学校の先輩や職場の先輩など、「先輩」という存在には憧れと恋心を抱きやすいですよね。
先輩を好きになってしまったら、どうすれば振り向いてもらえるんでしょうか?
今回は先輩を好きになってしまった時の心構えとアプローチ方法についてです。
はじめに――好きな人にとってあなたはたくさんいる後輩の1人であることを自覚しよう
はじめに少し厳しいことを書きますが、今もしもあなたが片思いの相手である先輩からアプローチを受けていないのだとしたら、あなたは片思いの人にとって
「男女たくさんいる後輩の中の1人」
にすぎないということ。
多くの人の中から印象に残り、「あの子いいな~ぜひ恋愛相手としてお近づきになりたい!」そう相手が思ったのなら、あなたに対して何らかの働きかけがあるからです。
その働きかけとは「2人で飲みに行こうよ」というお誘いであったり、特に理由はないのに一緒に帰ってくれたり……要するに「何かと自分だけ特別に扱ってくれるようだ」という行為ですね。
こういった働きかけがあるのなら、あなたの恋はすでに脈アリですので、少し押せば簡単に恋は叶うでしょう。
しかし現状そういった働きかけが見られないのなら、あなたはどうやら片思いの相手から特別視されていません。
相手から特別視されていないのに「もしかして相手も私のことが……?」なんて根拠のない期待を抱くと、適切なアプローチができなくなってしまい、恋は叶いにくくなります。
ですから、「今は特別に思われていない」自覚を持った上で、あなたは恋を叶えるため、相手にとって
「男女たくさんいる後輩の中で、突出している1人」
になることを目指しましょう。すべてはまずここからです。
先輩へのアプローチ方法①――「他の人とは違う特別な後輩」になる!
1、先輩にあなたの顔を覚えてもらおう!
先輩にあなたを意識してもらうには、まず「こんな素敵な後輩が近くに存在している!」ということをわかってもらわなくてはいけません。
しかしここで「私が私が!」というお喋りでグイグイくるキャラクターで迫ると、相手は面白がってはくれるかもしれませんが、恋愛対象にはなりにくくなります。
ですから、あくまでも「基本をしっかり行うこと」で相手に覚えてもらうようにしましょう。
顔を覚えてもらうための基本
- 「おはようございます」「さようなら」などの挨拶をこまめにする
- なるべく笑顔でいるようにする
- 相手と雑談などする機会を逃さないようにする
2、先輩に他の人とは違うという面を見せよう!
せっかく顔を覚えてもらっても、「他の子たちと同じ、可愛い後輩だよ」なんて思われてしまっては元も子もありません。
あなたが「他の人とは違うのよ」という面を見せて特別視させるようにしましょう。
他の人とは違う面をアピールするには
- 趣味・特技を披露する(「お菓子作りが好きだから」と手作りお菓子をみんなに配って女子力を印象づける、「実はサバイバルゲームをやっている」と言ってニコニコ語り、ギャップで好印象を持たせるなど。いずれもやり過ぎはダメです)
- 他の後輩よりも優れている面を見せるようにする(仕事での一生懸命さや、精神的な余裕や成熟度を見せるようにしましょう)
3、先輩と接点を持とう!
あなたがいくら1・2のような努力をしても、片思いの相手と接点を継続して持てなければ意味はありません。そこで、先輩が参加しそうなイベントにはあなたも積極的に行くようにしましょう。
ただし、この時あからさまに
「私はこの人狙いだから今日来ました!」
という態度でいてはいけません。そういう雰囲気には周囲の人も気づきますので、あくまでもイベントそのものに興味をもち、先輩と接点を持つのは「オマケ」というくらいに考えましょう。
会う機会が増えれば増えるほど、その相手に好感を抱きやすくなることは、心理学の研究で判明しています(「単純接触効果」と言います)。
4、相談をして「先輩を慕う可愛い後輩」になろう!
1~3のアプローチがうまくいっていれば、相手はあなたの顔を覚え、「ああ、あの子ね」とわかってもらえるようになります。そこで今度は先輩を積極的に慕うようにしましょう。
「年上の人の意見を聞きたい」などと言って相談に乗ってもらうのは特に効果的です。基本的に頼られるのが好きな人は多いので、あなたが度を越して相手に依存しない限りは先輩も嫌な顔はしないでしょう。
その際に、相手を褒めつつ、また感謝の言葉を伝えるのも忘れずに!
これらのアプローチがうまくいけば、あなたは他の後輩とは一味も二味も違う、「なんだか気になる特別な後輩」になれるでしょう。
先輩へのアプローチ方法②――「特別な後輩」から「特別な女性」にステップアップする!
「特別な後輩」に無事になれたなら、今度はさらにステップアップして「特別な女性」と思ってもらえるようにしましょう。
「もう十分仲良くなれたから」と安心して、「特別な後輩」の段階で告白などしてしまっては、
「あくまでも君は妹的な存在で、僕はそんなつもりじゃなかったのに……」
と相手を戸惑わせたあげくに、ふられてしまう……という悲劇も起こりやすくなります。
ですからさらに「特別な女性」となるアプローチをしてから、片思いの相手である先輩からの告白を待つほうが賢いのです。
1、2人きりで会えるような関係になる
2人だけで会える関係になれるようにしましょう。たとえば相手への相談の延長で「これについてじっくり話を聞きたい」などと言い、休日に会う約束を取り付けましょう。
あるいは職場外や学校外へのイベントに一緒に行くのもいいでしょう(異業種交流会や、学校外での勉強など)。
2、2人きりのときには普段とは違うギャップを見せる
2人きりのときには職場や学校とは違う、あなたのギャップを見せるようにしましょう。
いつもはカジュアルだけどフェミニンにするとか、メガネをコンタクトにするとかその逆とか。
香水を変えるなど、視覚ではない五感に訴えるというギャップも効果的です。
3、さりげなくボディタッチをする、させる
ボディタッチはうまくやれば最強のモテ技です。
以下に挙げるような、「セクシャルではない」ボディタッチをする・させることがポイントです。
- 何かをやり遂げた時にハイタッチ
- 「手、大きいですよね~」などと言って手を合わせる
- 肩についているゴミを払ってあげる
- 「ほっぺが柔らかすぎるのがコンプレックス」と言って触らせる
積極的にハグなどをしてしまうとあなたの好意がバレバレになってしまうので、「この子俺のこと好きなのかな? 少なくとも嫌いではないだろうし……」というラインを狙うために、性的な香りのしないボディタッチで距離を縮めましょう。
4、あなたが片思いをしている側でも下手に出ない
片思いの恋愛でよくある間違いが、
「こんな私と付き合ってくれると嬉しいな」
という思いから、ついつい相手に対して下手に出てしまうことです。しかも相手が職場や学校の先輩であればなおさら、自分を相手よりも下においてしまいがちです。
しかし、片思いを成功させる秘訣は相手に追いかけさせることです。
だからあなたが片思いをしている側であっても、いくら相手に憧れ、尊敬していても、下手に出なくて構いません。
相手がやってくれるというのなら、先輩に店の予約やチケットの手配などどんどんしてもらいましょう。
ただし、「あなたがやって」「やってもらって当然よ」などという高飛車な態度は嫌われてしまいます。
やったもらった暁にはとびっきりの笑顔で「ありがとうございます! さすが先輩は頼りになります!」と伝えましょう。