片思い相談室「受験でお世話になった塾の先生に片思い!彼の留学前にするべきアプローチは?」

受験でお世話になった塾の先生に片思い!彼の留学前にするべきアプローチ-01

片思いの恋する女性のための相談窓口です。

今回は、高校3年生の時にお世話になっていた塾の先生に恋をしているという、大学生の女性からのお悩み相談です。どうやら間もなく彼が留学に行くことになっているようですね。

今まさに高校生で、塾の先生に片思いをしているというあなたもぜひご覧になってください。

高校3年の時の塾の先生に片想いをしている、大学1年生です。
先生は24才で、受験期にかなり支えてもらった先生です。
その先生が今年の9月から1年間、留学をします。
卒業後にラインで連絡をとり、2人でご飯に行くなどはしました。
何でも話せて友人レベルには仲がいいです。ですが、生徒という枠から出られずに、多分恋愛対象としてはみられていないと考えています。
ご飯に行った時に、留学前にまた会おうという話になり、近々ご飯に行く予定なのですが、その時に告白した方がいいのでしょうか。
もしくは、1年間、告白させるくらいに自分磨きをして、帰国後、想いを伝えるという方がいいのでしょうか。
告白は男性からという事はわかっているのですが、先生と生徒という関係上、相手に告白させる、というのは難しいのかなと思いかけています。
先生に彼女はいないそうです。決めるのは自分というのはわかっているのですが、アドバイスを頂ければ、幸いです。
(ponta)

メッセージありがとうございます。

「多分恋愛対象としてはみられていない」とありますが、pontaさんはすでに片思いの彼と2人で出かけられる関係だし、「友人レベルには仲がいい」ということなので、適切なアプローチをすることで恋が叶う可能性はありそうですよ。

ただし、その前にpontaさんの重大な思い込みを粉々に壊す必要がありそうです!

「先生と生徒」の関係を壊せ!

①「先生と生徒」という関係はすでに終わっている

最初にびっくりしてしまうかもしれないことを言っておきます。

pontaさんと片思いの彼はもう「先生と生徒ではありません」!

まだ先生と生徒と思っているのは、pontaさんの思い込みか、はたまた勘違い。

確かに片思いの彼との出会いは受験時の塾で、きっととても良い指導を受けたのでしょう。

しかし、今はその関係は終わり、pontaさんは大学生。

プライベートで2人でご飯を一緒に食べにいくようにまでなっていますよね。

相談の中でも、片思いの彼のことを「先生」と呼んでいますが、こういう関係を普通は「先生と生徒」とは言わないのですよ。

ただの18、19歳の女性と24歳の男性がいるだけなのです。

つまり何が言いたいのかというと。

pontaさんは「生徒という枠から出られず」と言っているけど、実は自分自身が「先生と生徒」という関係にとらわれすぎているんじゃないか? ということです。もう先生と生徒という関係は終わってしまっているのに、です。

となると、「先生と生徒という関係上、相手に告白させるのは難しいのかな」というお悩みも、実はさして問題じゃないということに気がつきませんか?

ちなみに、今まさに現役の高校生で塾の先生に片思いをしてしまっている人も、無事に高校も塾も卒業し、プライベートで会う関係にさえなれれば、恋を叶えるチャンスはありますよ(中学生の皆さんは18歳以上になるまで待ってくださいね)。

②5歳以上の年齢差カップルは多数派

「先生と生徒」という幻想を壊す――とは言ってもなかなか難しいですよね。では、ちょっと別の視点から考えてみましょう。

以下は、カップルの年の差についてのアンケート結果になります。

日本のカップルの年齢差の割合
彼が10歳以上年上 13%
彼が5歳以上年上 23%
彼が2~3歳以上年上 25%
同い年 21%
彼が2~3歳年下 12%
彼が5歳以上年下 5%
彼が10歳以上年下 1%
(2011年のゼクシィのアンケートより・回答数368人(男性7人・女性361人) )

調査したのが結婚情報誌で有名な『ゼクシィ』で、結婚に至ったカップルのデータではあるのですが、単なる交際中のカップルを対象にしても結果にあまり差は出ないと思います。

このデータを見ると、基本的には彼氏が年上のカップルの割合が多い傾向にあり、彼氏が2~3歳上から5歳以上・10歳以上のカップルはあわせて61%と多数派となることがわかると思います。

pontaさんと片思いの彼も5、6歳差ですよね。

だから、あくまでも年齢差という点から見ればお二人は問題にならないどころか、むしろよくある組み合わせだと言えるのです。自然に恋に落ちて恋人同士になっても、周囲は何もおかしく思わないでしょう(塾側にバレたら、彼の方がちょっと気まずいかもしれないけど、デメリットはそれぐらいでしょうね)。

出会った場所は塾だけど、今はプライベートで会える男女。年齢差はカップルとしてはむしろ多数派。

それなのにまだ自分たちの関係を「先生と生徒」だと考えるのですか?

