「どうせ付き合うなら美形の人と付き合いたい!」
このように考える人は多いようです。
イケメンや美人としか付き合えない人を「面食い」などと言いますが、どうしてそんな人が生まれるんでしょう? そもそも面食いの人って世の中に多いですよね?
今回の記事では、面食いの人がたくさんいる納得の理由を解説しています。
記事の最後に、あなたの気になる人が面食いかどうかチェックするポイントもお教えします!
はじめに――人類はみんな「面食い」だ!?
性格や体型、学歴や収入などの面がすべて同じ。
でも一方はイケメン、一方はブサイク。
この2人のうち、恋人を1人選ぶなら、多くの人はイケメンの人を選びます。
これは男女が逆でも同じ。他の条件が同じならば、より可愛く美人なほうを選ぶのはごく自然なことのように感じられますよね。
ではなぜ、人はイケメンや美人など、いわゆる「美形の人」を好むのでしょう?。
肌はボロボロで、目はしょぼしょぼ、それに加えて片側の頬が腫れている……こんな人がいたら「なにか病気かな?体調が悪いのかな?」と思うはず。
逆に、見た目がいい美形な人はそれだけ健康的に見えるってこと。
健康な子孫を欲しいと考える私達の遺伝子は、自然によりイケメンな人、美人な人をパートナーにしたいと思うのですね。
ですから、その意味では、人類はみ~んな面食いだとも言えるかもしれません。
人類はみんな「面食い」でも、それぞれの「好み」は違うのでご安心を
ただ、人類みんなが面食いだと言っても、全員が全員同じイケメンや美人に飛びついたら競争率が激しくなりすぎてしまい、子孫を残せない人達が出てきます。
ですから、私達はそれぞれに顔の好みというものがあるんですね。
世の中にはイケメンや美人はたくさんいますが、彼らにも個性があり、
「あの人は確かにかっこいいけど、私のタイプじゃないな」
ということも普通にあるわけです。
一口に面食いと言っても、実はその方向性は人によって結構違うこともあるんですね。
男性の方が面食いになりやすいその理由とは?
人類みんな面食い(ただし好みの違いはアリ)だということはわかりましたね。
でも、女性と男性を比べると、より面食いになりやすいのは男性のほうなんです。
これにはいろいろな理由が考えられますが、一つには男性がビジュアル重視で恋をすると言われていることが大きいでしょう。
女性はたとえば「声」「性格」など容姿以外の要素を好みだと思えば、ビジュアルの採点は甘くなり、好意を抱く傾向にあります。
が、男性はビジュアルが好みでないとなかなか相手を好きにならない傾向にあるのです。
もう一つには、「男性が社会的な生き物として、世の中から求められている」ということもあるでしょう。
これはどういうことかと言うと、男性は女性よりも
「働きなさい。成功しなさい。出世しなさい。専業主夫なんて男らしくない!」
という価値観にさらされていることが関係している、ということです。
このような価値観から影響を受けた男性の中から、
「社会的に成功している男、ステータスのある男として世の中から評価されたい⇒美人と付き合って連れて歩けば周囲への自慢になる」
と考える人が出てくるのですね。
もちろんこれはあくまでも傾向なので、女性の中にも「イケメンと付き合えば周囲に自慢になって鼻が高いわ!」と考える人もいますよ。
あなたの気になる人は面食い? 「面食い」の人はセルフモニタリング能力の高い人だ!
イケメンや美人と付き合い、周囲からよく思われたい人は「セルフモニタリング能力の高い人」と言えます。
セルフモニタリングとは、「自分は周囲からどう見られるか」という客観視のことを言います。
セルフモニタリング能力の高い人は、いわゆる「空気の読める人」で、外見に気を遣い、人間関係をスムーズに進めることができると言われます。
しかし裏を返すと、周囲からどう見られるかを重視するばかりに、自分の意見をコロコロ変えるように見えたり、神経質に他者を気にしたりする面があるとも言えます。
だから意外とセルフモニタリング能力の低い、「空気の読めない人」のほうが自分の意見や行動が一貫していて、チームのリーダーシップを取る場合も多いんですよ!
セルフモニタリング能力の低い人は、周囲からどう見られるかは二の次で自分の意見重視なので、パートナー選びも自然に性格重視になります。
セルフモニタリング能力の高い人→面食いになる傾向
セルフモニタリング能力の低い人→内面重視の傾向
もしもあなたに気になる人がいて、その人がどれほど面食いなのか気になるのなら、その人のセルフモニタリング能力がどうかという点をチェックしてみるといいかもしれませんね。