげるものは、少し高級で、普段はなかなか手にできないようなもののほうがいいでしょう。
たとえば、いつでも買えるようなコンビニのスイーツは、確かに美味しいけれど「特別感」に欠けます。
そしてまた、どうせ買わなくてはいけない生活必需品をプレゼントにするのもおすすめしません。
自分を大切にするということは、自分を特別扱いするということと一緒です。
もしも、あなたが親友や恋人の誕生日なら、あなたはきっとプレゼントに何をあげるかいろいろと悩むはず。
自分へのプレゼントも、それと同じくらいに悩んで「本当にほしいもの」をチョイスするべきなのです。
また、仕事やアルバイトで手に入れたお金を、ただ目的もなく使ってしまうよりも、「ぜひこれを買いたい!」と思ったものを手に入れることに使うほうが有意義だと思いませんか?
「なんかいつの間にか使いきってしまった……何に使ったんだっけ?」
となってしまうのではなく、ジュエリーを自分にプレゼントしていつも身につけることで、生活にハリを持たせたほうが、断然に前向きなあり方だとは思いませんか?(参考「片思いの恋する女性のための小物の選び方」)
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このような「自分を特別扱いするもの」は自分のプレゼントにピッタリのアイテムです。