③「先生と生徒」ではなく「男と女」に意識を変える

先ほどから「先生と生徒」という意識を壊そうとしているのには理由があります。

それは、「私たちは先生と生徒だから」という意識をずっと持っていると、いつの間にか彼の前で「生徒っぽい」キャラを演じてしまうからです。

そして「生徒っぽい」女性を前にしたら、彼もまたそれに反応して「先生っぽい」キャラを演じるようになります。

キャラの役割をお互いに演じ続けると……

まさに今悩んでいる「生徒という枠から出られずに、多分恋愛対象としてはみられていない」という関係が続いてしまうのです!

だからまずは、pontaさんの中にある「生徒っぽい」自分と意識とを消してしまうことが、「先生と生徒」から「男と女」に関係を変えるための第一歩なのですね。

告白するにせよしないにせよ、この恋を叶えるにはそれが必要なのです。まずは頭の中にある「先生と生徒」という幻想を疑い、そして壊してください!

ちなみに他の読者の皆さんも知っておいてもらいたいのですが、他の関係でも同じことは起こります。

たとえば、習い事の先生や店員さんに片思いをしてしまった時。

もしも首尾よく教室やお店以外で会える関係になったなら、「先生と生徒」「店員さんとお客さん」という関係はこの際忘れ、あなたは徹底的に「女」として振る舞ったほうがいいのです。

さもないと、最初の関係を変えることはできないのですよ。

片思いの彼の留学前に女性側から告白するべきか?留学後に告白させるべきか?

先生と生徒から、男と女にならなければいけないことはわかりましたね。

ではその上で、次回片思いの彼と会ったときに告白すべきかどうかについて考えてみましょう。

結論から言うと、次回の食事で告白することはおすすめしません。

それはpontaさんがおっしゃるとおり、「告白は男性から」という原則に反することに加えて、単純に時間が足りないからです!

彼に告白してOKをもらうにしても、向こうから告白させるにしても、「生徒ではなく、女として」見られていなければうまく事は進みません。

彼は9月に発ってしまうのですから、女としての魅力をアピールできる時間はただでさえ限られています。それなのにさらに告白というイベントを詰め込むのは無茶です。告白したとしても「自分が白黒はっきりつけたいだけ」の自己満足なものになりかねません。

今は焦って告白するのではなく、彼が発つまでの限られたアピールタイムを上手に使い、留学先の海外でも彼の心を占める女性になれるように心を砕くのがいいでしょう。

そして留学後(あるいは留学の最中)に告白させ、晴れて彼女となれるようにアプローチしましょう!

「生徒っぽい」自分を封印して「女性らしく」振る舞い、塾の先生にアプローチする具体的な方法

さて、具体的にどうアプローチすれば彼に女としての魅力を伝えることができるのでしょう。

次回の食事の際に、以下のような行動を心がけてください。

もちろん最終目的には「片思いの彼に告白させること」だということを忘れずに!

1、女性らしい&大人っぽいファッションをしていく

多くの男性は女性らしさを感じさせるメイクやファッションが好きです(あくまでも最愛公約数的には、という意味ですが)。

ここで言う「女性らしい」とは、男性が到底身につけられないようなものを言います。

たとえばシフォン素材やワンピースやパステルカラーなどは男性の服としては一般的ではありませんよね?

だからこの手のファッションは女性らしいイメージを与えるのです。恋愛対象の男性と会うときには、このようなファッションをしていくのが無難です。

ただし、彼の好みが明らかな場合にはそちらに合わせても良いですよ。

あと、今回は片思いの彼に、pontaさんを「自分の恋愛対象になりうる大人の女性」と思わせなくてはならないので、ちょっと大人っぽい格好を意識してみてください。やりすぎは背伸びした感じになってしまうので、あまり張り切りすぎなくても大丈夫です。

2、「○○先生」という呼び名は封印し、代わりに「名字+さん」にする

おそらくpontaさんは彼のことを「○○先生」と呼んでいるのではないですか?

