「片思いをしている彼とわりと仲がいい! けど、いつも誘うのは私から。これって脈あるのかな?」なんて不安な気持ちを抱えたことはありませんか?
「私から誘うのをやめたら、彼は私と会ってくれないんじゃないかなぁ」という気持ちから、ついつい彼の顔色をうかがうようになってしまうとか。
もしも今あなたがギクッとしたのなら、その恋の戦略を変える時がきているのかもしれません。
「いつも私から誘ってばかり」な恋愛の2つのパターンとは
メールやラインでメッセージを送るのも、電話をするのも、デートの約束もいつも自分から。でも実際に会うとそこそこ楽しんでくれている様子の彼。
「これって脈ありなの? ないの?」
なんて不安になりますよね。
ハッキリ言ってしまうと、今ここでその恋の脈があるのかないのか、私にはわかりません!
しかし言えるのは、
「あなたの誘いに応じている以上は、あなたのことが少なくとも嫌いではない」
ということと
「彼があなたのことを大好きならば、あなたのほうでも手応えを感じるだろう」
ということです。
つまり、彼はあなたのことを「嫌いじゃないけど、ハッキリとしたアプローチに至るまでには気持ちが固まっていない」という可能性が高いのです。
もしくは、とっても奥手の草食系男子で、「女性からリードしてもらいたい」というタイプであることも。
ではそれぞれのパターンの攻略法について考えていきましょう。
パターン1、片思いの彼はあなたのことを嫌いじゃないが、そこまで気持ちが固まっていない
相手はあなたのことを嫌いではないけど、自分から誘うには少し決め手に欠けると思われています。この時あなたが目指すべきは、「あなたの女性としての魅力を相手にわからせること」です!
あなたは元々魅力な女性だとは思いますが、この彼にはあなたの価値がじゅうぶんに伝わっていないか、「価値のない女性」だと勘違いされている可能性があります。
だから、あなたの価値を相手に伝えるために、下手に出る行動は御法度となります。
あなたが彼にお誘いをかけている時点ですでに、あなたの好意は相手に伝わりやすくなってしまっています。
これでは片思いの恋の成就ための重要ポイントである「男性に追いかけさせて最終的には告白させる」から離れている行為なのです。片思いの恋では相手から好意をもたれるのを待ち、好きバレもなるべく避けるべきなのですね。

以上のことを踏まえて、あなたが今すぐ取らなくてはならないのは、以下の行動です。
- 自分から片思いの彼を誘うのはやめる
- 片思いの彼とダラダラとしたラインなどのメッセージのやりとりをしない
- 趣味や習い事など自分の時間を大切にする
- 友人や他の男性と楽しく過ごすようにする
- 外見の魅力をさらに磨く
片思いの彼だけにあなたの時間を明け渡してはいけません。
あなたは自分の時間や、他の男女の友人との時間を大事にし、なんなら他の男性ともデートしてください。
そうすれば、あなたと過ごしていた時間がぽっかりあいてしまった彼が、あなたの価値について再確認する機会になるかもしれません。
パターン2、草食系男子で奥手ゆえに、「女性側から誘って欲しい」と思っている
男性の中でも「女性をリードするのは苦手だ……」「相手から告白して欲しい」という風に考える草食系の人はいます。
こういう人を好きになってしまったのなら、女性のあなたから誘うという手段は「アリ!」です。
先ほど、「片思いの恋では好きバレ厳禁」といったことを書いたのですが、草食系男子が相手の場合はほんのりと
「私はあなたのこと嫌いじゃないですよ~」
という雰囲気を出すことが必要になってきます。さもないと奥手な彼らは「彼女から誘ってくれないなんて脈なしだ……」と早々に撤退してしまうからです。
そんな草食系男子に片思いしているあなたがとるべき行動は、以下になります。
- デートなどは自分から誘ってもOK。ただし、お店やチケットの予約などは彼にやってもらうこと。その際、感謝の気持ちを伝えることも忘れずに。
- 彼とのコミュニケーション(直接でもラインなどでも)では、「○○くんといると楽しい♪」ということを表情や言葉で伝えること。
「男性であるオレがリードした」という既成事実を作ってあげたうえで、彼の行動を高評価してあげるというわけですね。このような行動を取ることで、
男性である自分がリードしている、という事実を受け、
↓
「オレは彼女のことが好きだから動いてるのかも」と思わせる(※人間は形から入ることで、本当にそうだと思いこむことがある)
↓
「しかも彼女は楽しそうだ! オレはデートを成功させることのできる男なんだ!」(自信を持つ)。
↓
「彼女といると居心地が良い。オレのこと嫌いじゃなさそうだから告白したらうまくいくかも?」
という風に思わせていくのです。
また、草食系男性でも好意のある女性に対してはなんらかの働きかけをしてくる(例:「○○の映画が観たいアピール」をして「一緒にいこうよ」という言葉を引き出そうとする等。わかりにくいことも多いです)はずなので、それを見逃さないようにするのも忘れないでください。
せっかくアプローチされているのに、気づかないでスルーしてしまうのはもったいないです!
加えて、草食系男性でも、告白は男性側にさせるようにし向けることも重要です。告白は「自分が彼女を選んだんだ!」と再確認してもらうための大切な儀式だからですね。
最後に――女性から誘う恋愛ではいけないの?
いかがでしたか。
今回の記事は「誘う側」をやめ、最終的に男性からアプローチさせる――誘われる側になる――ことを目指すという内容でした。
が、女性から誘う恋愛が必ずしもNGかというと、そうではありません。
女性からアタックして付き合ったり、結婚して幸せになった素敵なカップルの例はたくさんありますし、そういう恋愛のほうが向いている人もいることでしょう。
しかしその場合は、男女関係が逆転する(=女性がリードをとる)カップルになることも覚悟しなくてはいけません。
常に女性側が彼を引っ張ってバリバリこなして、たとえ男性が頼りなく見えることがあってもそのことを責めたりはしない、という心がけが必要なんですね。
あなたがそういう関係を望まないとしたら、女性側からのアプローチはしない。逆にそういう関係を望むなら、片思いの彼にどんどんアプローチしてかまいません。
あなたが片思いの彼との未来で、どのような関係でありたいのか想像し、自分にあったやり方を選んでくださいね。