片思い相談室「30代女性が、仲の良い年下の男性に片思い!」

30代女性が、仲の良い年下の男性に片思い-01

片思いの恋で悩んでいる女性たちのための相談窓口です。

今回は年下の男性に片思いをしているという37歳の女性からのご相談ですね。

どうやら、片思いの彼とはすでに2人で遊びに行く関係のようですが・・・?

ではご相談を読んでみましょう。

私の年齢は37歳です。
今、片想いしてる人は29歳になるコンビニの店長。
たまにご飯とカラオケに2人で行きます。
飲みの帰りに手を繋いで駅の改札まで送ってくれます。
店長がいる時はお仕事終わってからタバコを一緒に吸ったり、お話したりしてます。
LINEはほぼ毎日してますが相手が忙しかったり、勤務時間や勤務地によってはあんまりLINEが出来ません。
もう少しで彼の誕生日なのですが告白しても大丈夫でしょうか?
(ゆき)

メッセージありがとうございます。

ゆきさんが今一番聞きたいのは、「彼の誕生日に告白しても大丈夫?」ということですので、先にこちらの質問にお答えしておきますね。

答えは「焦って今告白しなくてもOK!」です。

告白よりも先にゆきさんが考えなくてはいけないことはたくさんあるんですよ。それらを一つずつ見ていきましょう。

彼との連絡頻度の問題――毎日の連絡はしなくていい!?

まず、片思いの恋を有利に進めるためには、「相手に追いかけさせる」ようにし向けるのが大事です。

これは相手にゆきさんのことを

「価値のある女性だから、ぜひ付き合って欲しいし、付き合った後も大事にしたい!」

と強く思わせるためです。

そう思わせようとすれば、彼との連絡頻度についても少し考え直さなくてはいけません。

ゆきさんのご相談をみると

「LINEはほぼ毎日してますが相手が忙しかったり、勤務時間や勤務地によってはあんまりLINEが出来ません。」

とありますね。

大好きな彼と連絡を取れないのが寂しいのはすごくわかりますが、「ほぼ毎日」はちょっと連絡の取りすぎかもしれません。

遠距離恋愛・交際中ならともかく、ゆきさんと片思いの彼は直接会ってご飯とカラオケに行ける関係ですので、そこまで毎日連絡を取り合わなくてもOKだと思いますよ。

むしろゆきさんからの連絡を少し控え、「あれ?」と思わせるくらいでちょうどいいかもしれません。そのほうがゆきさんのレア度が上がり、相手にとって攻略しがいのある女性になれるでしょう(参考「片思いのためのマーケティング術「限定商法」であなたの価値を高める」)。

付き合う前に片思いの彼と手を繋ぐのは要注意!

ご相談の文章で気になったのが「飲みの帰りに手を繋いで駅の改札まで送ってくれます」というところ。

送ってくれる、というのは彼がゆきさんを女性として大切に扱ってくれることがわかるのでいいのですが、「手を繋いで」がどうも引っかかります。

この記事をご覧の他の読者の中にも

「なぜ手を繋ぐのがいけないの? エッチしちゃうんならともかく、もうお互いに大人なんだから手くらいいいのでは?」

なんて思う方もいるかもしれません。

でも大いに関係があるのです!

手を繋ぐことも、エッチをすることも、「肌を合わせる」という意味では同じ延長線上にあります。

実際、いったん手を繋ぐと、その人と肉体的に繋がることの心理的なハードルはがくんと下がるものなのです。

そのため、男性の中には「とりあえず手を繋いでしまえば、あとのことがやりやすいぞ、しめしめ」なんて考える不届きな人もいるくらいです。

もちろん、ゆきさんの片思いの彼がそんな不届き者だと言ってるんじゃないですよ!

ただ、「付き合っていない人と手を繋ぐ」というゆきさん自身の意識が、いつのまにかゆきさんの普段の言葉や行動に出てしまい、「ぜひ手に入れたい高嶺の花の女性」というイメージから遠ざかってしまうことを心配しているのです。

ましてや、飲んで2人ともほろ酔いの状態ですから、彼の「ぽや~」とした頭に

「この女性は(オレではなくても)付き合ってもいない男と手を繋いだり、体を許しちゃったりすることもあるのかな。それって少し軽いな~」

なんてよからぬ想像をさせてしまうこともあるかも。

そうすると素敵なゆきさんの価値が、彼の中で下がってしまう可能性が・・・それが筆者にはとても許せません!

