年齢を重ねていくと、いろいろな面で若い頃との違いが出てくるもの。昔はどこへ行っても男性から声をかけられたのに、今は出会いの機会もあまりない……と悩んでいる方も多いかもしれません。
しかし、中にはおばさんになってからもなぜか男性にチヤホヤされる「モテるおばさん」もいます。年を取ってもモテ続ける人とそうでない人は何が違うのか、気になりますよね。
今回は「おばさんになってもモテる人」の特徴と、モテるおばさんになるために今からでもできることをご紹介します。
おばさんになってもモテる人の特徴
「おばさんになってもモテる＝若い人に負けないくらいキレイ」というイメージがありますが、モテる要因はそれだけではありません。
おばさんになってもモテる要因には、大きく分けて「外見的特徴」と「内面的特徴」があります。それぞれ詳しく見ていきましょう。
外見的な特徴
モテるおばさんの外見的な特徴をひと言で表すと「美意識が高く、美しさを保つために努力していることが感じられる」こと。具体的には次の4つがあります。
- ファッションやメイクに流行を取り入れている
- 年齢に見合った上品な装い
- 肌や髪のお手入れをきちんとしている
- プロポーションを維持している
ファッションやメイクに流行を取り入れている
おばさんになると、若い頃ほど世間の流行が気にならなくなるもの。メイクもファッションも流行に左右されない“無難”な形に落ち着いてしまいがちです。
しかし、地味で毎日代わり映えのない格好は「おばさん」感が強くなってしまいます。40~50代向けのファッション雑誌などを参考に、年相応かつ自分に似合う流行を上手に取り入れましょう。
年齢に見合った上品な装い
若い頃は好きだったファッションも、歳を重ねていくと少しずつ似合わなくなっていってしまうことが多いです。
派手すぎたり露出が多すぎたりする服装は避け、清潔感があって上品な「大人の女性」らしい格好を心がけましょう。
首（鎖骨）・手首・足首の「3首」を露出することで、程よく色気を出しつつスタイルアップも狙えます。
肌や髪のお手入れをきちんとしている
服装と違って、肌や髪は日頃のケアにどれだけ手間をかけているかが目に見えやすい部分です。
明らかにメイク乗りが悪かったり、髪がパサパサでボリュームがなかったりすると「おば見え」一直線。
スキンケアに比べてヘアケアはあまり手をかけていない人も多いですが、よく手入れされたツヤのある美髪は見た目年齢を若く見せてくれます。
プロポーションを維持している
歳を重ねると代謝が落ち、筋肉も付きにくくなります。ダイエットをしてもなかなか出ないので、若い頃と同じプロポーションを維持するには相当な努力をしなければいけません。
普段から食事や運動に気を使っていておばさんになってもスタイルのいい人は、とても魅力的に見えます。
内面的な特徴
モテるおばさんの内面的な特徴をひと言で表すと「いてくれると安心するような存在である」こと。具体的には次の5つがあります。
- いつも明るく笑顔
- 誰に対しても礼儀正しく気品がある
- 性格が穏やか
- 精神的に余裕がある
- 仕事ができて頼りになる
いつも明るく笑顔
いつもニコニコしている人はそれだけで魅力的に見えるものです。
常に明るい笑顔を心がけ、声をかけやすい雰囲気を出すようにしましょう。
誰に対しても礼儀正しく気品がある
言動に「大人の余裕」を感じさせるような気品がある人は、相手の性別や年齢に関係なく好印象を持ってもらえます。
「丁寧な言葉使いをする」「お礼やあいさつをきちんと言う」など、常に気品のある振る舞いを心がけましょう。
性格が穏やか
多少嫌なことがあったときも気にしない人や、上手にストレス解消して精神が安定している人は男女問わずモテる傾向があります。
特に、「聞き上手」「褒め上手」な人は話していて楽しく安心できるので、相手から声をかけられることが増え、自然と心の距離を縮めることができます。
精神的に余裕がある
いろいろな悩みを乗り越えてきた大人の女性には、若い人にはない包容力があります。実際に子どもがいるかどうかは関係なく、「母性」を感じるような女性は一緒にいて心地いいと思ってもらえるでしょう。
仕事ができて頼りになる
職場全体がピリピリしているときや難しい仕事を抱えて困っているとき、仕事をテキパキとこなしてくれる人がいるとみんなから頼られます。とはいえ、完璧主義で自分にも周りにも厳しいと悪い印象を与えかねません。
周りがミスしたときすぐにフォローしたり、いつもと違う様子の人に優しく声をかけたりする気遣いができる人は好印象を持たれるでしょう。
こんなおばさんはモテない！NG行動6つ
モテるおばさんになるには、「モテ」を遠ざけるNG行動をやめるのが先決です。自分が無意識にやってしまっているものがないかチェックしてみましょう。
身なりに気を使わない
