「ロスタイム理論」とは?片思いで粘り勝ちするために知るべきこと

「ロスタイム理論」とは?片思いで粘り勝ちするために知るべきこと-01

大好きな人に思い余って告白! しかし失恋……。

「でもどうしても諦めきれない! 粘り勝ちでも、ちょっとぶざまでも片思いのあの人の彼女になりたい!」

そう思う情熱な女性もいることでしょう。

今回はそんなあなたが恋の粘り勝ちするために注意したいことと、粘り勝ちを目指す片思いの恋に役立つ「ロスタイム理論」について解説します。

はじめに――恋の粘り勝ちでは、相手の高嶺の花になることはできない!

片思いの恋では、「相手に告白させること」を目指すのがいいといくつかの記事で繰り返し書いています(参考「片思いの彼に告白させなきゃいけない理由、教えます!」)。

この理由は女性からアプローチすることで、その女性の価値を下げてしまうことにつながるからです。

あなたが男性にとって「高嶺の花」のように見えるように振る舞うことで、男性のハンター心に火をつけるわけです。

しかし、この方法も実は完璧なわけではありません。

片思いの男性のハートに火がつかない場合、女性側は泣く泣く諦めなければいけないからです。

そこで、

「でも! どうしても! 彼のことが大好きで諦められない!!!」

という女性は「恋の粘り勝ち」を狙っていくことになります。

断っておきますが、粘り勝ちの恋はあまりスマートでかっこいいものではありませんし、あなたは「高嶺の花で男性に追いかけられる女性」にはなれません。

「この女性をようやく手に入れたぞ!」と片思いの彼に思わせた方が、交際後も強く長く愛してくれる可能性も高いのに、その手段を使えないということです。

それでも片思いの彼に振り向いて欲しいんだ、という人だけどうぞ続きをお読みください。

恋の粘り勝ちで使える「ロスタイム理論」とは?

「粘り勝ち」というくらいなので、この恋では女性側の好意は男性側に筒抜けです。もしかしたら何度も告白し、すでに何度か相手に断られている状態にあるかもしれません。

こういう時に使えるのが、水野敬也さんが著書「スパルタ婚活塾」で提唱している「ロスタイム理論」です。

以下はその一部からの引用で、説明に当たる部分です。

フラれてもフラれてもあきらめずに戦い続けていくうちに、ある一つの事実に辿り着いたのだ。
それはフラれた後の方が「付き合ってほしい」という言葉を会話に投げ入れやすいということである。
「付き合う」という緊張度の高い言葉は、男女の関係を簡単に引き裂くほどの威力を持っている。
しかし一度フラレてしまった後は、冗談っぽく「俺、この一週間でかなり成長したんだけど付き合ってくれない?」とか「じゃあ、この勝負で俺が勝ったら付き合ってもらうってことでいい?」などと簡単に口にできるのである(ただ、あくまで、冗談っぽく、可愛らしく言う必要がある)。
そしてこの状態に持って行くことで、付き合える可能性はかなり高まるのだ。
なぜなら、この状態に入った場合、半永久的に相手を口説き続けることができるからである。

この説明にある通り、「ロスタイム理論」とはふられたあとが勝負とばかりに可愛げを見せながら相手を口説き続ける方法です。上記の例だと男性→女性ですが、女性→男性でも同じように使えるでしょう。

すでにふられてしまっているので、リスクは何もないですが、あえて言うなら口説いている側が自分のプライドを捨てることになります。

ちなみに、ロスタイム理論を使って女性から男性を口説く場合は以下のような感じになるでしょう。

  • 「私と付き合ったら、お得なことがいっぱいあるよ~」と自分と付き合うメリットをアピール。

  • 「この腕相撲で私が勝ったら付き合ってよ!」(※当然負けるでしょうが、そこも可愛い。おまけにスキンシップもできる)

  • 「じゃあ合コンやろうよ! 参加者は私とあなただけで!」と言ってデートに持ち込もうとする。

などなど。

思い詰めた感じが出てしまうと男性が重く感じるので、軽く可愛げのある感じを心がけるのは重要ですね。

このようなやりとりをする中で

「お、なんだこの女性、なかなか可愛げあるじゃん♪」

と思ってもらい、相手の好意へと発展させていくのです。

ロスタイム理論を行う上での注意点2つ

ロスタイム理論を行うに当たっては、注意点もありますのでまとめておきましょう。

1、他の男性も視野に入れ、「高嶺の花」である自分のイメージも忘れないこと

まず一つは、本命の片思いの彼にアプローチしている間、他の男性との恋愛も視野に入れておき、その男性とのやりとりでは高嶺の花になることを目指すこと。

これは、ロスタイム理論ではあなたのプライドを捨てるために、セルフイメージ(あなたが自分に抱くイメージ)が「男性に振り向いてもらえない私」というマイナスのものになってしまう可能性があるためです。

あなたの価値を不当に下げないために、あなたのことをチヤホヤしてくれる男性ともデートしておきましょう。

2、アプローチしている間、片思いの彼とセフレ関係にはならないこと

そしてもう一つは、あなたがロスタイム理論を実践している間も、絶対に片思いの彼とセフレ関係にはならないようにしてください。手を繋いだり、キスをしたりといったことは御法度です。

ロスタイム理論を行う時点で、あなたの片思いの彼への好意はバレバレですから、もしも彼に悪い心があれば「都合のいい女にしてやろう」なんてことになりかねません。

相手に手を出されそうになっても、その場から逃げるようにしてくださいね。