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ジュエリーの地金の種類!ゴールド・プラチナ・シルバーにステンレスも?


ジュエリーの地金の種類!ゴールド・プラチナ・シルバー・ステンテス

ジュエリー好きの皆さん、ジュエリーの「地金」にこだわりはありますか?

宝石を用いたジュエリーは、宝石の部分と、それを支える地金の部分でできています。

地金には、金やプラチナなど、さまざまな金属が使われますが、地金の違いによって色だけでなく、輝きや印象すらも変わってくるのです。

今回はジュエリーの地金の世界へとご案内。

ゴールド(金)

ジュエリーでは主流のゴールド。

ゴールドがどうしてジュエリー向きかというと、単に高級品だから好まれるというわけではなく、その柔らかさからです。

柔らかな金属は加工がしやすいので、ジュエリーには最適なんですね。

しかし、柔らかいと身につけているうちに壊れてしまう危険性があります。

そうならないよう、ゴールドを他の金属と合わせて”合金”とし、耐久性を上げるのが通常のやり方です。

よく「純金」や「18金」なんて聞くでしょう?

金は24分率で表すので、24のうちのどれくらいの割合が金なのかを表示しているというわけなんです。

さて、柔らかな金属の耐久性をアップさせるために他の金属を混ぜ込むわけですが、これによって色味も大きく変わるんですね!

以下に混ぜ込んだ金属の種類によって、どの色味になるかまとめました。

イエローゴールド・・・銀と銅を同じくらい混ぜ込む。

ピンクゴールド・・・銀と銅を混ぜ込む。銅の割合が高い。

ホワイトゴールド・・・銀を混ぜ込む。

グリーンゴールド・・・銀を混ぜ込む。銀の割合が高い。

レッドゴールド・・・銀と銅を混ぜ込む。やや銅の割合が高い。

ピンクゴールド、ホワイトゴールドは最近人気なので、よく見かけますね。

さて、この中でホワイトゴールドなどを見て「プラチナと一緒の色じゃん。じゃあプラチナでいいじゃん!」なんておっしゃる方がいます。

ちょっと待った! これが違うんですよね。

詳しくはこの後のプラチナの説明でも述べますが、ゴールドはプラチナと違って柔らかな輝きを持つという特徴があります。

そのため、ホワイトゴールドも柔らかな光を放つんです。

特に日本人の肌の場合は、合金ではあっても、温かみのあるゴールドの光のほうが合う場合も多いです。

また、資産価値を持つプラチナとは違って、合金のゴールドは非常にお手頃価格。

ですので予算や、そのジュエリーに何を求めるのか(単なるファッションリングとしてなのか、それとも資産の一つとしてかなど)によって選ぶようにしたいですね。

プラチナ(白金)

プラチナはゴールドと並ぶジュエリーの地金です。

ジュエリーにしやすい柔らかさと、すり減らないというジュエリー向きの特徴があります。

ただ、こちらもゴールドと同じ事情で、加工しやすいようにパラジウムという金属を混ぜているのが普通です。

世間ではエンゲージリングやマリッジリングを買う時、プラチナかゴールドで悩んだ方も多いでしょうね。

エンゲージリングはもともと「この指輪は資産なので、もし夫が亡くなり、未亡人になってもこれを売却することで食べていける」(!)という、実に現実的な意味があります。

そのため、ゴールドよりも1グラムの価格が高く、希少な地金であるプラチナは、まさにうってつけの地金というわけですね!

でも今の世の中、デザインや自分の肌に合うかどうかのほうを重視して選ぶ方がほとんどだと思います。

プラチナはゴールドの柔らかな光と比べると、硬質でクールな光を放ちます。

基本的には、ゴールドはイエローベースの方、プラチナはブルーベースの方が似合うと言われていますが、もしもそのジュエリーに宝石が使われている場合は、その宝石との相性も大切でしょう。

特に宝石がダイヤモンドの場合は、その冷たい輝きとよくマッチします。

ゴールド、プラチナの輝きの印象をよく知り、賢く選んでいきたいですね。

シルバー(銀)

ゴールドやプラチナが「フォーマルな地金」だとすると、シルバーは「カジュアルな地金」とでも言えそうです。

現在、貴金属の中では産出量が多いため、非常に安く手に入るシルバー。

特に若者向けのアクセサリーショップで多く扱っています。

白い光沢が美しい地金で、加工もしやすくて便利ですが、問題なのは非常に変色しやすい点ですね。

変色しないように工夫することは、シルバーの本来の美しさを損なうことでもあるので、この辺りはなかなか難しいところです。

ただ今ではシルバーのお手入れ用のクロスがリーズナブルに売っているので、それでこまめに拭いてあげればだいぶ変色しなくて済みますよ。

私の友人なんかは「手をかけなきゃいけないシルバーが好き」と言っていたので、なるほどなと思います。

なんでもそうですが、お手入れをするうちに愛着がわいてきますものね。

そんな手入れの手間自体を愛せる人や、カジュアルなデザインのアクセサリーが好きな方におすすめの地金です。

ステンレス

最近出回っているステンレス素材のアクセサリー。

「昔はステンレスのアクセサリーなんてなかった気がする」と思ったあなた、正解です!

ステンレスのジュエリーは非常に硬いため、アクセサリーの地金に使うことは、かつてはできませんでした。

ところが、近年の技術でステンレスに細かに手を加える事が可能になり、かわいいデザインのステンレスアクセサリーが出回ってきているんです。

ステンレスは鉄ベースの合金ですので、厳密に言えば貴金属の地金とは異なります。

もちろん資産価値はゼロ。

それでもこんなに売られているのは、輝きがプラチナに非常に似ていることと、金属アレルギーが出にくいことで人気があるからだと思います。

私はプラチナのジュエリーもステンレスのアクセサリーも両方持っていますが、並べても正直あまり違いがわからないほどです。

「あえて言うならステンレスのほうが光の反射が浅いかな?」というぐらい。

私はどちらがプラチナで、どちらがステンレスか知っているから見分けられるだけで、一般の方が急に見せられてもどちらがどちらか、わからないんじゃないでしょうか。

また、ステンレスは医療用の道具にも使われているくらい、アレルギーが出にくい金属。

おまけにとってもお安いので、学生カップルのペアアクセサリーにも最適。

どのような方にもおすすめできるんです。

ただ、デメリットもあります。

それは先程も言ったとおり、「硬すぎる」こと!

もしも指輪をつけた状態で指先が腫れるなどの緊急事態になった場合、ゴールド・プラチナ・シルバーであれば指輪を切ることができます。

しかしステンレスではそれができません。

ですので、リングではなくネックレスのものを使う、こまめに付け外すなど工夫をしたほうが良さそうです。

最後に

いかがだったでしょうか。

地金の種類や特徴を知り、自分にあったジュエリー選びの参考にしてみてくださいね。


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水嶋英美里

水嶋英美里

ライター。文学系の大学院を修了しており、国語科の教員免許持ち。コラムは根拠のないテクニック紹介にならないよう、「なぜこうすれば結果が得られるのか」といった部分まで踏み込んで書くことが得意。猫と文学とカモミールティーを愛する。