「私なんて、多少がんばったところで……」そんなふうに思ってファションやメイクの手を抜いていませんか？
モテるおばさんは年齢を言い訳にせず、若い女性に負けないくらい美しさを保つための努力をしています。
若作り感が強い
どれだけ流行に気を使っていても、ただ若い子のマネをするだけでは「イタい若作り」に見えてしまいます。
おばさんになってからのおしゃれは「何が好きか」と同じかそれ以上に「どんな格好が似合うか」も考えてトータルコーディネートを考えましょう。
自分で自分を「おばさん」呼ばわり
「私はもうおばさんだから～」が口癖になってしまっている人は要注意。自虐ネタは周りからすると反応に困るばかりで、話していると疲れると思われてしまいます。
それが原因で距離を置かれてしまうこともあるので、相手を笑わせたり場を和ませたりするつもりでも自虐ネタは封印するのが吉。
人によって態度が変わる
おばさんに限らず「相手によって態度が変わる人」に好感を持つ人はあまりいません。
自分より若い女性や立場が弱い人につらく当たったりしていると、好意を持ってもらいたい相手にもいつの間にか嫌われてしまっているかも。
ささいなことで機嫌が悪くなる
早い人では40代半ばからが始まる更年期障害。ささいなことでイライラしたり落ち込んだりしてしまう精神症状の他に、頭痛やしびれ、疲れやすさなどの身体症状も出ることがあります。
心や体に問題を抱えていると、無意識に「負の感情」がにじみ出してしまうもの。
自分の意志だけでどうにかできる問題ではないとはいえ、周りには「あの人今日も機嫌悪そうだね」としか見てもらえません。
薬によってイライラや身体症状をある程度和らげることができるので、つい周りに当たってしまうという人は病院での治療や市販薬を試してみましょう。
グチや陰口をよく言う
口を開けば仕事のグチや人の陰口ばかり……という人は、周りから「性格が悪い」「面倒くさい」と思われてしまいます。
自分のコンプレックスを隠すために誰かの欠点をあげつらったり、『ここだけの話』を周りに言いふらしたりしていませんか？
デリカシーがない
「親しみやすさ」と「図々しさ」を履き違えている人は、案外多いもの。相手がそっとしておいてほしいと思っていることにズケズケ口を出したり、プライベートのことを根掘り葉掘り聞いたりしていませんか？
相手と仲良くなるつもりでしている『世間話』が、「モテるおばさん」を遠ざけているかもしれません。
モテるおばさんになる方法
「NG行動、いっぱいしちゃってたかも……」というあなたも、まだ諦めるのは早いです。今からでも努力を重ねれば「モテるおばさん」になることは夢ではありません。
一度にすべて変えていくのは大変なので、まずはできることからひとつずつ始めていきましょう。
自分に似合うメイクやファッションを研究する
ファッション雑誌や、ネット、SNSなどを参考に、「今の自分」に似合うメイクやファッションを研究しましょう。
トレンドを適度に押さえたおしゃれができると、ぐっと魅力的に見えます。
大人の女性らしい仕草や言動を心がける
モテるおばさんは、外見だけでなく言動からも若々しさを感じさせます。
「いちいちリアクションが大げさ」「座ったりモノを持ち上げるときによいしょと言う」といった、おばさん臭い振る舞いは極力しないように気をつけましょう。
趣味を作る
趣味に没頭している間は嫌なことや不安を忘れられるので、ストレス解消に役立ちます。「仕事が終わったら趣味の時間が待っている」と思えば、メリハリが生まれて仕事のモチベーションアップにもつながるでしょう。
同じ趣味を持つ人とお近づきになるきっかけにもなるかもしれません。
生活習慣を見直す
魅力的な外見を保つためには、栄養バランスの取れた食事、運動の習慣づけ、十分な睡眠などが不可欠です。
日頃の生活を思い返せば、改善できそうなことがいくつも見つかるはず。「健全なる精神は健全なる身体に宿る」とも言うように、体が整うとメンタルヘルスにも良い影響があります。
自分に自信を持つ
自分に自信がある人は何事にも積極的で、表情もイキイキとしています。いつも笑顔でポジティブな人はそれだけでも魅力的に見えるものです。
自分磨きの努力を重ねて外見や内面に変化が表れると、どんどん自分に自信が持てるようになっていくでしょう。
「いくつになってもモテるおばさん」を目指そう！
年を取ることはネガティブなことではなく、「年齢を重ねたからこそ生まれる魅力」もあります。自分磨きを続けることが「モテるおばさん」になるためのポイントです。
身も心も磨きあげて今の自分に自信が持てるようになれば、声をかけられるのを待つばかりでなく、積極的に出会いを求めて行動を起こすこともできるようになります。
今回紹介したポイントを意識して「いくつになってもモテるおばさん」を目指しましょう！
