片思いの時に共感できる世界の名言・格言

片思いの時に共感できる世界の名言・格言-01

今恋をしていますか?その恋は片思いですか?その恋は楽しいですか?それとも苦しいですか?

気付いたら恋に落ち、その人を好きになってどのくらい経ったでしょうか。

様々な理由があってその思いを伝えられず、自分の思い通りにならない事に憤りを感じ、深い悩みの沼に沈んでいませんか?

いつの時代も「恋」は人を惹きつけ

いつの時代も「恋」は人を惑わすもの

だからこそ、恋は美しく、素晴らしく、憎らしい物なんでしょうね。

何世紀になって、時代が発展し、文明が発達しても、人の想いは変わっていません。

ここでは過去の偉人達が、恋に対してどんな想いでいたのか、その切なさを一緒に感じてみましょう。

片思いの時に共感できる世界の偉人の恋への名言・格言

●男は愛するとモラルに気づく。女は愛するとモラルを忘れる。
ベン・ジョンソン(英国の劇作家、詩人 / 1572~1637)

恋は盲目・・・そんな言葉が浮かびますが、確かに好きな人の為なら、不思議なエネルギーが湧いて来ますもんね。自分を見失わない事が大切ですね。

●恋愛だって芸術だって、おなじだ。一体なんだ。全身をぶつけること。そこに素晴らしさがある。
岡本太郎(日本の芸術家 / 1911~1996)

「情熱は爆発だ」とおっしゃっていた岡本さん。確かに、全身全霊人を愛す。そんな感情を他人に抱く事自体が愛の奇跡の様な気がします。

●幸せは、いつも、自分の心が決める。
相田みつを(日本の詩人、書家 / 1924~1991)

その通りですよね。周りでワーワー言う人があなたの人生の責任を取ってくれるのでしょうか。あなたがいいと思う。それがあなたの人生であり、あなたの生き方なんです。

●女はなぜとか、何のためにとかいった、理由なしに愛されることを望むものだ。つまり、美しいからとか、善良であるとか、聡明であるとかいった理由によってではなく、彼女が彼女自身であるという理由によって愛されることを望むものだ。
アミエル(スイスの哲学者、詩人、批評家 / 1821~1881)

特別視は女性なら誰しも好きですよね。人間自体を認めて欲しい、見て欲しいという自己愛も、そこには含まれているのでしょうか。子供を産む物として、人間そのものを認めて貰う事は、DNA的に組み込まれた確立された感情の様な気もしますね。

●女には大きな人道の立場から来る愛情よりも、多少義理をはずれても自分だけに集注される親切を嬉しがる性質が、男よりも強いように思われます。
夏目漱石(日本の小説家、評論家、英文学者 / 1867~1916)

上のアミエルの言葉に似たものですが、これが夏目漱石だと言うのに驚きました。お堅い学者先生でも、やはり女性心理は奥深く、興味深い物だったのでしょうね。

●男は女の最初の恋人になりたがるが、女は男の最後の恋人になりたがる。
オスカー・ワイルド(アイルランドの詩人、作家、劇作家 / 1854~1900)

確かにそうですね!男女の心理構造の違いを、解りやすく表す素晴らしい格言です。

●ぼくがこれほど、あなたに執着しているのは、たぶんあなたを、自分で勝手につくりあげているからだ。
サン=テグジュペリ(フランスの作家、操縦士 / 1900~1944)

男性側からの片思いの言葉ですが、女性も同じく、理想像に近い人を愛したり、勝手に理想を作り上げる所はありますよね。良くも悪くも、「思い込み」が片思いにはキーの様な気がします。

●私達は、お互いに理解し合うためには、若干似た所がなくてはならないが、お互いに愛し合うためには、若干違った所がなくてはならないのである。
ポール・ジェラルディ(フランスの詩人、劇作家 / 1885~1983)

全く似ている人間は、最初面白く楽しく感じ共感意識を抱きますが、それは仲の良い友人止まりです。そこからその人に新たな発見をする事で、相手への興味や意識がグッと盛り上がるのではないでしょうか。

●てれくさくて言えないというのは、つまりは自分を大事にしているからだ。
太宰治(日本の小説家 / 1909~1948)

照れるのは自分内部にある感情ですから、本当に相手に伝えたい事がある時は勇気を出して伝える事です。でもやっぱり日本人は感情表現は苦手なんですよね。

●愛を恐れることは、人生を恐れることだ。人生を恐れるものは、すでにほとんど死んだも同じだ。
バートランド・ラッセル(英国の哲学者、ノーベル文学賞受賞 / 1872~1970)

