「あの人はとっても美人なのに、なんで彼氏がいないのかな?」
そういう風に思わせてしまう人、あなたの身近にいませんか?
ひょっとして、あなた自身がそのタイプ!?
すごく綺麗なのに、なぜか男性には好かれないとか、だめなタイプばっかりと付き合ってて、恋愛運があまりよくなさそうとか。
もしそうなら、もしかして「モテない美人」かもしれないですよ。
「綺麗なのにモテない美人」を反面教師にし、片思いの相手の前でのNGな行動を学びましょう。
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美人とは記号である!?
「綺麗なのにモテない美人」を考える前に、多くの人がどんな人を「美人」だと認識するのか考えてみましょう。
今まであなたが出会った人の中に「特別可愛いというわけじゃないのになぜかすごくモテる」という人や「よく見ると顔が整っているとは言い難いのに、美人・可愛い扱いを受けている」という人はいませんでしたか?
それには二つの大きな理由があるんです。
1、美人でも可愛いわけでもないが、駆け引きがうまいので異性からはモテる。
2、美人・可愛いわけではないが、「美人を表す記号」をたくさん持っている。
まず1について。
駆け引きのうまさは恋愛関係においてはとても重要です。
しかし、今回の記事ではこのタイプの女性のことは説明を省きます。
駆け引きで男性を振り向かせたいのであれば、以前の記事「特別なオンナ」をご参照くださいませ。
今取り上げたいのは、2の「美人・可愛いわけではないが、『美人を表す記号』をたくさん持っている」女性たちです。
「美人・可愛い」というのを、顔やスタイルのことだと思っている人が多くいます。
それはある意味では正しいです。ですが、それ以上に正しい言い方は「美人とは記号である」ということなんですね。
たとえば、今、あなたが思う「美人」のイメージを思い浮かべてみてください。
なるべく具体的にお願いします。あ、でも芸能人やモデルはだめです。あなたが思う「究極の、隙のない宇宙一の美人」をイメージしてください。
・・・思い浮かべましたか?
その人、どんな人でした?
その人はきっと、
魅力的な瞳で
その瞳を縁取るまつげは天然で長く、
髪の毛は美しく
スタイルは細すぎず太すぎず、胸はしっかりあるのに脚はすらっとしてて、
肌はきめ細かく、
穏やかな口調で、
決してがさつではない振る舞い、
といった感じではないでしょうか?
多少違ったらごめんなさい。
とにかく、思い浮かべたのは、あなたの思う理想の美人像ですよね。
これが美人の記号ってことなんです。
つまりある人が、顔のパーツ的には決して美人ではなくても、美人の記号をたくさん持っていることによって、多くの人は「あの人は美人だ」と勘違いしてしまうんです。
だから、自分を「美人・可愛い」と思わせたいなら、より多くの美人の記号を持てばいいのです。
今私が言っている「美人の記号」とは、あなたの好みとは少しずれているかもしれません。
たとえば、あなたが「私はパンクなファッションが大好きだし、だからパンクのアーティストである○○さんは宇宙一の美人だもん!」と思っていたとしても、私が言っているのは「美人の記号」とは最大公約数なんです。
つまり、より多くの人が「この人は美人だな」と感じる記号のことです。
だから、アーティストの○○ちゃんはきっと本当にすごく綺麗で魅力的なんだろうけど、他の人は「美人の記号」を持ってないと感じるから、結果として悲しいかな、あまり美人扱いされないってことです。
「美人の記号」を多く持つのはあの職業の人たち
では、どういう人が美人の記号を多く持っているのかというのと、以前の記事でも何度か触れているのですが代表的なのは「女子アナ」なんですね。
女子アナは顔のパーツ的にも整っている人が多いですが、それ以上に美人の記号を多く持っているからこそ、美人に見えるんです。
- しっかりとした口調。丁寧な所作。
- 柔らかく、明るいカラーの服。ふわっとした素材。スカート。パンツでもフェミニンなデザイン。
- 短すぎない髪。
