「会えない時間が 愛 育てるのさ」
なんて歌詞の曲が昔あったらしいのですが、この言葉名言ですよね。
愛とは二人のときに育つものではなく、むしろ一人の時に募るもの、というのは片思いをしているあなたも身に覚えがあるのでは?
ということは、これを逆手に取って、片思いの彼に「会えない時間に愛を育ててもらう」っていうのはどうでしょうか?
今回は効果絶大なすごいテクニックを公開します。
片思いの彼と会えない時って、彼のことを思い出しちゃいますよね?
片思いの相手に会えない時間って、すごく想いが募りますよね。
「今あの人は何をしているのかな?」
「どんなことを考えているだろう」
「私のことなんて考えて……ないよね。まさかね」
という感じで、ずっとその人のことを考えてしまう。
そして、その時にあなたはこういうことも考えませんか?
「あの時言葉を交わした彼の、笑顔がとってもまぶしかったな」
「あの時、彼笑ってたよね」
「そういえば彼は『○○』って映画が好きって言ってたなぁ。DVD借りて観てみようかな」
つまり、あなたは「彼と過ごした時間を思い出し、それを繰り返し考えている」ということなんです。
そういう彼との思い出って、彼が楽しそうだったり、嬉しそうだったり、かっこよかったり、自分に笑いかけてくれたりした瞬間ですよね?
そういう場面を、あなたは何度も何度も思い出して(時にはLINEやメールのやり取りを見返して)、
「あー! また楽しそうな彼が見たい! 私に笑いかけてほしい! 彼が大好き!!! 彼に会いたいよう!!!」
となっているわけなんです。
「会えない時間が愛を育てる」の正体
あなたが一人の時に思い出してしまう彼のイメージは、すごくポジティブなイメージですよね。
でもたとえば、あなたがなんの興味も持っていない男性と、あなたが少し話して「まぁまぁ楽しかったな」とあなたが感じたとします。
その場合であっても、あなたは別にその人と話したことなんか、何度も思い出すことはないはずです。だって興味が無いから。
あなたはあなたの片思いの相手に興味があるからこそ、その彼との交わした会話や、一緒に過ごした場面を何度も思い出すわけです。
するとですね、不思議な事が起こります。
実際にあなたとその彼が交わした会話や時間が、ごく短いものだったとしても、何度も何度もそのことを思い出していることによって、実際の何倍も共に過ごしているかのような感覚になってしまうわけです。
しかも、その思い出す彼のイメージは常に「素敵な彼♪」といったポジティブなものです。
実際には完璧な人間なんていないのですが、少しだけ切り取った完璧な時間を何度も頭のなかでリピートすることで、「素敵で完璧な彼」というイメージは強化されるのです。
そこであなたは
「もう本当に彼のことしか考えられない。私の恋の相手は、絶対彼しかいない!」
という想いを強くするんです。
これが、「会えない時間が愛を育てる」の正体です。
実際には、心のなかで意中の相手へのポジティブなイメージを強化していくこと、なんですね。
(これを時に「単なる妄想」という人もいますが)
片思いの彼に会っている時に、ポジティブなイメージを抱かせるのがカギ
相手へのポジティブなイメージを強めることが妄想なのかどうか、といった議論はこの際置いておいて。
このことは、片思いの相手にあなたを好きにさせるテクニックとして応用できます。
あなたを好きにさせ、相手に「会えない時間が愛を育てる」状態にさせるためには、あなたのポジティブなイメージを相手に与えることが有効なんですね。
そこで、片思いの彼に会っている時は「彼を喜ばせる・楽しませる」ように心がけましょう。
彼を喜ばせる・楽しませることによって、相手は一人の時でもそのことを思い出してくれる可能性が高くなります。
「そういえばあいつ、あんな面白いこと言ってたな」
「あの子と過ごしてたら、なんか癒やされたなぁ」
そういう風に思ってもらわなくてはいけません。
片思いの彼に、あなたに対するポジティブなイメージを抱かせる具体的な方法!
ではここからは、具体的にどのように働きかけたらいいのか伝授したいと思います。
ここで少し男性の性質の傾向をお伝えします。
子供の頃、女の子たちがおままごとをする傍ら、男の子たちはヒーローごっこに夢中だったことを憶えていませんか。
男性は「ヒーローになりたい!」という思いを根本に抱いている場合が多いのです。
これって言い換えると、褒められたい・頼られたいということなんですね。
別の記事でも少し触れたのですが(参考「草食系で奥手な片思いの男性に告白させる方法」)、男性はデートなどで行った場所に対する評価を、イコール自分の評価だと受け止めてしまいます。
「あのレストランの料理、イマイチだったね!」
なんて、あなたがただの感想のつもりで言ったとしても、それがもしも彼の選んだレストランであったならば
「がーん。あのレストランを選んだ俺のミスだ……」
と落ち込んでしまったり、もしくはあなたに対して怒ってしまったりします。
ですから、彼と会っているときは、彼の選んだものに対してなるべく褒めるようにしましょう。
一見難しそうですが、慣れると簡単です。
正直、褒める内容はなんでもいいんです。
「○○くんと会う日って、いつもお天気いいよね! すごい晴れ男だよね」
「○○くんと会ってる時って、なぜかいつもいいことが起こるね♪」
「○○くんと一緒にいると、面白い初めての経験ができる!」
など、内容のないものでOKなんです。
すると、結果的に彼は
「晴れの日をいつも選んでいる俺すごい」
「なぜかいいこと引き寄せる俺すごい」
「初めての経験をさせちゃう俺すごい」
→「この女の子といっしょにいると気分がイイな」とポジティブなイメージ・感情を抱いてくれる可能性が高くなるんです!!!!
そこまでいったらしめたもの。
あとは相手が一人の時間にあなたのことを、自動的に何度も思い出してくれて、あなたのポジティブなイメージが強化されていきます。
もしも片思いの相手から電話がかかってきたら。知っておきたい接し方
相手があなたのことを想い、「会いたいな」と思ってくれると、電話がかかってくる可能性が高くなります。
「特に用事はないんだけど、どうしてるかなと思って」
なんて電話がきたら、もう脈アリサイン。
でもそこで嬉しくて調子に乗って、しゃべりすぎてしまうのはNGです。
別の記事でも再三述べていますが、恋の勝利の秘訣は「追いかけさせる」ことです(参考「片思いの勝利の秘訣は「追いかけさせる」!目指せ特別なオンナ」)。
少し物足りないくらいの時間を話すほうが、相手も燃え上がります。
10分か、せいぜい20分も話したら「じゃあお風呂入るからまたね」などと言って切り上げてしまいましょう。
また、「相手から電話が来たのだから、こっちからかけてもいいよね?」というのは誤解です。
相手からあなたに電話してきたということは、「相手があなたと話したいタイミングであること」は明らかですよね。
つまり、相手も、そして相手に片思いをしているあなたも話したいのだから、盛り上がって話せる可能性が高いのです。
でも、こちらからかけるのでは、相手がどんな気持ちでいるのか、果たしていいタイミングなのかわかりません。
あくまでも「あなたが相手と話したいタイミング」であることしかわかりません。
ですから、あなたは基本的に電話を待つ姿勢を貫くのが吉なのです。