片思いのメリット・デメリットとは

片思いのメリット・デメリット-01

「片思い」というのは、自分が自分じゃなくなる様な、新たな感情や気持ち、考え方、反応を発見できる貴重な人生のスパイスです。

辛い事、楽しい事を乗り越えるからこそ、次のステップへと飛躍出来たり、自分の成長にも繋がります。

そもそも人間にとって「恋をする」事は、人生最大の喜びであり、人生のテーマなのではないでしょうか?

恋をし、愛を育み、そして家族が出来、そしてその中には沢山のドラマが生まれます。

そこで今、片思いをしているあなた。

今あなたにはどんなメリットとデメリットが共存しているのでしょうか?

片思いをするデメリット

片思いは一方的に相手を思い、恋い慕うこと。

相手が自分に対して恋愛感情を抱いていない、一方的な感情の事です。

なのでデメリットと言えば、切ない気持ちに疲れる事から来る症状全般です。

叶わぬ思いに涙し目が腫れたり、考え過ぎて食欲が減ったり、思い悩んで仕事が手につかなくなったり。

眠れぬ夜が続き肌があれ、不規則な睡眠周期から来るホルモンバランスの乱れ、ヤキモチを妬いてイライラし、そんな事が積み重っていくと過度のストレスなどになります。

それが職場なら「気まずくなるから」「仕事に支障がでるから」と、更に逃げの口実ばかりを考える様になります。

そんな事からも「片思いでもいいや」と、彼を好きな自分を肯定したり、どうにか忘れ様と無理したり・・・

とくに自分に自信の無い方が、消極的にこの様な考えになってしまう事が多い様ですね。

確かに誰もが「傷付くのは怖い」です。

好きな人に「拒絶されるのは辛い」です。

人は、そんなに簡単に真剣な片思いに落ちる事はありません。

そんなせっかく芽生えた「恋」という素晴らしい感情に、自ら蓋をするのはとても勿体ない事です。

人は誰かを愛する事で、ますます心の成長が出来ます。

肌荒れも、眠れぬ夜も、恋があなたに与えた試練。

「もっとリラックスしなさい」と告げてくれているんですよ。

考え過ぎても良い事はありません。

何事も、行動せねば得る事は出来ません。

何かが欲しくても、泣いて待つことしか出来ないのは、幼い子供がする事です。

あなたはもう素敵な一人の大人の女性なんですから、胸を張って、自信を持って。

恋するあなたに一番必要なのは、自分に自信を持つ事かもしれません。

自信に満ち溢れた女性ほど、素敵で魅力的な物は無いんですから。

片思いをするメリット

色んな歌の歌詞に、恋する女の子の気持ちを代弁した物がありますが、大体の歌が「キラキラ」「眩しい」「弾ける」「素敵」「綺麗」「かわいらしい」なんて言葉で表現されています。

いつもの景色がバラ色に見えたり、彼を思い出してにやけたり。

たまたまの現象を「今日良い事あるかも!」とポジティブに変換しやすい思考になってしまいます。

でもそれは本当その通りで、恋をすると女性の体内では恋愛ホルモンと呼ばれるエストロゲン、オキシトシン、PEA、セロトニンなど他にも沢山の、通称「恋愛ホルモン」が大量放出されます。

このホルモン類が生成されると、女性の皮膚や髪、身体つき、思考など、全てにおいて相乗効果が出るというから驚きです。

これは心療内科や、美容整形、脳科学、あらゆるジャンルで提唱されています。

片思いの最大のメリットは「今以上に綺麗になれる」って事です。

それをデメリットに飲み込まれて、気付けば疲れてマイナス思考でいたんじゃ勿体ないんです。

そしてその他のメリットといえば、好きな人のためなら「何かしてあげたい」と、善意の心も強く芽生えます。

「この人の為なら」って気持ちがガソリンになって、どこまでもエンジン全開で走れる感じですよね。

そのエネルギーと恋愛ホルモン。

この二つが生まれている事に、片思いに疲れてしまう前に早く気付く事が、恋をして美しくなれる秘訣ですね。

片思いをしているあなたへ

恋愛は全てがタイミングだと思います。

そしてそのタイミングやチャンスを作るのも、生かすのもあなた次第です。

でも緊迫した環境では、良い流れは作れません。

もっとリラックスして、肩の力を抜いて・・・

ちょっと報われぬ恋に疲れた時は、客観的に自分を見つめてみるのも大事です。

彼を好きになって、良かった事って沢山ありませんか?

恋してる時の感情って、普段では絶対味わえない、生まれない感情です。

そんな感情を与えてくれたのが彼で良かったって思えていますか?

素敵な恋は、女性を素敵に輝かせる物です。

あまりにも辛く、悲惨な思いしかしていないという片思いなら、さすがにそれは応援出来ません。

でも、今の気持ちを振り返って「恋して良かった」って言えるのなら、その恋は必ずあなたに何か得る物を与えてくれていますよ。

その気持ちを大切に・・・今のあなたはとても素敵なはずですから。

(lauren rushing/Flickr)