「恋愛運をアップさせたいならピンク色のものを身に着けましょう」
こんな話をあなたも聞いたことがあるのではないでしょうか?
あの女優の篠原涼子さんもピンクのものを買ってから、市村正親さんとトントン拍子に恋愛結婚したといいます。
確かにピンクは恋愛のイメージが強いけど、これって本当なんでしょうか。
実はピンクのものが恋愛運アップに通じるという話には根拠があったのです!
ピンク=恋愛運アップという風水は実は統計学だった!?
ピンクといえば恋愛運アップによく効くと言われています。
また、実は恋愛運だけではなく、人間関係全般にいい影響があるともされています。
これは元をたどると風水の考え方です。「黄色いの財布を持って金運アップ」などと同じ。
そして、実は風水とはスピリチュアルではなくて、統計学的なものなんです。
たとえば……
- お金持ちになった人は、どうやら黄色やゴールドカラーを好んでいることが多い。
- こちらの方角に○○を置くと、災害時に便利で助かりやすいから○○を置いた方がいい。
- 恋愛がうまくいった女性は、どうやらピンクを好んでいることが多い。
と言う感じで、ある効果を得られた人の結果の部分のみをまねしたのが風水なのですね。
恋愛運アップした人はピンクを選ぶことが多いが、大事なのは結果ではなく過程!
あなたが「ピンクで恋愛運アップ」と検索すると、本記事だけではなくさまざまな情報を目にすることでしょう。
そしてその中にある「そういえば私も今の彼氏と付き合う前、ピンクのものを買っていたわ!」なんていうまことしやかな口コミにも出会うはずです。
そしてすぐ、そういう人たちはどうやら
「恋愛がうまく行く前、気がつけばピンクのものを買っていた」
のであり、
「恋愛運アップのためにわざわざピンクのものを買った」
のではない、ということもおわかりになると思います。
そう、これこそが先ほども述べた統計学的な側面なのです。彼女たちは「恋愛がうまく行く前に、なぜかピンク色が気になるという心境になった」ということなのです。
風水ではその結果だけをまねしていますが、本当はその過程こそが重要なのです。
ではピンクが恋愛に効く過程とはなんでしょうか。
まず一つには、女性らしいと言われる代表色を受け入れる=自分の女性らしさを認めている、ということです。
二つ目には、男性からの見え方です。
次からこれら2つを掘り下げていきましょう。
ピンクを好むようになる=自分の女性らしさを認めているということの表れ
カラーセラピーというものをあなたも聞いたことがあるでしょう。
色の効果で心理的なものもわかり、隠れた自分の問題を明らかにして解決していきましょう、というあれです。
カラーセラピーが成り立つのは、色それぞれに個性があり、心の状態を映し出してくれるとされるから。
そしてピンクは、女性らしさの中でも代表的で「優しさ・可愛さ・幼さ」といったイメージがあります。
そのピンクをあえて選ぶということは、女性らしさの際立つものを受け入れている・自分の可愛らしさを認めている(もしくは認めたい・それらのものが欲しい)状態にあるということです!
ピンクという色を求めている時点で、その人の持っている女性らしさが引き出されやすくなっています。
男女の恋愛はお互いの男らしさ、女らしさを引き出す行為ですので、この点はとても重要です。
ピンクの色を好む女性を、男性は「女らしい」と感じる
また、男性のほうもピンクの色の何かを身につけた女性に対して「女らしさ」を感じやすくなります。
「女なんだから赤やピンクを身につけるべき!」といった差別的な発想はもちろん筆者にはありませんが、淡いパステルカラーやピンクの男性ウケが良いことは事実です。
逆に、海外ドラマ「SEX AND THE CITY」の登場人物のような、あまりに濃い色の服を身につけた女性はあまり男性からは好まれない傾向にあります。
これは男性に対して「強そう・恐そう」な印象を与えるからです。
男性が悪いのではなく、単に「赤は暖かみを感じ、青は冷たさを感じる」と同じように、心理的に反応しているにすぎません。
その点、淡いピンクを身につければ、「か弱い・女性らしい」といった印象を与えることができます。
(逆に言えばマゼンタなどの、赤に近い濃いピンクは、風水的な恋愛運アップとはあまり結びつかないかもしれませんね)
最後に
恋愛運アップとピンクの関係、おわかりになりましたか?
ピンクが恋愛をうまく生かせてくれると言うよりも、「ピンクを好む女性の心理状態が恋愛を呼ぶ」と言うほうが正しいでしょう。あなたの持ち物や、選ぶ服などが、自然とピンクの割合が増えてきて「おや?」と思った頃、恋愛がうまく回り始めるかもしれませんね。
もちろん、ピンクを好んで着ることで、男性に女性らしさをアピールできることも確かですから、意識的に取り入れるのもいいでしょう。
ただし、あまりに全身ピンク色や、濃すぎるカラーは個性的すぎるので、取り入れるときにはくれぐれもご注意を!