12月に入り、寒さも本格的になってきましたね。
首都圏が一番冷え込むのは2月だと言われていますが、
「これからさらに冷え込むなんて、考えただけでも恐ろしい」
なんていう冷え性の女性は多いはずです。
そこで寒さ対策として、今から温活を始めてみましょう!
温活ってなに?
温活とは、読んで字のごとく身体を温める活動のこと。
自分の身体へ意識を向け、女性特有の冷えなどを改善していくための活動です。
よく言う「防寒対策」とも似ていますが、温活の場合は身体そのものの温度を上げていきましょうという感じなので、その点でとりあえず外側から温めるというニュアンスの防寒対策とは、少し違いますね。
ただもちろん、温活を行う上では、ある程度外側から温めることも必要です! 今回はその部分についても書いていきます。
冷え性は死の始まり!? 冷え性が引き起こす身体の不調
実は筆者も根っからの冷え性。
以前どこかで読んで焦ったのが、
「冷え性は死の始まり」
という言葉。内心「ひょえ~!」とますます冷えてしまいました。
通常、多くの動物は温かいもの。
あなたがもしほ乳類のペットを飼っているのならよくわかると思いますが、彼らはすごく体温が高いですよね。
生きることとは、熱を作り出すことなのに、それができていないということはもはや死の始まりだ! ということです。
過激な言葉なので恐くなってしまいますが、大丈夫。女性はそもそも男性に比べて冷えやすいのです。これは女性は筋肉量が少ないから。一説によると、暑がりの男性と女性とでは最大8℃も体感温度が違うとか。
冷え性でも大丈夫とは言いましたが、冷えがさまざまな不調を引き起こすことは確かです。代謝が落ちてむくんでしまう、生理痛や生理不順、肩こりなどが起きやすくなります。
健康のためには今すぐ温活を始めたいですね!
具体的な温活の方法とは
では温活には具体的にどのような方法があるのでしょう。
1、とにかく下半身と足を温める
冷え性の人の中には、足先がジンジンするくらいに冷えてしまうという人も多いのでは。
足は心臓から遠く、血液が体を循環して足まで行き着くとき、血液は冷えてしまっているのです。
それなのに足自体も冷えている状態だと、ますます血液も冷えてしまい、体に冷えた血液ばかりが循環することになってしまいますよね。
じゃあ、足の方に優先的に温かい血を送って欲しいと思いますよね?
実は内臓の温めを優先するので、足先は後回しになるのです。
体が足を温めてくれないなら仕方がない! 私たちが自力で温めましょう。
●温かいルームブーツを履く
床からの冷えは、足の温めの大敵です。ボアが内側に入っているルームブーツなどを履きましょう。
●外出時は足用のカイロやボアの中敷きを使う
現在各社から足用のカイロという便利な物が発売されています。
また、ボアなどのモコモコ素材の靴の中敷きもあるので、ぜひ活用したいですね。いずれもお値段はお手頃です。
●足のマッサージをする
足そのものの滞りを改善するために、マッサージもしてみましょう。
足ツボを意識するのもいいですが、自分で触ってみてゴリゴリする部分をマッサージする程度でも効果がありますよ。
湯船の中で試すのも効果的。
●仙骨を温める
お尻の割れ目の上にある骨を仙骨と呼びます。
この仙骨、子宮とつながっているということでも女性にとっては重要な骨です。
ここを温めることによって、冷えから来る生理痛に効果が期待できます。もちろん普段から温めるのもいいですよ!
●足湯に浸かる
足湯に浸かってみるのもおすすめです。足を温めているだけなのに、体全体がホカホカしてくるんですよ。
準備と後片付けが少し手間なのが玉にキズ。
最近は「足湯カフェ」と呼ばれる、足湯に浸かりながら楽しめるカフェもあるので、冷え性仲間と一緒に行ってみるのもいいでしょう。
2、身体の中から温めるために、飲み物や食べ物にこだわる
医食同源とはよく言ったもの。私たちの身体は食べ物や飲み物によって作られます。
そこで温める効果が高い飲み物や食べ物を、積極的に摂取しましょう!
●ネギ・生姜を積極的に摂取する
通常薬味として使われる食材が意外と身体を温めてくれます。
特に生姜は身体を温める効果が高いのでおすすめです。さまざまなメニューのトッピングに使ってみましょう!
ちなみに筆者は生姜パウダーを持ち歩いています。
●冷たい食べ物や飲み物はやめて、温かい食事にする
かぼちゃ・たまねぎ・白菜・キャベツなどは身体を温めてくれる食材として知られています。しかし、そんな食材でも生やそれに近い状態で食べては身体を冷やします。
サラダ× → 温野菜○
などのように、なるべく温めて食べるようにしましょう。
飲み物も同じなので、普段冷たいものが好きだという人も冬場は温かい飲み物にしましょうね。生姜紅茶は特におすすめです。
お酒も冷たいものではなく、温めたものがいいでしょう。
ぜひ「寒い冬には温かいお酒で冷え性対策」の記事もご覧になってください。