傷付く事を恐れない事。そして愛を知らない人間はどんなに不幸な事かを表していますが、それだけ人間の人生には愛は重要な、必要不可欠な感情なんですね。

●愛することによって失うものは何もない。しかし、愛することを怖がっていたら、何も得られない。
バーバラ・デ・アンジェリス(米国の女性作家、心理学者 / 1951~)

これも上記のラッセルと同意味ですね。怖がらない事。それによって得る物はとても多いし、大きいのですね。

●異性に心を奪われることは、大きな喜びであり、必要不可欠なことです。しかし、それが人生の中心事になってはいけません。もしそうなったら、人は道を見失ってしまうでしょう。
アインシュタイン(理論物理学者、ノーベル物理学賞受賞 / 1879~1955)

恋に溺れる事なかれって事でしょうか。片思いは特に、自分で思う想像に潰される時があります。どんな時でも自分は自分でコントロールし、恋に支配されない強い心を持たねばダメですね。でも解っていても難しい事なんですよね・・・

●色気とは仕草や形ではなく、精神的に相手を包んであげる上品な優しさのこと。
美輪明宏(日本のシンガーソングライター、俳優、演出家 / 1935~)

確かに色気ある女性は、優雅で物腰が柔らかい、どっしりしたイメージがあります。この人といたら落ち着く、癒されるというのも、母性から来るものなのでしょうね。

●戸惑えば戸惑うほど、それは愛しているということなの。
アリス・ウォーカー(米国の女性作家、フェミニスト / 1944~)

ある日自分が戸惑う事で、初めて「あの人が好きかも」と気付く事もありますよね。恋の始まりはいつも突然で、戸惑う出来事が日々の生活の活性剤となるんです。

●愛する喜びは、愛される喜びよりも、はるかに優るものである。
トーマス・フラー(英国の聖職者、歴史家 / 1608~1661)

人を愛する事、愛する人に出会えた事。それがどんなに素晴らしい事かを表したものですね。

●愛されたいなら、愛し、愛らしくあれ。
ベンジャミン・フランクリン(米国の政治家、外交官、物理学者 / 1706~1790)

恋する相手は自分の鏡だと聞いた事があります。相手の目に映る自分が可愛い存在である事は、誰もが願う事ですが、そうなるには自分の努力が必要です。自分を見つめ、成長するとても良い機会を恋は与えてくれているのです。

●ひとの世のしあわせは 人と人とが逢うことからはじまる よき出逢いを。
相田みつを(日本の詩人、書家 / 1924~1991)

この広い世界で、これだけ人間がいる中で出会えた事。出会いは奇跡ほど素晴らしい事です。

●ひと目惚れを信じることよ。
サラ・ベルナール(フランスの女優 / 1844~1923)

あなた自身の直感を信じて欲しい。他人はどう言おうと、あなたが信じた人を信じて下さい。

●愛されることは幸福ではない。愛することこそ幸福だ。
ヘルマン・ヘッセ(ドイツの小説家、詩人、ノーベル文学賞受賞 / 1877~1962)

これも上記のラッセルの言葉に同意味ですね。人を愛せる自分を良しと思えるか。私は好きな人がいるだけで、自分の普段の生活にハリが出て、とっても充実した気持ちになります。そう意味で考えると、確かに愛することは幸福ですよね。

最後に

こちらに載せた格言は、ほんの一部ですが、いつの時代も、どんな偉人も恋や愛の存在に迷い、答えを求め、悩んできました。

それでも一生答えが出ない感情、それが「愛」というものです。

今、深い悩みの中で溺れてしまっているあなた。

どんな学者も、芸術家も解決できない、そんな感情に今あなたは浸かっているんです。

それを良いいと思うか、悪いと思うのか・・・あなたの気持ちひとつで状況は変えられるのですよ。

恋する事はとってもエネルギーがいる事。

そしてとてもラッキーな事。

そんな恋する自分を、時には褒めてあげてはいかがでしょうか?

最後に、私が好きな言葉を、今片思いをしている素敵なあなたに贈ります。

あなたにめぐり逢えてほんとうによかった

生きていてよかった

生かされてきてよかった

あなたにめぐり逢えたから

つまずいてもいい

転んでもいい

これから先どんなことがあってもいい

あなたにめぐり逢えたから

一人でもいい 心から そう言ってくれる人が あれば

相田みつを