イメチェンではなくブランディングで片思いの彼を振り向かせる方法

”イメチェン”ではなく”ブランディング”で片思いの彼を振り向かせる-01

「片思いの人からは好かれないのに、興味のない人からは好かれちゃうなぁ・・・」そんな経験、あなたにもあるんじゃないですか?

スポーツマンタイプの爽やかなタイプが好きなのに、頼りがいのない人ばかり寄ってきてしまったり。

それってもしかして、あなたの「ブランディング」が間違ってるのかもしれません。

正しいブランディングを知り、片思いのあの人を振り向かせましょう。

ブランディングって何?

ブランディングとは、もとはマーケティング用語で、「企業側がお客様にとって価値あるブランドを構築するための活動」を言います。

簡単に言うと、「このブランドは~である」というブランドイメージをなんらかの方法でお客様に抱かされるための活動のこと。

まだ少しわかりにくいので、例を挙げてみましょう。

「あなたが、ゴージャスで優雅な感じがすると思う化粧品」を思い浮かべてみてください。

……

思い浮かべてみましたか?

その化粧品がなんであれ、あなたがイメージした印象は「ゴージャスで優雅な感じ」なのですよね?

あなたがそう思ったのはなぜでしょう。

その化粧品の値段の高さでしょうか?

成分の良さでしょうか?

イメージガールが上品な美人だから?

容器の美しさでしょうか?

店頭のビューティーアドバイザーの接客の良さでしょうか?

とにかく、以上のような印象の積み重ねによって、あなたはその化粧品を「ゴージャスで優雅な感じ」と捉えました。

そのイメージはおそらく、化粧品会社がお客様に抱いて欲しいと思っているものとかけ離れてはいないでしょう。

これが、ブランディングが成功しているということなのです。

そして、あなたが「ゴージャスで優雅な感じのする化粧品」を好むならそれを買うでしょうし、そうでないなら買いませんよね。

片思いにブランディングを活かす

さて、では恋愛におけるブランディングについて考えてみましょう。

ここでの好きな人は、先ほどのマーケティングの例で言うなら「お客様」であり、会社は「あなたというブランド」ということになります。

まず、あなたの片思いの人はどのような人でしょうか?

なるべく客観的に、しっかりと思い浮かべてみてください。

彼を知る他の人にも聞いてみるのがいいですね。

そして、その意見をまとめてみましょう。

ここでは例として、その片思いの相手が「自分からぐいぐい引っ張っていくような頼りがいのある男性」であったとしましょう。

しかし、あなたが「仕事もでき、家事も得意な隙のない美人で、よく相談役になるような女性」であったとします。

そうであれば、残念ながらあなたのブランディングは失敗しています。

あなたが上記のような女性であれば、寄ってくるのはフェミニンで優しいけれど、主体性のない男性かも知れません。

あなたの片思いの相手のハートに刺さるブランディングでは無いのです。

ではどうするのか、そう、ブランディング戦略を変えればいいのです。

ブランディングはイメージの積み重ねですから、そのイメージを変えるように動けばいいということになります。

そう言ってしまうと「なんだ、結局イメージチェンジしろってこと?」という意見が出そうですが、ちょっと違います。

確かにイメージチェンジするのですが、チェンジ後の姿がよりはっきりしていることが重要なのです。

今まであなたがしたイメージチェンジを、思い出してみてください。

ただなんとなく「こっちのほうがおしゃれっぽくなるかな?」などと考えて行ったりしていませんでしたか?

そうではないんです。

より「どのようなあなたブランドでいくのか」を明確にして取り組んでください。

ブランディングを助ける片思いのPR活動

あなた自身が変化する以外にも、ブランディングを押し進めてくれるものがあります。

これもマーケティングの用語で「PR」というものがあります。

皆さん聞いたこと、ありますよね?

PRも広報活動の一貫ですが、通常の広告と違うのは第三者からのメッセージだということです。

雑誌と商品のタイアップ企画などがわかりやすいかと思います。

これをまた恋愛に当てはめてみましょう。

片思いの相手は「お客様」、会社は「あなたというブランド」だとすると、第三者は「片思いの相手とあなたの共通の知り合い」です。

その共通の知り合いから「あなたというブランド」がどういうものか、片思いの相手にさりげなくPRしてもらえばよいのです。

「あの子、隙が無さそうに見えるけど、ホントは結構ドジで天然だから、私心配なんだよね」なんて一言だけでもいいです。

信頼できる人を選んで、協力してもらいましょう。

最後に

単なる「イメージチェンジ」ではなく、より目的のはっきりした「ブランディング」が重要であるということ、おわかりいただけたでしょうか。

あなたを含め、世間の人はみんな、日々の中でその服装、髪型、声、しゃべり方などから、周囲の人々へイメージの積み重ね(=ブランディング)を与えます。

それを意識するかしないかだけでも、あなたのちょっとしたしぐさで変わってくることと思います。

片思いのあの人の隣にいてふさわしい女性を、ちょっと想像してみてください。

それがあなたがこれから目指すブランディングなのです。