片思いを楽しむためにネガティブ言葉をポジティブ言葉に変換する方法

片思いを楽しむためにネガティブ言葉をポジティブ言葉に変換する方法-01

言霊(ことだま)、というものがあります。

昔から日本では、言葉に魂が宿るとされていて、口に出すことでそれを実現へとつなげる考え方がありました。

一見スピリチュアルのようですが、実はこれってとっても現実的なこと。

なぜならネガティブなことばかり言っていては、ポジティブな気分にはとてもなれないですからね。

それに、ネガティブな人の周りに、人は集まりません。

あなたが片思いの人に好かれたいのなら、ネガティブ言葉は封印してしまいましょう!

今回は、思わず言葉に出してしまいがちなネガティブ言葉をポジティブ言葉に変換していく練習を、シーンごとにしていきましょう。

言葉は無意識に影響を与える

私たちは普段、言ったり聞いたりした言葉から無意識に物事を連想しています。

そして自分が発する言葉は同時に、自分が聞く言葉でもあります。

言葉の根本にあるのは、その人の思考です。

思考というよりも、「考えた方の癖」とでも言ったほうがより正しいでしょう。

かのマザーテレサもこう言っています。

思考に気をつけなさい、それはいつか言葉になるから。

言葉に気をつけなさい、それはいつか行動になるから。

行動に気をつけなさい、それはいつか習慣になるから。

習慣に気をつけなさい、それはいつか性格になるから。

性格に気をつけなさい、それはいつか運命になるから。

言葉と考え方の癖はしっかり結びついており、それがいつしかあなたの運命をも決めていくことになるのです。

言葉をポジティブに言い換えることによって、あなたの考え方の癖も、どんどんポジティブなものへと変わっていくことでしょう。

少し難しくなってしまいましたが、次からはあなたの身近にもきっといる「ちょっと困った人」をポジティブな言葉で言い換えていきましょう。

優柔不断

食べ物屋さんでメニューを選ぶとき、「あれもいいな、これもいいな。でもそれも・・・」となかなか決められないそんな人。

「優柔不断!」そう言いたくなりますが、決断をする前に「慎重に考えや物事をまとめる癖がある」と言えます。

締め切りぎりぎり

いつも締め切りぎりぎりまで仕事や課題をやらずに、直前でかけこんでなんとか終わらせてしまう人。

「なんて計画性の無い人!」と言ってしまいたくなりますが、ちょっと待って。そう言う人は「追いつめられて実力を発揮する人」

荷物が多い

まるで家出人のように荷物が多い、びっくりするような人がいますよね。

バッグの中には、救急セットや常備薬にミニ裁縫セット・・・。

「もしかして筋力鍛えてるの?」と聞きたくなるのをぐっとこらえましょう。

そう、そういう人は「常にもしものことを考えている、転ばぬ先の杖の人」

いちいちマイナス思考

「どうせ自分なんて」が口癖のマイナス思考の人。

「うじうじするな!」なんて言ったら、さらにうじうじしてしまうであろうことは目に見えています。

そうネガティブな人は「内省的で過去から学ぼうとする人」

服装や髪型がおかしい人

「この場面でその格好はないでしょ!」というとんでもない服装をしてくる人。

そんな人は「個性的で独自の世界を持っている人」

部屋やデスクが汚い人

ごちゃごちゃしている部屋やデスク。

他人事ながら気になるときが。

実は、人間の脳は意識していないだけで、視界に入ったものすべてを処理しようとするのです。

ですので、部屋やデスクの汚い人は「脳の処理能力が高い人」です。

苦手なあの人や、自分をちょっとだけ好きになれる

こんな風にネガティブだったことをポジティブに言い換えると、不思議とそれまで苦手だと感じていた人が、ちょっといい人に思えてきます。

そしてこのことは、他人に対してだけではなく、自分自身にも当てはまるのです。

「自分にはいいところなんて一つもないよ」

なんて思っている人いませんか?

果たして、いいところが一つもない人間が、片思いの人に振り向いてもらえるのでしょうか?

そう、自分の長所を見つけて、自信を持つことがとっても大事です。

どうしても長所が見当たらない場合、自分の短所だと思っている部分を、言い換えしてみてください。

「言い換え」に興味を持った方へ

以上ご紹介したような、ネガティブ言葉からポジティブ言葉への言い換えに興味を持ったあなたにオススメの本があります。

それは、『ネガポ辞典―ネガティブな言葉をポジティブに変換』(主婦の友社)という本です。

たくさんの言い換えが載っていて、しかもユーモアにあふれているので、思わずクスっと笑ってしまいます。

気になる方は読んでみてください。

最後に

いかがだったでしょうか。

ついついイライラしてしまう他人の短所も、言い方を変えるだけで長所に感じてきます。

心の中で悪口を言いたくなる気持ちをぐっとこらえて、ポジティブな言い方を心がければ、不思議と腹も立たなくなるはずです。

あなたの言った(思った)悪口は、たとえ真実だとしても、聞いたほうはあなたの評価を下げます。

たとえ心の中で思うだけだとしても、あなたの内面は暗いものになってしまうでしょう。

そう、言葉はあなたの考え方の癖と、密接に結びついているんですから。

ポジティブな言葉をつかうのを心掛けることは、あなたの好きな人からの評価を上げることにもつながっていますが、長い目で見た時にはあなたの運命をよりよいものとしていくのに、とても効果的なのです。

ただし、周りにあまりにも迷惑をかけている場合には、ちゃんと指摘してあげることも重要ですよ。