どうして人は一目惚れをするの?知っておきたい3つの理由

一目惚れの理由-01

初めて会った人のはずなのに、胸がときめいたり、なぜか懐かしい気がして「この人のこと、もっと知りたい!」と思ったり……そう、一目惚れ。

あなたにも経験があるでしょうか?

今回は一目惚れが起きる理由とされる3つの説を紹介します。

最後には一目惚れされる女性になるヒントも書いています。

1、「ハロー効果」による思いこみ説

一つの良いところを知ると、他の部分までよく見えてしまうという心理学的な効果を「ハロー効果」と呼びます。

たとえば、「すばらしい肩書き」「一般的に人気がある職業」などの人を「人柄もいいはず!」と思いこんでしまうといったことですね。

これは外見でも起きることが知られていて、外見が魅力的だと「きっと性格も素敵な人に違いない!」と思って一目惚れが引き起こされるのです。

余談ですが、男女ともに外見の魅力の高い人は頭もよく見えるということも言われますね。

2、自分と顔立ちが似ていて、親近感から一目惚れが引き起こされるという説

自分と顔立ちが似ている人に対して、親近感を抱くという説です。

特に女性はメイクアップすることで毎日鏡で自分の顔を見ますから、自分の顔は馴染み深いもの。朝、鏡で見てきたその顔に近い人に好意を抱いてしまうのですね。

ただし、似ているといっても必ずしも顔全体というわけではありません。目や鼻などといった部分的なパーツが似ているというだけでも、親近感は生まれます。

「あ、なんだかこの人いい!」

なんて思ったら、顔のどこかのパーツがその人と似ているのかも。

ところで、仲の良い夫婦は顔が似てくるなんて言いますが、そんな夫婦は似てきたのではなく、最初から似ているパーツがあったのかもしれませんね。

3、見た目ではなく、初対面で体臭から自分と合う人をかぎ分けている説

遺伝子的に言うと、恋愛相手は「将来子どもを作って育てるパートナー」ということになります(あくまで遺伝子的にと言う話で、子どもがいないカップルや夫婦がいてももちろんいいのですが)。

そのため、私たちはパートナーとして、なるべく遺伝子的に自分と遠い相手を選ぶと言われています。これは、遺伝子的に遠い相手を選ぶほうが、免疫が強く、さまざまな病気に打ち勝つ子どもが生まれやすいからとされています。

そしてこの遺伝子なのですが、実は「体臭」によってかぎ分けることができると言われています。遺伝子の遠い相手の体臭は良い香り、逆に近い相手は嫌な香りだと認識するのです。

そのため、一目会った瞬間にその体臭から、

「あ、この人なんかいい感じ!」

と判断し、一目惚れが起きると言われるのですね。

この場合、「一目」惚れなどと言いつつ、実際は見た目はあまり重視していない、「一嗅ぎ惚れ」というわけです。

一目惚れされやすい女になってみる?

上記の説から私たちは自分を「一目惚れされやすい」ように演出することもできそうですね。

3の体臭の操作はさすが難しいですが、1を参考に「外見を魅力的にする」ことでハロー効果を生み出し、男性に働きかけることができます。

一口に「外見を魅力的に」と言ってもそこは好みがあります。多くの人が好ましいと思うコンサバティブなファッションやメイクで最大公約数を狙っていくと、一目惚れをされる可能性が高まるでしょう。

2も大いにヒントになります。

あなたの片思いの人や、好みのイケメンの顔に近づけるメイクをすることで、恋のチャンスが増えるかもしれません。

ちなみに、アメリカのあるデータによると、一目惚れの恋の成就率は高く、しかも一目惚れで結ばれた夫婦の離婚率は20%以下(女性からの一目惚れの場合、10%以下)だということです。

これは、離婚率が50パーセントと高いアメリカでは驚異的な数値だと言えます。

一目惚れしやすいあなたもそうじゃないあなたも、一目惚れされる女性を目指してみてはいかが?