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付き合う男性を条件だけで決めてもいいの?


付き合う男性を条件だけで決めてもいいの?

あなたにもきっと、好みの男性のタイプってあるでしょう。

それってどんな人でしょうか。イケメン? 背が高い? 年齡が近い? 高収入? 性格?

こういった「どんなタイプの人が好きか」ということを、簡単に並べたものを「条件」という風に呼びますよね。

あなたの望む条件にそのまま当てはまる人が、あなたの好みのタイプのど真ん中! ということになりますよね。

では、あなたの条件ど真ん中の男性がいた場合、あなたは絶対にその相手と付き合うべきなのでしょうか? それ以外のことはまったく考えなくていいの?

今回はあなたが男性の、条件以外の部分をよく見ることの大切さを書いた記事です。

あなたの好みのタイプ(条件)の人が目の前に現れても、好きになれるかはわからない

もしもあなたの好みのタイプが、「イケメンで面白い人」だったとしましょう。

あなたのそのタイプを聞いて、あなたの友人がまさに「イケメンで面白い人」を紹介してきてくれたとします。

しかし、あなたが実際にその人のことを好きになれるかは、別問題ですよね?

「確かに、彼はイケメンだし面白い人だけど、『私の好みの顔』ではない……」

とか

「イケメンだし面白い人だけど、なんとなく会話のリズムが合わない……」

とか

「イケメンだし面白い人だけど、ガサツすぎる部分がどうしても嫌い……」

とかいうことが普通に起きるからです。

逆に、「全然イケメンでもないし、別に面白い人というわけでもないけど、イイヤツだから会ってみてよ!」と言われて会うだけ会ったら、あなたのほうがその彼の魅力に惹かれて大好きになってしまう、ということも起こります。

つまりどういうことかというと。

あなたがいくら「好きになれそうな人の条件」を並べたところで、それは実は絶対に正しいというものではなく、実際に二人で時間を過ごしてみないとわからない相性のようなものが存在するということです!(これについては後で詳しく述べます)

別の言い方をすれば、「イケメンで面白い人が好き」というのは自分で思っていただけで、実はそれよりも「頭の良さ」を重視していたなど、あなたの新たな価値観が明らかになったということでもあります。

もしもあなたの好みのタイプ通りの人との出会いがあっても、実際にデートしてしまうと「なんかピンとこないな?」と思ってしまう体験を何度もしているのなら、あなたの「頭のなかで思っている好みのタイプ」と、「実際の好みのタイプ」が違っているのかもしれません。

あなたが「恋したいな」と思っていて、友人に紹介を頼む場合は、なるべく「実際の好みのタイプ」をはっきりさせた状態にしておきましょう。

そうしないと、「なんだかしっくりきてないけど、紹介だから友人の顔を潰せないし……」などとグズグズしてしまったり、本当に180度好みではないタイプの人を紹介されてしまう、なんてことになってしまうかも。

紹介された相手が好みのタイプじゃない場合、いい男を見る目を養う練習としてその男性のことを見るといいですよ。

(参照「いい男を見る目を養うために恋愛経験値を上げる方法、伝授します」)

条件を並べただけでは、その人の本当の人柄がどんなものなのかわからない

付き合う男性を条件だけで決めようとすると、ちょっとおかしなことになってしまうことがあります。

男性のプロフィールだけ聞いても、相手の実際の人柄はわかりませんからね。

ここに世界的に有名なジョークがありますので、これを例にして考えてみましょう。


今、まさに大統領選挙が行われようとしていて、あなたの一票で決着がつきます。

立候補者は3人で、それぞれのプロフィールは以下の通り。

候補者A→何人かの悪名高き政治家と付き合いがあり、さらに占星術に凝っている。また愛人も持っており、アヘン(麻薬の一種)の常飲者でもあって、毎日8杯から10杯のマティーニを飲む。

候補者B→過去に二度ほど解雇歴があり、昼ごろまで寝ている生活をしていた。大学時代にはアヘンを吸引し、その上毎晩ウイスキーで晩酌をしていたという酒好き。

候補者C→戦争で功績を立てた英雄であり、菜食主義者であってたばこも吸わない。たまにビールを少し飲むだけである。愛人もおらず、浮いた噂はない


このプロフィールを読んだだけでは、候補者Cに投票する人が多いと思います。

が、実は種明かしをすると候補者Cのプロフィールはあの最凶の独裁者とも言われたナチスのアドルフ・ヒトラーのものなのです。

ちなみに候補者Aはフランクリン・ルーズベルト、Bはウィンストン・チャーチルのプロフィールでした。

このように、一見いい条件であるように見える人であっても、まったく別の悪い面を持っていたり、角度を変えると、良いと思っていた長所がむしろ短所であったなどということもあるのです。もちろん逆のこともあります。

