片思いの恋に落ちてしまうのは、何も同年代同士に限ったことではありません。
時に相手がかなり年上だったり、とても年下だったりする運命のイタズラもありますよね。
もしもあなたの片思いの彼が年下の人で、あなたがその恋を続けていく気があるのなら、今回の記事にぜひ目を通してみてください。
年下男性にアプローチする上で気をつけたいことについて書きました。
年下男性との恋愛で一番大切なのは、「年齢にとらわれすぎない」こと!
年下の男性を振り向かせるために忘れてはいけないのが、「相手や自分の年齢に気を取られすぎないようにすること」です。
ちょっと矛盾するように聞こえるかもしれませんが、これはどういう意味かご説明しましょう。
もしもあなたが片思い相手の男性を、年下だと意識しすぎれば、
「デートでは年上の私がリードしなきゃ!」
「年下の男性が気になるような、色っぽい女にならなきゃだめなんだろうか……」
なんて考えすぎてしまい、疲れてしまうことがあるんですね。
あなたが熟女と呼ばれる年齢で、相手が熟女もストライクゾーンの男性……という特殊な状況でもない限り、相手はあなたが年上だということをさして気にしないはずです。
2、3~5歳程度の差ならなおさら。特に2、3歳の年の差(上も下も)というパターンは、日本ではもっとも多い男女カップルの組み合わせなんですよ。
それなのに、あなたが
「私が年上なんだから!」
と気を張りすぎると、相手も面食らってしまうことと思います。それどころか、あなたが年上だからとリードしまくっていては、相手ばかりがあなたに甘える関係になってしまうと男性はどんどん頼りなくなり……結果的に女性側に不満が出てくる、なんてこともあります。
だから、「自分が年上で相手は年下だ」という意識よりも「自分は女で相手は男だ」という意識を強めてアプローチした方がいいでしょう。
ちなみにNG行動は「自分なんてオバサンだから」と彼の前で自虐的になることです! オバサンか魅力的なお姉さんなのかは相手が決めること。
自虐のつもりでそんなことを言っては、自分の価値を下げてしまうので絶対にやめて。
年下男性にあなたの魅力を伝えるためのアプローチ①
では、片思いの年下男性にどうすればあなたの魅力を伝えられるか考え、一つずつ見ていきましょう。
1、女であることを意識してアプローチすること
男女が恋に落ちるのは、年齢差を感じたときではなく男女差を感じたときです。
だからあなたは片思いの彼に、ことさらに年齢差を思い出させる必要はないのです。
あなたの女性らしい外見や中身のしなやかさで勝負することを考えてください。
2、あなたという人間の奥行き、レベルの高さを感じさせ、「今まで出会った女性よりもいい」と思わせて2人の性格の相性の良さを伝える
すべての男性に共通ですが、別に男性は女性の年齢に恋をしているのではありません。
もちろん「若い女性大好き!」な男性もこの世にはいて、それは生物学上正しいことです。だから、年上の男性を振り向かせるときにはこれが大きな武器になることも確かです。

でも長続きする年の差カップルは、お互いの年齢ではなく、性格の相性を大切にしています。
「彼氏(彼女)とはうまくいってないしもうそんなに好きじゃないけど、自分よりも年下で若いから手放したくないなぁ」
なんて言う人がいたとしたら、とても変な感じですよね。これは「恋人との関係がうまくいっていないことに目をつむり、たかが年齢だけにとらわれて相手や自分の人格の問題を無視している」ために違和感があるんですよ。
年齢差に臆するのではなく、彼とあなたの性格の相性がいいことをさりげなく行動で示していきましょう。
年下男性にあなたの魅力を伝えるためのアプローチ②
あなたが年下の片思いの彼と結ばれるためには、相手が「年齢差なんてまったく気にしない。君のことが一人の女性として好きなんだ!」というところまで彼の気持ちを盛り上げる必要があります。
こうした状況に導くには、先ほどの1,2のアプローチに加えて
片思いの相手があなたに気さくに話しかけられる雰囲気を作る(※ツンとしているのではなく笑顔でいることが大事!)
「お互いの精神年齢はあまり変わらないな」と思わせつつ、彼の周りの他の女性にはない価値を提供する(聞き上手、落ち着いている、的確なアドバイスができる、自立している、洗練されている等)
といった心がけが必要になってきます。
このように書くとすごく難しく感じるかもしれません。でも、これらのことは本来、振り向かせたいターゲットが年下かどうかにかかわらず、恋を成就させたい女性全員がやるべきことなのですよ。
ただし、いくら「気さくに話しかけられる雰囲気を作る」とは言ってもあなたが下手に出すぎてしまうと、あなたの価値が下がってしまいます。
あなたは相手の男性にとって特別に価値のある女性を目指してください。

また、彼の周りの他の女性に差を付けるためとはいえ、無理して「しっかり者」になろうとする必要もありません。しっかり者は恋愛シーンでは損をすることが多く、年下の男性との恋愛でも同じだからです。
しかし少しきつい言い方ですが、あなたが彼の周りの他の女性と同じ価値しか提供できないとしたら――あなたが彼に選ばれる理由はないと言うことは忘れないでくださいね。そしてこれも、すべての片思いで共通していることなのです。
最後に――あなたも彼の年齢よりも人格をよく見て認めてあげること
最後に大事なのが、年下の彼の人格をしっかり認めてあげるのを忘れないこと。
もしもあなたと彼がうまくいき、お付き合いすることになれば、あなたは彼のことを少し子供っぽいと感じることもあるかもしれません。
総じて女性の方が精神年齢が上の傾向があるので、ある程度は仕方がないことかもしれません。
しかし、いつまでも少年の心を忘れないことは魅力でもあります。
ですから、あなたが彼と接していく上で「これだから年下の男は!」なんて怒ってしまうようなことがあっても、それとは別に彼の人格を尊重してあげてくださいね(そもそも、相手が年上であっても精神年齢ははこちらが上…なんてこともありますから)。
そして付き合う前に彼をよく見て、彼の年齢に関係なくその人格が、素敵なあなたに見合うかどうかをしっかり判断してください。