どうしたらおしゃれにかわいく見えるか、どうしたら美人に見えるのか……片思いの恋する乙女ならそんな試行錯誤をしながらメイクに励んでいると思います。
そんな時、あなたは具体的にはどんなことに気をつけてメイクしていますか?
「目が少しでも大きく見えるように」「唇が色っぽくなるように」、なるほどそういうのもいいでしょう。
ですが、たまには視点を変えてメイクをしてみませんか?
たとえば「人相学」をメイクに取り入れたら、あなたの恋愛運気も変わるかもしれませんよ。
「自分はこの人相に当てはまらないから無理だ~」と諦めてしまうのではなく、メイクの力でなりたい自分に寄せていくことができるということです。
恋愛に関するパーツを中心に取り上げていきますから、ついてきてくださいね!
異性運をアップさせる「目と眉の間」
目と眉の間を「田宅(でんたく)」といいます。田宅が広い人は安心感を与え、異性運があると言われています。
「え! 眉毛と目の間を狭くするメイクを心がけてた!」なんて人も多そうですね。
確かに、最近はハーフ顔の彫り深メイクが流行っていますよね。
眉毛と目の幅が狭いのは彫りが深く、目が大きく見えるのですが、それは実は男性的な顔の特長でもあるんです。
男性的な顔は美人の方に多いですが、きつく見られがち。
女子会ならともかく、恋愛対象の異性と会うならなら絶対に眉毛と目は広めに取ったほうがいいですよ。
そして、色気を感じさせるのもこの顔。なぜなら、眉毛と目の間が広い人はどこか見下したような、伏し目のような印象を与えてしまいます。
もっとはっきり言ってしまえば、ベッドでラブタイムの時の角度の女性の表情に近いからなんです。
マリリン・モンローや壇蜜さんの写真を見ると、眉毛と目の間が広いのがおわかりになるでしょう。
あなたの性質がわかってしまう「目」
タレ目の女性は温厚で、ツリ目の女性は気性が激しいとされます。
ですので、男性の心を射止めるには最近人気のキャットアイメイクも可愛いですが、タレ目風のメイクを心がけたほうがよさそうです。
最近の女性芸能人でタレ目といえば、石原さとみさんや綾瀬はるかさんなどがいますが、男性人気もばっちりですよね。
目尻のアイラインを下向きに、目を延長させる感じで引いてください。
そして、下まぶたの目尻3分の1に、薄くアイシャドウを塗ればタレ目メイクの完成!
つけまつげを目尻側に下向きにつけるのも効果的です。
また、一重さん・奥二重さん・二重さんの場合、最も恋の駆け引きが上手とされるのは奥二重さん!
一重さんは理性的で、二重さんは感情的とされ、その中間の柔軟性を持つ奥二重さんが駆け引き上手だというわけ。
今は二重のりやメザイクなどで簡単に目の形が変えられる時代。
敢えて奥二重にしてみるというのも良さそうですね。
また、恋愛に対して理性的な自分になりたいなら、二重から一重のメイクを試してみてもいいかもしれませんよ。
二重のりを二重のラインにまで塗って、ラインの上のまぶたの肉を覆いかぶせるようにすれば一重メイクも可能です。
情の深さを表す「唇」
唇の縦シワって厄介者扱いを受けていますが、実は縦シワの深い人は社交的で気遣い上手と言われています。
社交的な自分になりたいなら、敢えて縦シワを隠さないメイクもいいでしょう。
元から縦シワがないタイプの人は、口紅を塗るときはマットなものを選んで、細い紅筆で縦塗りすれば、「なんちゃって縦シワ」の完成。
また唇の厚さは情の深さと関わっています。
唇が薄い人は、淡白な性質で、恋愛は二の次、三の次にしがちです。
内心では片思いを叶えたいと思っているなら、上唇も下唇も両方ぷっくりとグロスを塗りましょう。
このときは唇の中央に重ね塗りして、立体感を出すのがポイントです。
また、唇の小さな人はネガティブな思考に陥りやすいです。
そんな人は思い切ってオーバーラインにリップラインを取りましょう。
それで片思いの恋愛でクヨクヨしてしまう自分にさよならできるはず。
これからの運気を表す「肌」
肌は、これからの運気を表しています。
肌に艶があれば、生命力がいっぱいでこれからの運気は上々!
反対にカサカサの乾燥肌なら……運気は下降してしまいます。
ですので、肌のツヤを保つことは人相学的にも重要なんです。
今は一年中エアコンのある時代ですので、春夏も乾燥は大敵です。
ツヤ肌用のファンデーションも売っているけれど、手軽なのは手持ちのファンデーションと美容オイルを使う方法。
美容オイルはオリーブオイル、スクワランオイル、椿油などからお好きなものやご自分の肌に合うものをチョイスしてください。
そのオイルを普段お使いのファンデーションに2、3滴垂らし、あとは普通に塗るだけで、簡単に極上のツヤ肌が完成します。
目の下の「ほくろ」
「メイクで人相を変えられるほど、メイクテクニックなんてないよ~」とお嘆きのあなた。
そんなあなたも「描きほくろ」なら簡単に真似できるはず!
目の下のほくろは感受性と色気、異性からの人気を表しています。
アイシャドウやリキッドアイライナーで描く方法もありますが、筆者のオススメは断然「黒色のつけまつげのり」を使う方法です。
チューブ状のつけまつげののりを、ほくろを描きたいところにちょこんとのせるように付けてみてください。
これで、本物以上に本物っぽいほくろが完成します。
最後に
今回は、人相学から見たメイク方法についてご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか?
読んでお気づきになったと思うのですが、人相学にそったメイクってとっても魅力的な女の子顔だと思いませんか?
少し離れた眉と目、タレ目でぷっくりした唇、触れたくなるようなツヤツヤの肌……これって昔から言われている「癒し系の女の子メイク」と同じ。
結局のところ、「癒し系メイク」の人気がモテメイクとして不動だということが、人相学の観点からも証明されたと言えるでしょう。
今回のご紹介したもの以外にも、人相学には諸説ありますので、気になる人は書店や図書館で調べてみてください。
あなたが今なりたいのは「可愛い自分」でも「美人な自分」でもなく「あの人に好かれている自分」のはず。
ではさっそく明日から、あの人のためのメイクをしてみましょう。