「イケメンで性格も良くて、堅実な性格の人だよ!」

という評価の男性であっても、実際に付き合ってみたら、「イケメンで性格も良い(→外面は良いけど彼女には冷たくて)、堅実(→ものすごいケチ)」な人だった……なんて残念なこともあり得ます。

「条件にこだわりすぎると、別の大切な部分を見逃して失敗しかねない」ということなのですね。

ネットでの出会いでも友人の紹介でも、男性の「条件以外の部分」が大事!

インターネットの発達もあり、男女の出会いの形は変わってきています。

たとえば、恋活アプリなどもその1つ。

欧米ではオンラインデートと言って、男女の出会いの形として一般的になっていますが、それが日本でも当たり前になってきているんですね(日本では10組に1組がインターネットの出会いがきっかけで交際に至っている、というデータもあります)。

そういったアプリでは、年齡や住んでいる場所から「条件を絞って検索して」新たな出会いを簡単に探すことができます。

しかし、恋愛は条件とするのではなく、生身の人間とするものです。

もしもあなたの条件ピッタリの人が見つかったとしても、条件に書かれていない部分のこと(冷暖房は何度くらいが好みなのか。子供の頃はどんな夢を持っていたのか。店員さんへの態度はどうなのか。家に花を飾ることについてはどう思っているのか。などなどいっぱい!)は全然わかりません。

このことはインターネットでの出会いだけではなく、友人の紹介などでも同じですよね。

しかし忘れてはならないのは、実際にお付き合いをするとなると、そうした条件に書かれていない部分・友人が説明しなかったささいな部分のほうが、いっしょに過ごす時間の大半を占めるということ!

もちろん、誰しも譲れない条件はあるでしょう。

しかしあまりにもたくさんの厳しい条件を掲げてこだわりすぎれば、自分の身動きが取れなくなってしまいます。

あなたが、あなたの実際の好みの男性のタイプ(条件)を明らかにし、そういう男性のいそうな場所に積極的に出かけることは大事です。

でもそれとは別に、条件以外の部分だって同じくらいに大切だ、ということを憶えておきましょう。条件以外の部分は、2人でじっくり時間を過ごさない限りはわかりませんから、焦らずに観察してくださいね。

最後に

今回のまとめです。

  • あなたが思う「好きな人のタイプ=条件」の男性が仮に現れたとしても、あなたがその人のことを好きになれるかは別問題である。それは、条件以外の部分にも、相手との相性があるから。

  • 単に男性のプロフィールを見ただけでは、その人の人柄はわからないものである。そう、アドルフ・ヒトラーのように。

  • あなたの「好きな人のタイプ=条件」を明らかにしておくことは大切だが、それにこだわりすぎると条件以外の部分に目が行かずに、失敗してしまうことがあるので気をつけること。

  • 今はインターネットでも気軽に恋活ができる時代なので、「相手の条件で検索する」という発想になりがち。しかし条件以外のささいな部分のやりとりこそ、いっしょに過ごす時間の大半を占めるということを忘れずに、よく観察して相手を選ぶこと。

あなたの掲げた条件にピッタリの人は、確かにあなたの好みのタイプのど真ん中かもしれません。

もしもお付き合いすることになったら、すごく幸せなことですよね。

しかし、あなたが思ってもみなかった、条件以外のささいな部分にも、相手との相性はあるのです。

それらをすべてひっくるめて、「この人だ!」と思える人が、あなたにとっての大切な人に違いありません。

ちなみに、以上のことは恋活でも、婚活でも言えますね。

わたしたち女性が生身の人間であることと同じく、男性たちも生身の人間。

「条件! 条件!」と気を取られるのではなく、もっと広い意味での人柄を見るように心がけたいものですね。


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水嶋英美里

水嶋英美里

ライター。文学系の大学院を修了しており、国語科の教員免許持ち。コラムは根拠のないテクニック紹介にならないよう、「なぜこうすれば結果が得られるのか」といった部分まで踏み込んで書くことが得意。猫と文学とカモミールティーを愛する。