もしも今後彼が手を繋ぎたいと言ってきたら、

「何言ってるの♪ 酔ってるんだね」

などと優しい言い方で回避してください。

「前はいつも繋いでたじゃん」

と言われたら「そうだっけ? 酔っていて覚えてないよ」ととぼけてください。

付き合う前にしてもいいスキンシップとはどんなものか?

ただ、スキンシップを全くしてはいけないのではなく、むしろ機会があればどんどんしてください!

「手を繋ぐ」「キス」「太股などのセクシャルな部分に触れる」など、通常交際後にするようなスキンシップ以外はしてもOKです。

たとえば以下のような。

  • 「手大きいよね? 大きさを比べてみよう」などと言って手を合わせる。

  • 狭い場所通るとき、立ち上がるときなどに肩を借りて支えにする。

  • 何かやり遂げたときにハイタッチ。

などなど、セクシャルな雰囲気を感じさせないスキンシップをどんどんしてください。

そうすることで男性は「この女性、オレのこと好きなのか? 触るくらいだから嫌いではないだろうし・・・」と揺らぎます。

このように「片思いの彼を揺るがせる」というのはとても大事です。

「彼女がオレのことを好きなのかそうじゃないのかわからん!」

という絶妙なラインに立つのが、追いかけたくなる女性だからですね。

手を繋ぐという、肉体関係の延長線上にあるスキンシップはやめて、こちらの健全な雰囲気のスキンシップにいち早く切り替えてみてください。

下手に出る恋はNG!「私とデートできて幸せだよね」という気持ちを常に持つこと

ゆきさんと片思いの彼は8つの年齢差があるとのことで、ここにも少しだけ注意しておきましょう。

男性の中には相手の気持ちを考えず

「年上の女性に好かれちゃった♪」

なんて武勇伝のように語りたい人もいます。

ゆきさんの片思いの彼がそんな人だなんて思っていませんよ!

が、万が一ゆきさんが

「いつも私の方が下手に出ている感じがする」

と思うことがあれば、その恋を続けることはあまりおすすめしません(ゆきさんに限らず、筆者は片思いをしているすべての女性に同じアドバイスをしています)。

うまくいっている恋では、2人の年齢差が問題になることはまずありませんし、年上側が肩身を狭く感じる必要もありません。だからゆきさんは「私とデートできてあなた幸せだね」くらいの気持ちを、常に心の隅に置いておくようにしてくださいね。

LINEでのやりとりができなかったくらいで、ゆきさんが落ち込むことはありません。彼と連絡が取れなくても、ゆきさんにも趣味があって友達がいるのでしょうから、その時間に費やせばいいと考えましょう。

また、もしかしたら片思いの彼もゆきさんことが好きなのに、最後の一歩(告白)が踏み出せないという可能性もありますね。だとしてもゆきさんのやることは同じで、彼とのデート中にポジティブに働きかけて告白を引き出すことです(これについては次項のまとめで書きます)。

最後に――仲良しの片思いの彼を落とすためのまとめ

厳しいことも書いてしまいましたが、ゆきさんと片思いの彼はすでに2人きりで出かけるくらいの仲良しですから、恋が叶う可能性はじゅうぶんにあると言えるでしょう。

ただ繰り返しますが、ゆきさんに少し足りないのは、「相手に追いかけさせる」という視点です。

彼の誕生日だからと焦って告白する必要はなく、なるべく向こうから追いかけられる女性になることを目指し、最終的には相手に告白させることを目標にしてください。

最後にやるべきことをまとめてみましたので、どうぞご覧になってください。

  • しばらくLINEでやりとりできない期間があっても心配せずに自分のことに時間を費やす。多忙な彼から連絡が無くても、心の余裕を忘れずに。

  • 会っている時には手を繋ぐこと、ましてやそれ以上のスキンシップは避け、「セクシャルじゃない」スキンシップをするよう心がける。

  • 実際に会っている時には、彼のことを癒すように心がける。具体的には、
    「あなたと一緒だと楽しい♪」とあなたの楽しさをダイレクトに伝え、
    「○○くん優秀だから仕事が多くなってしまうのよね」
    などと彼の仕事や長所を褒め、
    「忙しそうだから体には気をつけてね」と労う。
    このようなコミュニケーションを通し、ポジティブな働きかけをしてあげる。

上記のような行動を通して、片思いの彼にとってゆきさんが居心地の良い女性になることを目指してくださいね。

また、彼以外との男性とも会うようにしてもいいでしょう。

別の男性とも会っていることを、片思いの彼に伝える必要はありません。それでも他の男性と接することは息抜きになりますし、「他の男性ともデートしている」という事実が自分の魅力に磨きをかけてくれることでしょう。

ゆきさんの恋を応援していますよ。