包容力のある人の特徴とは?包容力を磨いて恋愛上手に

包容力のある人の特徴とは-01

「包容力のある男性がタイプ」

「包容力のある人はモテる!」

などといったことをよく聞きます。どうやら包容力のある人は恋愛面で有利というのは確かみたい。しかし、ここで言う「包容力がある」って一体どういう意味なんでしょう?

今回は包容力の意味から、包容力のある人の特徴までをご紹介します。

最後には包容力のある人を見抜く大切さについても書いています。ぜひ私たちも包容力のある女性になりましょう!

包容力ってなに?――ミスや欠点ごと相手を受け止める力

「包容力」という言葉はよく聞くものの、実際説明しろと言われて上手にできる人は少ないかもしれませんね。

包容力とは、「相手の欠点やミスなども受け止め、包み込むこと。その心の広さ」などを指します。

たとえば、恋人など誰かがミスをした時にそれを責め立てるのは包容力がないと言えますし、逆に責めずに受け止めるのは包容力があると言えますね。「器が大きい人」という表現も包容力のある人という意味になるかと思います。

女性が理想の男性像として「包容力のある人」などと言うことがありますが、何も男性ばかりに求められる能力ではなく、女性にも備わっているべき能力です。

具体例で見る包容力のある人、ない人

包容力が無い人と一緒にいると、

「ミスをしたら責められる・怒られる」

「欠点を指摘される」

ということをされてしまうため、居心地が悪くなってしまい、関係も悪化します。

そこで相手と仲良くなるには、包容力を身につけることが大切になってくるのですね。

あなたが恋愛をうまくいかせるためには、あなたがこの後ご紹介する「包容力のある人の特徴」を獲得し、包容力のある女性になればいいのです。

以下の2つの例だと、明らかに例1のA子のほうが恋愛面で男性から好感度の高い女性となります。

例1、包容力のある彼女A子
彼氏「ごめん、明日のデート、急に仕事が入って無理になった……」
彼女A子「そうなんだ、残念だけど仕方が無いね。お仕事がんばって!」
→相手のミスを受け止め、励ます

例2、包容力のない彼女B子
彼氏「ごめん、明日のデート、急に仕事が入って無理になった……」
彼女A子「前から約束してたのに、破ったね! ふざけんな!(カリカリ)」
→相手のミスを受け止められず、むしろ責める

包容力のある人の特徴5つ

1、怒らない・許す

包容力のある人は、相手がミスをしたり、欠点をさらしたりしてもそのことで怒りません。

ミスや欠点を受け止めて許し、「それらが直せるものなのかどうか、直せないとしたら今後どうしていったらいいのか」を一緒に考えてくれるのです。

もちろん、場合によっては厳しい態度に出ることもあるかもしれませんが、すぐにカッとなって怒鳴るなどはまずあり得ないでしょう。

2、サポートに回れる

包容力のある人は、その人自身が優秀な人であっても、サポートに回ることも上手です。

サポートに回ることで、より良い成果が出ること・相手の居心地も良くなることを知っているからですね。

特に恋愛では、「俺を立ててサポートしてくれる優しい女性」というのはポイントの高い存在です。

3、聞き役が上手

相手の話をよく聞くことができるのも、包容力のある人の特徴の一つ。

サポート役に回れることと同様に、自分が聞き役になることで相手の心の負担が軽くなるのをわかっているからです。

聞き役に徹し、相手の話に共感して仲良くなれます。もちろん、意見を求められれば話すこともできますが、でしゃばりはしません。

4、束縛・詮索しない

恋人や仲の良い友人に対して束縛や詮索をするのは、心のゆとりがない人がやること。

心のゆとりがないと相手の非に敏感になり、束縛や詮索をすることで「自分を優先してよ!」というメッセージを送っているのです。

「包容力のある人=心にゆとりのある人」なので、誰に対しても束縛や詮索はせず、嫌な思いをさせません。

そりゃあ、恋愛シーンであれば多少のやきもちを焼いてしまうことなどはあるかもしれませんが、それが大問題に発展することはありません。

5、人の短所をあえて指摘しない・悪口を言わない

誰しも長所と短所があるもの。他人の短所が目に付いてしまうこともありますよね。

ですが、包容力のある人は、その短所をあえて指摘しませんし、悪口も言いません。

短所を指摘したところで、相手の短所が直ることは少なく、むしろ相手との関係を悪化させてしまう可能性の方が高いからです。

包容力のある人は、長所に目を向けてそこを褒めた方が今後の関係が良くなると、意識的にか無意識的にかわかっているのです。

また、実は「長所と短所は同じものだった」ということもよくあります。

たとえば、

おおざっぱ(短所)→おおらか(長所)

自分勝手(短所)→人に左右されない(長所)

などなど。

短所を指摘するのではなく、それが転じてどのような長所になるかと考えることができれば、包容力が身についていくでしょう。

包容力のある人の特徴は以上のとおりですが、これらの前提となっているのが

「『私』の気持ちはひとまずおき、『相手との関係』を優先して考えている」

ということです。

自分が「こうしてほしい!」という希望があったとしても、その希望を通した結果、相手との関係が壊れてしまうのであれば希望を引っ込めることができるのですね。

そして相手に「一緒にいて安心できる人だなぁ」と思わせ、安定した関係が築けるのです。

最後に――包容力がある人かどうかを見抜くことも大切

包容力がある人の特徴5つ、いかがでしたか。

私たち自身が包容力を身につけることはもちろんですが、付き合う人たちの方にも包容力があるかどうか、見抜いていくこともまた大切です。

一方がいくら包容力のある人でも、もう一方が包容力のかけらもない場合、包容力のある人ばかりが我慢をする結果となってしまうからですね。

例3、包容力のある彼女A子と包容力のないC男
彼氏C男「ごめん、明日のデート、急に仕事が入って無理になった……」
彼女A子「そうなんだ、残念だけど仕方が無いね。お仕事がんばって!」
~別の日~
彼氏C男「ごめん、明日のデートも仕事でダメだわ!」
彼女A子「(え~そんなぁ)わかった、お仕事がんばってね」
彼氏C男「夜夕飯だけ作りに俺の家に来て! それで2人で食べよう」
彼女A子「……(それじゃあ私は家政婦では?)」
彼氏C男「なんだよ黙り込んで。なんか不満なのかよ!?(カリカリ)」
彼女A子「う、うん。わかった、行くよ……」

例3のようなことになってしまっては、A子自身はいい子なのに幸せになれそうもないですよね。

お互いに包容力があってこそ、いい関係が成り立つということを忘れないようにして、恋人も友人も選びたいものです。「なにかおかしいな?」と思ったら、自分に不平等な関係になっていないか、よく振り返るようにしてみてくださいね。

また、包容力は恋愛シーンで異性を惹きつけて好感度を上げる魅力となりますが、あくまでも魅力のうちの一つと言うことにすぎません。

恋愛をうまくいかせるには、フェミニンさやビジュアルの美しさといった要素もとても重要なので、それらを合わせて磨き上げることを忘れないようにしましょう。

またこれらのことは友人関係でも同じです。平等な関係のはずの友人同士なのに、なぜかあなた1人が我慢をする形になっていたら、相手の包容力についてちょっと観察してみましょう。