この呼び方は過去の塾の中だけでじゅうぶんですので、今は「名字+さん」で呼びましょう。「○○先生」という言い方をし続けてしまうと、やはりお互いに「先生と生徒というキャラ」を演じてしまいます。

「名字+さん」という言い方をすることで彼が変な顔をしたら、「ここは塾ではなく、もう私も大人だと思うので、先生と呼ぶのはかえって変な感じがしたんです」と素直に伝えましょう。

ただし彼の方で抵抗があって嫌がる様子を見せたら、彼の気持ちを優先させて引き下がりましょう。

3、会話の中で彼のことを褒めつつ、自分の生活が充実していることを伝える

勉強や留学の準備などで充実している彼を褒めましょう。そして、自分も「大学生活が充実していて、楽しい毎日を送っている」「将来的にはこんな仕事がしたい」「最近趣味やサークル活動にも力を入れている」などと前向きに人生を楽しんでいる様子を伝えましょう。

片思いの原則は相手に追いかけさせるように仕向けることでしたよね(参考「片思いの勝利の秘訣は『追いかけさせる』!目指せ特別なオンナ」)。

男性は、自分の生活を楽しむ女性に魅力を感じ、追いかけたくなるのです。

4、会話の中で感謝の気持ちと、「あなたのような人は初めて」という特別感を伝える

「○○さんのおかげで、大学受験もうまくいったし、今とても楽しい生活を送れている。ありがとうございます」など過去から今に至るまでの感謝の気持ちを小出しで伝えましょう。

その中で「こんなに尊敬できる男性と出会ったのは初めてなんです」と相手が特別感のある人だということを伝えましょう。こういったポジティブな働きかけをすると、男性は居心地良く感じます。

5、片思いの彼の「男らしさ」を褒めることで、こちらの「女らしさ」を意識させる

女らしさを強調する方法として、むしろ彼の男らしさを褒めて指摘するという方法があります。

これは些細なことでもOK。

たとえば

「前から思っていたけど、手がごつくてたくましいですよね」

とか

「○○さんの腕の血管が男の人って感じでかっこいい!」

とか

「決断力があって男らしい!」

とか。

こういった指摘をすることで男性は

「そういえばこの人は女性だったんだ」

と改めて気付かさせるのです。

6、健全なスキンシップをはかる

5の男らしさを褒める流れから、スキンシップをはかるのもおすすめです!

「手がごつくてたくましいですよね。大きさ比べてみても良い?」

などと言えば自然ですよね。

付き合う前に手を繋いだり、キスしたり、エッチしてしまうのはNGですが、このような性的な雰囲気のないスキンシップは相手からの好意につながります。

7、上記のアプローチをしつつ彼と楽しい時間を過ごし、留学前にもう一度会う約束を取り付ける

留学前に彼と会っている時間は、すべて女性として見てもらうためのアピールタイムでしたよね。そのアピールタイムをわずかでも延長させるために、もう一度会う約束を取り付けましょう。

ポイントは2人の会話が盛り上がったときに約束を取り付けることです!

お互いに笑いあっていい感じの時に「そういえば」と話を持って行くと良いですね。

留学先の話をしているときに

「そういえば、留学前に渡したいプレゼントがあったのに今日忘れちゃいました! また来週少しお会いできませんか?」

などと言えば自然ですね。

ちなみに本当にプレゼントをあげるにしても、高価なものでなくてかまいません。留学先で使える、リーズナブルな便利グッズなどがいいでしょう(荷造り用の圧縮袋とかね)。

1~7のアプローチの後に絶対に言うべき「2人の未来を想像させる」セリフ

留学前に再び会うことができたなら、上記の1~6の行動をもう一度繰り返しましょう。

もしも直接会えなくても、LINEなどで最後に以下のような言葉を必ず彼に伝えてください。

「私は今やっていることが実を結んで、一年後には~~な女性になっていたいな。○○さんは一年後どうなっていたいですか?(彼の抱負などを聞く)……じゃあその頃にまたご飯でも行きたいですね」

などと言い、自分の向上心を見せながら彼に2人の未来を想像させることを言うのです。

彼が留学に行ってしまった後は、女を磨くことに専念しましょう。

その間も彼のことばかり考えるのではなく、別の男性ともデートをすることを忘れずに。

そのほうが結果的に心の余裕も生まれます。

最後に――片思いの彼の気持ちを尊重することを忘れずに

pontaさんは「留学前に告白か」「留学後に告白させるのか」という風に悩んでいますが、実は「思いの募った彼が留学前に、あるいは留学先から告白してくれて、そのまま遠距離恋愛に突入」というパターンもあるわけです。

もしもそうなれば断る理由はありませんよね。

今は遠距離恋愛を応援してくれる通話アプリも、SNSも、メッセージチャットもありますから、彼の愛情さえあれば不安になることも少ないでしょう(もしかしたら彼が一時帰国してくれるかもしれませんしね)。

そもそも、恋心は会えない時間に燃え上がるものです。

留学前の今の大切な時間をフルに使い、彼に「女性として」アプローチし、彼の心に火をつけて!

ただし、彼も留学前で準備が忙しかったり、いろいろとナイーブになったりしている時期だと思います。

そんな彼に対して「会って欲しい!」「私をもっと見て!」などといったエゴをぶつけすぎないようにしましょう。

彼がどうしたいのか・されたいのかを考えて行動することを忘れないでください。

pontaさんの恋を応援していますよ。