- ナチュラルメイク。
特に、「しっかりとした口調」「丁寧な所作」はかなり重要です。
そもそもアナウンサーだから口調はしっかりしていないと困ります。
芸能人ではなくあくまでも社員だから、がさつな振る舞いはできません「クレームがきてしまいます」。
口調と所作がしっかりしていると、それだけでかなり美人度が上がります。それは、口調と所作も「美人の記号」の一つだからです。
男性を引きつける女性の服装の基準は、「それが女性にしか着られないかどうか」です。
たとえば、パステルカラーの服って男性はあまり着ないですよね。
シフォン素材の服なんかもそうです。
だから「男である自分には決して着られないような服を着ている=女性らしい」となるわけです。
これは髪型にも言えます。
短い髪は男性にもできますので、女性にしかできない髪型の方がモテるんです「一応男性の長髪もあるけど、少数派ですよね」。
最後のナチュラルメイクですが、これは「手を加えていないように見えるほうが、美人に感じられる」ってこと。
シミやそばかすを徹底的にファンデーションで隠したり、長すぎるつけまつげを付けたりすると、たとえ仕上がりが自分で見て綺麗であっても、男性からは
「化粧で底上げされた美しさだから、素顔は大したことなさそう」
に思われてしまうのです、残念ながら。女性からしてみるとこれ、かなり悔しいことですよね。
でも幸いなことに、作り込んだナチュラルメイクはあまりばれません。
ぜひ「元からこういう顔なんだよね」って言えるようなナチュラルメイク「自然に見えるだけで、実はバッチリメイク」を修得しましょう。
さて、美人の記号についての話を長々としてきましたが、ご理解いただけましたでしょうか。
ここからは肝心の、「モテない美人」についてです。
結論から言うと、「モテない美人」とは、顔は綺麗なのに「美人の記号」をあまり持っていない人たちのこと。
せっかく「顔が綺麗」「スタイルがいい」などといった切り札を持って生まれたのに、それを自分自身で打ち破ってしまっているんです。
たとえば以下のような行動で。
- 自分から笑いを積極的に取りに行く。
- 自虐する。
- 下ネタが多い。
- モテない自慢。
- 不幸な恋愛自慢。
- がはは笑い。振る舞いががさつ。大声。早口。
- 服がモノトーンばかりだったり、おしゃれに興味がない。
こんな風に、先ほどあなたが思い浮かべた「究極の美人」なら決してやらないようなこと・真逆の行動をとってしまっているのが、モテない美人です。
上記のようなモテない美人の特徴は、悪いことではありません。むしろかなり個性的で、人に好かれる場合も多いでしょう。
しかし、それはあくまで”友人として”!
それに、美人がお笑いに走ると、周囲は最初どう反応したらいいかわからなかったり、痛々しい印象を与えてしまうことすらあるのです。
このキャラだと片思いの相手から「あいつは面白いけど、恋愛対象ではないな」「妹的存在」とか言われてしまうのがオチです。
ですから、もしもあなたに身に覚えがあり、片思いの男性に振り向いてほしいなら、こういった行動「ブスの記号」は今日限り封印しましょう。
また、上記のような「モテない美人」すなわち、「ブスの記号を発信してしまう美人」も、おそらく好きでそうなってしまったのではありません。
美人で目立つ故に、女性同士のコミュニティから排除されないための処世術であるのかも。
でももう大丈夫です。
これを読んでいるあなたは美人ですから、美人の記号を遠慮なくどんどん発信していくべきなのです。
もし、そんなことをしてあなたが同性から悪口を言われたら? そうしたら、その人の姿を目に焼き付けてください。
それが、あなたが絶対になってはいけない反面教師の「ブス」という生き物です。
最後に
いかがでしたか。
美人とは顔かたちだけではなく、キャラや振る舞いも含まれます。
逆に、顔かたちが普通でも、キャラ・振る舞い・服装を「美人の記号」にチェンジすれば、美人に認定されるようになるのです。
片思いの相手を振り向かせたいなら、今日から「ブスの記号」を捨てて、「美人の記号」を手に入れましょう。